こんばんは
年間1200名のママが参加する予防医学講座
『0歳からの予防医学と食育makana』
まき かなこです。
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昨日は生駒山麓公園にてイベント救護でした。
生駒山麓公園を貸し切ったアウトドアイベント。
人気のグルメや雑貨、ワークショップが40店舗以上も出店。
今年も1万人以上 ご来場頂いたようです。
私は救護班として3年目、2年間 1人で担当してましたが 今年から看護師2名で担当しました。
偶然にも同じ年で、看護師経験も同じくらい
小児科や救急の経験が長い方でしたのでとても心強かったです
毎年 ほとんどが外傷。
頭部打撲から擦り傷、切り傷、昨年は蜂に刺されたなど
山麓ならではのケガが多いです。
救護の仕事でも、イベント内容によって傷病手当の内容は異なるので
現地で渡される救急バッグに頼らず、自分で想定したグッズを持参するようにしています。
傷の大きさや、深さにより浸出液がどれほど出るのかイメージしながら、選びます。
ただの擦り傷をなめてはいけません
傷から入り込んだばい菌の種類によっては、菌が全身を巡り、敗血症になるリスクがあります。
はじめの手当てがとても大事です。
はやく治るか長引くかは、最初の手当てにかかっています。
子どもは基本的に処置を嫌がりますので、キャラクター物の絆創膏が貼れるとなると頑張ってくれます(キズパワーパッドの上に貼ったり )
医療者が行う手当ての方法を、患者さんやご家族に説明するようにしています。
正しい情報が得られることで、後遺症なく治癒していくからです。
ネットには根拠のないお手当て法も多く、重症化したお子さんをたくさんみてきました
めちゃくちゃ危険です。
傷の処置は語れば長くなりますが
関節の動きを邪魔しないような処置
手当て材を剥がすときに皮膚損傷しないよう、肌質をみながら処置
治癒過程をイメージした処置と説明
(浸出液がどれくらい出てどれくらいの期間で治っていくか )
悪化している場合のケアと対処法
(病院に行った方がよい場合)
今後同じようなケガをした場合に使ったらよい手当て材と、どこに売ってるかの説明
ここまでしておくことで、重症化せずに経過しやすいこと、万が一 悪化した場合も、医療機関で適切な処置が受けられますので どんな小さな傷でもあらゆるリスクをイメージしてさいごまで 丁寧に対応します。
イベント救護で大切にしていることは
イベントで負傷したことが悪い思い出にならないよう最大限 関わること。
せっかく来たイベントで怪我をしたり調子悪くなると、ご本人はもちろんご家族も不安でたまりません。連れてこなければよかったと、思うかもしれません。
迎え入れる私たちは、不安を気遣い、声かけし、残りの時間楽しめる手当てをし、下山しないといけない状況の場合は、来年また お越し頂けるよう精一杯の配慮をすること。
そういう意味でも、生駒市職員さんや、エヌアイプランニングさんは、最大限 フォローして下さるので私たち救護班も有り難く思っています。
血圧計は必須。今は電動の物がほとんどですが、電池が切れる場合もありますのでアネロイド型にしています。
聴診器で脈の音を確認すると、脈の強弱がわかるので重症度の把握にも有効です。
昔、酔っ払いの救護もやりました
山麓公園は急な斜面が多く、混雑してますので 小さなお子さまの目を離したらあっという間に大きなケガをします。
子どもは特に予期せぬ動きで大けがすることもあります。
土日祝日は医療機関が少なく、医師含む医療従事者も少ないです。
標高600m以上の山麓から下山する間に重症化するリスクを踏まえ、今年は担当者と救急マニュアルを作りました。
問診票も。
が、今年は生駒市職員さんやSUN FESTAスタッフが注意喚起のアナウンスを強化して下さったおかげで、病院送りになる方はゼロでした
よかったー
2年間、イベントをのぞきに行くと呼び出しだったので、今年はこわくてまったくのぞけず缶詰めでした
行きつけのお店や、お世話になっている方々がたくさん出店されてましたのにご挨拶もできず すみません
来年は、イベント参加したいなー
応急処置の方法などは、これまで勤めてきた救急外来や外科系のクリニックの先生方から教わったこと、また訪問看護で対応してきたすべての経験が活きています。
自然な育児やお手当てなど、病院へ行かず 家でなんとかする人も増えていますが
現場経験のない人の処置は危険がともなうことをよく理解していてください
いつか応急処置講座をやらなくてはねー
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