油=太ると思われていますが、実はそうではありません。
油は質が重要です。
油(脂質)は、ホルモンの原料になったり、細胞膜の原料になったりなど、体にとって重要なものです。
1gあたりのカロリーは9kcalで、タンパク質や糖質が1gあたり4kcalなのに比べると高カロリーです。
そのため、油=太ると思われています。
しかし、すべての油が太るものなのではありません。
摂取量と質が重要です。
太りにくい油といわれているものがMCTオイルです。
MCTオイルは中鎖脂肪酸100%でできています。
中鎖脂肪酸はココナッツオイルや母乳などに含まれているもので、MCTオイルはココナッツオイルやパーム核油などから中鎖脂肪酸だけを抽出して作られています。
中鎖脂肪酸は体の中でケトン体に変わりやすいといわれています。
通常人間は、血液中に糖分がある場合は、糖分をエネルギーとして優先的に利用します。
糖エネルギー回路を利用するわけです。
血液中の糖分が少なくなると、脂肪からケトン体を作り出してエネルギーとして利用をします。
ケトン体が体内にあると、脂肪エネルギー回路が使われるようになります。
脂肪をエネルギーに変えやすくなるのです。
そして、ケトン体は食欲にかかわるホルモンのグレリンとレプチンを調整する働きもあります。
さらに、油は血糖値の急激な上昇や下降を抑えてくれます。
そのため、空腹を感じにくくなります。
・ケトン体が作られて脂肪エネルギー回路がまわる
・食欲にかかわるホルモンのバランスを調整する
・血糖値の急上昇、急降下を防いで食欲を抑制する
このような働きでMCTオイルは太りにくい油といわれています。