前回の記事(べたべた・臭い汗の原因)で汗がべたべたしたり、臭くなったりする原因を紹介しました。
今回は、べたべた・臭いを防ぐ方法を紹介します。
汗のべたべたやニオイを防ぐには、よい汗をかくことが重要です。
汗腺は使われないと退化していきます。
ミネラルを多く含む悪い汗をかくようになります。
汗腺を普段から使って汗をかいていると、よい汗をかけるようになってきます。
よい汗をかくための汗腺トレーニングとしておすすめなのが岩盤浴です。
岩盤浴は、天然の鉱石や加工されたプレートの上に座る・横になるなどして、遠赤外線の働きで体を温めるものです。
体が温まって、じんわりと汗をかいてきます。
汗をかくものとして、サウナを思い浮かべるのではないでしょうか。
サウナでも汗をかくことができますが、岩盤浴ででる汗とは違います。
サウナでは、ドバっと汗がでてきます。
この汗はべたべたすることがあります。
岩盤浴では、じんわりと汗がでてきます。
この汗はサラサラとしています。
この違いは汗をかく仕組みにあります。
体には温度センサーがあり、体温の変化を感じて汗がでてきます。
温度センサーには2種類あります。
ひとつは外気温を感じ取る皮膚のセンサー、もうひとつは深部体温を感じ取る脳のセンサーです。
皮膚のセンサーで感じ取ってでてくる汗は、外気温の急激な変化に対応をするためにドバっと大量にでる特徴があります。
一方、脳のセンサーによってでてくる汗は、深部体温を安定して保つために、じんわり、ゆっくりとでてきます。
流れる小川を想像してみてください。
川には小石が混ざっています。
この小石を取り除くために、フィルターを設置しました。
川の流れが穏やかならフィルターで小石を取り除くことができますが、流れる量が多いとフィルターを超えて流れてしまう小石がでてきます。
汗もこれと同じです。
じっくりとでてくればミネラルを再吸収できますが、ドバっと大量にでてくると再吸収しきれないのです。
サウナでは外気温によって体を温めています。
そのため、一気に大量の汗がでてきます。
大量の汗がでるとミネラルを再吸収しきれず、汗とともにミネラルも流れでてしまいます。
岩盤浴施設の温度は35~55℃くらいに保たれています。
一般的なサウナの80~100℃に比べて低めです。
また、岩盤浴は遠赤外線の働きで体の深部までじっくりと温めていきます。
そのため、脳の温度センサーが深部体温を感知して働き、じっくり、ゆっくりと汗がでてきます。
じっくり、ゆっくりでてくる汗なので、サラサラです。
よい汗をかくことができます。
普段から汗をかく習慣がある人はそうでない人と比べて、汗にミネラルが多く含まれません。
よい汗なのです。
適度に汗をかいて汗腺を使うことが、よい汗をかけるようになる秘訣です。
よい汗ならば、べたべたやニオイの不快感が少なくなります。