「甘いものをやめたい!でも、やめられない」
という方は少なくないと思います。
食べたいものをがまんするのは難しいですよね。
「食べちゃいけない」
と思って家にお菓子をおかないようにしても、
コンビニのお菓子コーナーに向かってしまうことも。
甘いものがほしくなるのは意志が弱いからではないですよ。
ちゃんとした理由があるのです。
甘いものがほしくなる理由はいろいろとあるのですが、
そのひとつが鉄分不足です。
少しだけ説明が難しくなるので、
読むのが面倒な人は「―――」の部分まで読み飛ばしてください。
体を動かすなどの生命活動をするために、
私たちはATPというエネルギー源を
細胞内でつくりだしています。
ATPをつくりだす回路には、
解糖系、クエン酸回路、電子伝達系の3つがあります。
この中で手っ取り早くエネルギーをつくれるのは解糖系です。
でも、エネルギーをたくさんつくることはできません。
クエン酸回路と電子伝達系を働かせるためには鉄が必要です。
鉄分が不足すると
クエン酸回路や電子伝達系を
うまく働かせることができず、
解糖系に頼るようになります。
解糖系では、摂取したグルコース(糖)を利用します。
つまり
鉄分不足でクエン酸回路・電子伝達系がうまく働かない
↓
手っ取り早く利用できる解糖系を働かせる
↓
解糖系によってエネルギーを得るために糖(甘いもの)がほしくなる
ということです。
―――――――――
鉄分が多い食べものはレバーですが、
レバーは苦手な人が多いですよね。
プルーンやほうれん草は鉄分が多いイメージがありますが、
植物性食品はあまり鉄分を含んでいません。
そして、植物性食品の鉄分は吸収が悪いです。
さらに、月経がある女性は毎月月経で鉄分を失っています。
だから、意識をしないと鉄分不足になりやすいです。
レバーが苦手な方には魚がおすすめです。
魚では、いわしやかつおが鉄分を多く含んでいます。
私はヴィーガンをやっていたことがあるのですが、
そのころは貧血がひどかったです。
でも、骨折をして入院をすることになり、
どうしても魚を食べなければならず(肉はださないでもらった)、
魚を食べるようになったら貧血が改善しました。
植物性食品だけだと、十分な量の鉄分をとるのは難しいのです。
肉も魚も苦手という場合は、
植物性食品の中でも
鉄分が多いものを意識してとってみましょう。
きな粉、納豆、ごまは、
植物性食品の中では鉄分を多く含んでいます。
吸収率が低いのですが、
ビタミンCや酢などと一緒にとると吸収がよくなりますよ。
以前ブログに書いたちょい足しもおすすめです。
関連記事:やる気が出ない・ゆううつな気分は汗のせい?夏の鉄分不足対策
甘いものをやめられないときは
「鉄分不足かな?」
と疑ってみてください。
きちんと体を栄養で満たしてあげると、
食べたい気持ちも変わってきますよ。
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