ハワイアンハーブ Milo ミロです

ハワイに伝わる植物療法やハワイアンハーブを学び実践してる人たちの間では、ハウHauと一緒に習うことが多いので、言わずと知れた植物です

一般的にハウHauの方が知名度が高いので、ミロMiloを知らないと、ミロMiloもハウHauに見えてしまうくらい似ています

そんなに似てるのに、なぜか、ミロMiloは、特に神聖なパワーManaマナが宿る植物として、昔は王室の間でも人気で、カメハメハ一世の邸宅は、ミロMiloの木で囲まれていたという記録があります

神聖なパワーManaマナ

私のハワイアンの植物療法の先生の中には、数少ないネイティブハワイアンの血を受け継ぐ方が何人かいらっしゃいます

ハワイに伝わる植物療法のルーツである、ネイティブハワイアンのご先祖様、古代ハワイの植物療法の専門家Kahuna、そして神様Lonoロノの教えに従って、今も植物療法を大切に伝承しています

彼らがいう、神聖なパワーManaマナは、無条件に色々なものに自然に宿っているわけではないということ。
そして、そのパワーは、それを扱う人間の行いによって、簡単に消えてしまうこともあるという。
例えば、神聖なパワーManaマナは、ハワイの伝統文化の一部であり、ネイティブハワイアンの人たちの精神や思想の中で創造されたもの。
だから、ハワイの伝統文化ではないものや、他の伝統文化とミックスされたものの中には、神聖なパワーManaマナの概念はなく、それ自体存在しないと、ネイティブハワイアンの人たちはいいます

また、ハワイの伝統文化、ハワイアンヒーリングの中でも、植物療法に限っては、営利目的で利用することはタブーとされています🌿
お金が絡むと、神聖なパワーManaマナは消えてしまうんだそうです

こうしたハワイの植物療法の古くからある習慣や決まりを破り、ハワイのヒーリングハーブを間違って使うと、いつか、それは人々を助けたり癒すこととは反対のことが起こると、ネイティブハワイアンの先生がいつも言っています

シビアで排他的に見えるかもしれませんが、私は、ネイティブハワイアンの彼らがそう言うのなら、そうなんだと思っています

昔から、ネイティブハワイアンの人たちの間で、特に神聖なパワーManaマナが宿っていると言われてきた、このミロMiloという植物を見て、
「本当だ!マナが宿ってる!身体を癒すのに使おう!」
…なんて、私は畏れ多くて簡単には言えません

ネイティブハワイアンの彼らが感じる神聖なパワーManaマナを、彼らと同じ感覚で感じることが、いつかできたらいいなと願いながら、彼らのそばで、毎日学びながら、ハワイアンハーブに触れています

ちなみに、ハワイに伝わる植物療法は、日本語で教えている人もいなければ、伝授することが許可されている日本人は今のところ、誰一人いません

ひっそりと限られた場所で大事に受け継がれていく伝統文化なのです

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