ママの笑顔は家族のおひさま
親子の心のねっこを育てる
おうち幼稚園の先生
竹下 まきです。
⑤お箸持ちたければ○○を使って!
最近自分でスプーンを使って
食べることが増えてきた
次女こっちゃん(1歳1ヶ月)
まだまだ偶然のようなたまーにですが、
しっかりすくって食べられるようになりました^^
実はこのスプーンが今日の話の
キーポイント☆なんです!
それでは今日のお話、スタート!!!
有難いことに好評頂たいている
「お箸マスターへのロードマップ」
シリーズも今日で5回目、
ついに次でラストとなりました^^
今回と次回は遊びよりもさらに!
お箸を持つための
手段として具体的な方法
をお伝えしますよ〜!
お箸で納豆をぬいぐるみに食べさせる。笑
前回は普段している遊びの中で
お箸を持つ力も育てることができるんだよー!
というお話をお伝えいたしました。
まだ読まれていないという方はクリックして
こちらからお読みください^^
今日お伝えしたいのは
実際に使う道具!
なんです!!!
お気付きですか??
そう!お箸マスターへ導くために
子どもに使わせるのは
お箸ではありません!!!
スプーンなんです!!!
驚きですよね^^
実は今までお伝えしてきたことって
わたしが幼稚園で働いていた時に
作業療法士の先生から教えていただいた
ことなんです^^
当時わたしのクラスに
(4歳児の担任をしていました)
ある男の子がいました。
彼はいつもニコニコしていて
泣き虫だけど、なんにでも挑戦する
気持ちのある子でした。
ただ指の力すごく弱くて、
手先も不器用な子だったんです。
握力もなかったので、
絵を描いてもひょろひょろ〜
とした線で絵を描いていました。
だけど彼はいつでも
どんな活動も楽しんでいました^^
絵を描くときもヒョロヒョロ〜とした
薄い線でしたが自分なりの
ストーリーをもって描いていましたし、
はさみだって時間がかかっても
頑張って取り組んでいました。
だけどお箸に関してはとにかく
意欲がなかったんです。
彼のママはお箸を持ってほしい
だからお弁当には練習箸しか
入っていませんでした。
だけど本人はスプーンがいい
だって練習箸はうまく持てないから・・・
すごく時間がかかって遊ぶ時間もなくなる・・・
彼とママのその思いの差が
彼の意欲や自信の低下に
つながっていたんだと思います。
担任として彼のためにも
お箸は一旦置いておいて
スプーンに戻すことを本当は
彼のママに進めるべきでした。
だけど当時は先生になって2年目。
まだまだ未熟者教師のわたしは
ママの意思に反することを
提案するということができませんでした。
そんな時に作業療法士の先生に
お話を聞く機会をいただき、
いろいろと教えていただくことができたんです!
そこで教えていただいたのが
//
お箸を使いたかったら
スプーンの使いを
上達することがキーポイント!
\\
ということでした!
ママたちはスプーンの持ち方が
どのような順番で進んでいくかご存知ですか?
実はこんな流れで進んでいくんです!
そして
3STEPある中の3番目
えんぴつ握りの持ち方
この持ち方がお箸マスターになる
ポイントなんです!
このえんぴつ握りの持ち方は
文字の通り
鉛筆の持ち方と同じ。
と言うことは??
実はお箸の持ち方とも
同じなんです!
今手元にペンやお箸がある方は
実際に試してみてください^^笑
だから、簡単に言うと
スプーンの鉛筆握りをマスターすれば
お箸も持てるようになるんです!!!
驚きですが、これが
お箸マスターへの1番の近道
だったんです!
イヤイヤ。笑
まきさん待って。笑
そんなわけないやん。笑
ってお思いですか?
わたしも同じように思っていましたよ!笑
だけど先生のおっしゃった言葉を信じて
彼のママにも勇気を出して
「1度スプーンだけにしてみましょう!
彼のできる力を信じてみましょう!」
とお伝えして練習箸は中止。
家でもお家でもスプーン一択
にしてもらいました!
勿論そんなにすぐ成果が
出たわけではありません。
だけど4ヶ月後には練習箸ではなく
普通のお箸が使えるようになりました!
「先生!今日はお箸持ってきたよ!」
と朝行ってくれた笑顔は最高でした。
あぁ、今思い出しても泣けてくるううぅぅぅ涙
つい思い出話に花が咲いてしまいました。
失礼いたしましたm(__)m
そんな彼がスプーンを使うにあたって
作業療法士の先生に言われて
気をつけてもらっていた点が
2つあるんです!
その2つを次回
お箸マスターへのロードマップの最終回
としてお伝えさせていただきますね♡
楽しみにお待ちくださいね^^
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