​世界中の誰もが
好きな時に美味しい紅茶を
ゆったりと安心して飲めるような
そんな平和な世界になりますように
心から祈っています




雨は降らず曇り空の蒸し暑い一日でした。

午後から少し日差しもあったりして、部屋の中に干していた洗濯物を出したりしてバタバタしていたお仕事休みの日…。

なんとか洗濯物も乾いてやれやれです^^;

お仕事の日だったらずっと部屋干しで乾いてなかったかもしれないな〜。


夜になってほんの少しだけ涼しくなった気がします。

…気がするだけか???


明日も今日と同じようなお天気だとか。

明日はお仕事あるので部屋干しだな…。



ちょっと涼しくなってきたから、というわけではないですが、食後のティータイムはこちらをホットで淹れました♪



熊本県にある岩永製茶園さんの和紅茶、『雲海 First Flush』です。

こちらの和紅茶は昨年冬に開催された地紅茶サミット in ぎふで購入した紅茶です。



岩永製茶園さんは、昨年2023年の国産紅茶グランプリのチャレンジ部門で審査委員長特別賞を受賞したり、イギリスのお茶品評会・ザ リーフィーズ2022で優秀賞を獲得したり、国内外でその素晴らしさを認められた紅茶を作られる茶園さんです♪


地紅茶サミットではこの『雲海』と、こちらの和紅茶と、あともう1種類(コレはまたそのうちレポ予定…)を購入しました(^^)


岩永製茶園 岩永1号(在来種)




今回はこちらの『雲海』という品種の茶葉です。

いろいろググってみると、『雲海』という品種は釜炒り茶向きの茶葉のようです。

昭和45年に開発されたわりと古めの品種で、普及率は低く比較的珍しい品種なんだとか。


そんな釜炒り茶向きの品種を紅茶にしてしまう…さすがは岩永さん!

地紅茶サミットの岩永さんのブースでも、本当にいろいろな品種の紅茶が並んでいて、購入する紅茶を決めるのにかなり悩みました…^^;

その他の茶園さんでもいろいろ買っちゃってたからね…3種類に絞るのがやっとでしたよ(…絞った…か???)。

他の品種も是非飲んでみたいですね♪



さて、そんな『雲海』のファーストフラッシュ。

茶葉はこんな感じです〜☆



かなり長めの茶葉です!

そういえば岩永1号の茶葉も長かった。

岩永さんのこだわりなのかな???



あまりの大ぶり具合に思わず手に取って写真を撮ってみました☆


大きくて黒々した重厚感すら感じられる茶葉。

ファーストフラッシュ…っぽくはないかも?


はてさてお味はどんなでしょう…???



淹れると明るくて透明感溢れる薄めのオレンジ色です。

ネパールのファーストフラッシュみたいな水色。


飲んでみると…?


ふわぁぁぁ!!! フルーティー!!!

華やかで軽い甘さが印象的です!

茶葉の重厚感からは想像もつかない!!!


後味に少し香ばしいコクとほんのり渋みが残りますが、それがまた心地良い余韻…。

ああ、優しい紅茶っていう雰囲気…好き。



う〜ん、お茶菓子…コレは和菓子だなぁ。

和紅茶には和菓子を合わせたくなっちゃいますね。

でも敢えて洋菓子を合わせるなら、フルーツゼリーとかフルーツタルトとか、さっぱりした口当たりのものが良さそう。

こっくりした粉物の焼き菓子系は合わなくはないだろうけど、ベストではないかもなぁ。

あ、プリンとかシュークリーム、エクレアは合いそうかも。

なんか今の季節だからか、軽いひんやりスイーツが合う気がします(^^)



実はこの『雲海』を、先日アイスティーにしてみたんです。

写真はないのですが、アイスティーもスッキリしていてとても美味しかったです♪

写真撮っておけば良かったなぁ。

アイスティーの『雲海』とひんやりスイーツとか良さそう…☆



紅茶レポ290回目、「和紅茶」カテゴリ32種類目でした〜(^^)





*****



ここまで読んでいただきましてありがとうございます♪

こんな記事を書いているすずまきってどんな人?…と気になった方はこちらもどうぞ(^^)



『その6』までありますが…お暇な時に紅茶飲みながら是非〜☆





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一昨日梅雨入りした東海地方。

今日は朝からわりとしっかり雨でした。

この2日間で東北まで一気に梅雨入りしましたね。

まるで遅れを取り戻すかのように^^;


これからしばらく洗濯物部屋干しの日々が続くかと思うと、ちょっと気が滅入りますが…雨が少ないのもそれはそれで困るのでね…。

梅雨明けまでの期間、どうにか雨も楽しめたらと思います。



さて、話は本題に入りまして。


先日InstagramにUPいたしました『本と紅茶と。30』、もうご覧いただけましたか〜?

このブログにもいつものようにこんな感じで書かせていただきました♪



今日はこの『本と紅茶と。30』に登場しました、FAUCHONさんの『THE VERT BISOU BISOU』の紅茶レポを書きたいと思います〜☆



こちら、紅茶ではなくて緑茶のフレーバードティーです。

なので正確には紅茶レポではなくて緑茶レポですね^^;


先のブログ記事にも書いたのですが、この『BISOU BISOU』はお友達からの京都のお土産でした。

京都旅行の際、フォションホテル京都でアフタヌーンティーをしてきたそうです(^^)

で、そこでオススメされたのが『BISOU BISOU』だったとか。


元々『BISOU BISOU』はフォションのケーキで、くちびるの形をした真っ赤なケーキ!

ライチのムースにフランボワーズのジュレとか、アップルティーを使ったホワイトチョコとアップル&ジンジャーゼリーとか、季節によっていろんなフレーバーのケーキが出ていたみたいです。

今は(というか5月24日のフォションホテル京都のInstagram情報によると)ミントのムースにいちごのジュレのケーキを出しているようですよ〜(^^)


ケーキのお話はさておき。


お友達からは「唐辛子フレーバーなんだって〜!」と聞いていたのですが、どんな感じなのかあまり想像もできなくて、いただいてわりとすぐに淹れてみました。

飲んでみて…


…っっっ???!!!Σ('◉⌓◉’)


…と正直衝撃しかありませんでした。

でも不思議なコトになんだろう…クセになる…かも???


でもしばらくもう一度淹れて飲むのを躊躇してしまっていました…^^;



それから約2ヶ月。

『本と紅茶と。30』でご紹介した朝井リョウ先生の『正欲』を読み進めていた頃。


…この作品に合わせる紅茶…どーする…???


ラストが近くなるにつれて、困りはじめます^^;

果たしてどんな紅茶を合わせればいいのやら…。

それほど衝撃的で、でもどんどん引き込まれていく、感情を揺さぶられる作品で。

本気で今回は『本と紅茶と。』にするのを見送ろうかとも思いました。


が。


この衝撃は…あのお茶を飲んだ時の衝撃と、ちょっと似ているかもしれない。


思い出したお茶…それが『BISOU BISOU』でした。




…前置きが長くなりましたね。

そんな衝撃的なフレーバード緑茶、『BISOU BISOU』のレポでございます☆



封を開けるとメッシュ素材の平べったいタイプのティーバッグです。

中国緑茶がベースで、写真ではわかりにくいですがコーンフラワー(矢車菊)の花びらが入っていて華やか♪

見た目は普通…というかわりとよくあるフレーバード緑茶といった印象。

ふんわりいちごの甘酸っぱい香りがしています。



淹れてみると…うん、これも予想していた通りの中国緑茶の水色。

この時点でもいちごの香りと、少しミントの香りもするかな…? といった感じで、まぁまぁ想定内。


ですが飲んでみると…「…っっっ???!!!Σ('◉⌓◉’)」なのです!


まず最初にくるのはミントと緑茶。

スーッとしたあのミントの感じと、緑茶の渋み。


問題、というか衝撃はそのあとです。

そのひと口を喉に通すと衝撃がやってきます!


唐辛子キターーーーー!!!!!


喉? 舌? がヒリヒリ、チリチリ!!!

とにかく唐辛子のあの刺激、辛さが襲いかかってきます!!!

こんなの緑茶の…飲み物の刺激じゃないよ!

…わたしが唐辛子の刺激に弱いだけなのかもしれませんが…(>_<)


でもその刺激が治まると、後味はふわぁっと甘酸っぱいストロベリー…。

めちゃくちゃ強炭酸のシャンパンみたい。


後味がそんな感じなので、また次のひと口飲んでしまいます。

ミント緑茶…うおぉ唐辛子ィィ〜!!!…ストロベリー…情緒不安定になるわ!!!

でも不思議とそれがバランス良く成立してしまっていて…クセになる。



うう〜ん、とても悩ましいフレーバード緑茶。

こんなのお茶請け何が合うだろう…とか考える余裕ないです^^;

この『BISOU BISOU』だけてもう手いっぱいというか…これだけで完結している気がします…。


『正欲』と『BISOU BISOU』。

この組み合わせを思いつくことができて良かったなぁ、と我ながら思います^^;

しかしほんと悩ましい第30回目でした…。



『BISOU BISOU』、いただいたティーバッグがあとひとつ残っているので、さてどのタイミングで飲もうかな…?


悩ましい緑茶をくださったNちゃん、ありがとうね〜♪( ´▽`)



紅茶レポ289回目、「その他フレーバード」カテゴリ18種類目でした〜☆




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ここまで読んでいただきましてありがとうございます♪

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いよいよ東海地方も明日明後日くらいには梅雨入りか、なんて言われています。
今年は例年に比べて梅雨入りかなり遅れていますね〜。
ていうか明日は夏至ですってよ!!!
梅雨入りしてない夏至なんて、かなり珍しいのではないですか???
沖縄は今日梅雨明け?!!
なんだか日本列島どうなっているのかよくわかりませんね…^^;


さてさて、昨夜Instagramに『本と紅茶と。30』をUPいたしました〜♪

既にチェックしてくださったみなさま、ありがとうございます(^^)

記念すべき第30回目です!!!



今回の本は、朝井リョウ先生の『正欲』。

2022年の本屋大賞第4位の作品です。

それに考えて考えて、悩んで悩んで…の末にフォションのフレーバード緑茶、『THE VERT BISOU BISOU』を合わせました。


これがほんっ…とに難しくって!!!

30回目にして一番難しかったです。

とんでもない作品選んじゃったかな…読むだけ読んで『本と紅茶と。』を書くのを諦めちゃおうかと思ったくらい(>_<)


いや、作品はとても面白かったしとても考えさせられるもので、読んで良かったと思いました。

朝井リョウ先生の作品は読むの初めてだったのですが、岐阜県出身ということで少なからず親近感(?)は持っていました。

この作品にも岐阜県関市がチラッと出てきたりしましたね(^^)


それはともかく、紅茶何にしよう…と悩んでいた時に思い出したのが、少し前にお友達からいただいたフォションのこのフレーバード緑茶。



フォションホテル京都の限定?フレーバーだとか。

お友達がフォションホテル京都でアフタヌーンティーをしてきたらしく、そのお土産でいただきました♪

「唐辛子のフレーバーなんだって☆」とお友達からは聞いていましたが、実際に淹れて飲んでみてびっくりしました!!!

また後日改めてレポを書くつもりでいるので、あまり詳しくは書きませんが、最初ミントがスーッときて、喉越しは唐辛子のヒリヒリ、チリチリ感が半端なく、それが過ぎ去ったらベリーの香りが…という初体験過ぎるフレーバー!!!


見た目は普通のフレーバード緑茶…なのに思いもかけない衝撃的な味…。

そんな衝撃が、本作の夏月や佳道、大也とリンクするような気がしました。


ネタバレしたくないのであまり詳しくは書けませんが、夏月、佳道、大也はいわゆる性的マイノリティ(…といってもおおよそ想像できるマイノリティ具合ではないのですが)で、普段はなるべく目立たず普通の会社員、大学生として息を潜めるようにして生きています。

この『BISOU BISOU』も、封を開けて淹れて飲むまでは、普通のフレーバード緑茶にしか見えません。

…そんなこじつけだけで、コレに決めました。

まぁいつもこじつけっちゃぁこじつけで成り立っている企画なのですが…^^;


この作品は本当に読む人読む人で印象がすごく変わったりするんだろうな、と思います。

登場人物の誰の立場が一番自分に近いか、あるいはどの人にも寄り添えないか、10人いたら10通りの感想が出てくるんじゃないかな。

でもそこに『正解』も『正しい』も何もなくて、全て『正解』だし全て『正しい』し、すべて『不正解』だし全て『間違っている』。

立場によって、人によって、千差万別。

だって人間みんな違ってて当たり前だから。


しかしこの世の中にはどうしても『多数派』と『少数派』が存在して、たいていは『多数派』が『正しい』ということになっている。

自分が『多数派』側だと『安心』できる世の中だけど、『少数派』側には一気に住みにくい世界になってしまう。


夏月たちは性的嗜好において『少数派』で生きにくいのですが、これって性的嗜好に関してだけでないですよね。

何においても『多数派』と『少数派』っていうのはどうしても生まれてしまう。

わたし自身も「子どものいない既婚女性」とか「不妊治療したけど授からなかった子なし主婦」とか、他にも細かいことをあげればキリがないけど、『少数派』で「生きにくいなぁ…」と思ってしまうことが少なからずあります。

疎外感、孤独…夏月たちには比べものにならないとは思いますが、共感できなくはない。

…なんて言ったら大也に八重子と同じ扱いをされてしまうかもね。


人は多かれ少なかれ、何かにおいて『少数派』という孤独を感じる場面があるのではないかと思います。

全くもって全てにおいて、ずっと『多数派』であり続けることなんか、ありえないんじゃないか?

それこそ佳道の言うように、「“多数派にずっと立ち続ける”ことは立派な少数派」ですよね。


『少数派』の存在を認めていこうよ、っていう流れが昨今の『多様性』なんだと思います。

だけど今現在『多様性』と認められているコトからもこぼれ落ちてしまっている『少数派』も、まだまだ存在するんだということを、本書を読んで初めて認識しました。

…いや、まだまだ認識なんてしきれていないです。


八重子の言うように、『繋がり』を大切にすることでそういったこぼれ落ちている『少数派』の人ともわかり合える、というのも『正解』であり『正しい』と思います。

現に夏月と佳道は繋がれたことで少しだけ生きやすくなった。

大也も繋がれたかもしれない。


それぞれの立場から見た『正解』や『正しさ』は、検事の啓喜目線のシーンでも、考えさせられるものがありました。

とある事象を一面だけから見ていると『正しい』ことも、違う角度から見てみると本当にそれが『正しい』のかどうか。

…こういうのついこの前最終回だったドラマ・「アンチヒーロー」でも似たような感じのところがあったなぁ。

朝ドラ「虎に翼」にも寅ちゃんが弁護士として勤めていた時のシーンでそんな感じのところがあったような???

…最近法律モノのドラマも多いですね。

あ、論点ズレてきたな。



…ああもう書いても書いても思うコトは書ききれない。

そしてまだわたし自身、完全には受け入れられていないのかもしれない。

ぜんぜんまとまらないんです。

これは実際に読んで、ご自身で考えてみていただきたい。

その人その人の思う感想を、それぞれがじっくりと考えてみるといいと思います。



…なんだかいつもにも増してわけがわからなくなってしまってスミマセン^^;

それだけ素晴らしい問題作(?)だということが伝われば…うん、もうそれでいいです。


フォションの『BISOU BISOU』についてはまた改めて紅茶レポ(紅茶じゃないけど)を書きますね☆

今日はこの辺で終わりにしておきます。



『本と紅茶と。30』、InstagramにてUPされております♪

まだ見てないよ〜、という方は是非こちらからご覧くださいませ☆

そしてフォローもしていただけると大変嬉しいです〜(^^)








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ここまで読んでいただきましてありがとうございます♪

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