近頃のチビパンダは、
スパゲティーがお好き。
もう、大人の一人前と同じ
量を食べます。
先日、いつものように
パスタを茹でて
ちょっと手抜きをして
市販のソースを使ってみました。
普段私が作るときは
味をしっかりつける前の
薄味でチビパンダに出すのですが
市販のものなので味変はせず、
少し舐めてみたら
まぁ、いつもの私の味よりは
濃いなと思うものの
美味しいので出してみました。
そしてチビパンダの前に。
チビパンダ
「わぁ!パンちゃん
スパべピー大しゅきなの!」
いつものように大喜びし
いつものように手を合わせ
ちびパンダ
「しぇーの、しぇーで
いただきます。」
私
「はい、召し上がれ^^」
パク。
ちびパンダ
「ママ!おいしいよ!」
私
「良かったー」
と、私は一瞬その場から離れ
カウンター越しに洗い物を。
しかし、それからちびパンダ。
おかずばかり食べて
パスタを食べない。
あれ、普段はあんなに
パクパク食べてるのに。
私
「パンちゃん、
今日のスパゲティーのお味
おいしくない?」
チビパンダ
「ううん、ママのちゅくったの
おいちいよ!」
そう言いながらも、
スパゲティーには手が伸びない。
不思議に思い
自分用にと
用意していたスパゲティーを
一口パク・・・
やっぱり味が濃・・・
あ、ちょっと辛い…
なるほど…
私
「ねぇ、パンちゃん。
そのスパゲティー、
辛かったでしょ。」
チビパンダ
「うーん、うーん。
ちょっとからいのかなー。」
私
「ごめんね。
それママが食べるから
違うの作ってあげるから
食べなくていいからね。」
と言うと
チビパンダ
「でも、
ママのちゅくったの
おいちいからね!」
私
「え…」
あぁ、チビパンダは
私に気を遣って
辛くて食べれないけど、
言わないように
してくれていたのか。
そう思ったら
なんだか本当に可愛くて
愛しくて。
私
「パンちゃん。
ママはパンちゃんが
大好きなんだよ。」
その優しさに
思わずチビパンダに
ハグ&チューしていました。
チビパンダ
「パンちゃんは、
もっと大しゅきだかだー!!」
◆
3歳の子供が
こんなにあったかくて
優しい気持ちをくれる。
気遣いの心を持っている。
それなのに
どうして大人になると
身勝手で
人を傷つける人がいるのだろう。
みんな、
幸せになりたいだけなのに。
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いつも読んで下さってありがとうございます。
これまでのシリーズはこちら。
1.ミキの芝生『DVモラハラ夫の不倫』
2.武田さんの芝生『妊娠発覚。彼氏は既婚者だった。
3.紀子さんの芝生 『夫の不倫相手は、まさかのあの人。』
4.琴美ちゃんの芝生 「お笑い芸人の男。」
5..読者さんの芝生 「意見を聞かせてください。」
6.みどりさん親子の芝生 「父親の不倫を見つけました。」
7.春菜ちゃんの芝生『婚活アプリで結婚相手は見つかるか』
8.青木の芝生 男友達の告白。
9. 紗子さんの芝生 「見て見ぬふりん。」
10. 百合子ちゃんの芝生 「運命の人の本性は。」