先日
赤ちゃん用の爪切りで
チビパンダの爪を切って
それをテーブルの上に置いて
切った爪を入れた
ティッシュを捨てに
一瞬その場を立った。
チビパンダは
ディズニーのアニメに夢中。
すると戻ってきたら
その爪切りがない。
私
「あれ。パンちゃん
さっき使ってた
爪切り知らない?」
チビパンダ
「ちらない。」
私
「…いやでも
さっきここにあったのに?」
おかしいな。
もしや私が一緒に持って
ゴミ箱に捨てたとか?
そんなわけがない…
でもテーブルの下にもない。
それで私は一旦また
立ち上がって
キッチン側に。
そこで黙って
チビパンダの様子を見ていると。
ディズニーのアニメを見ながら
テレビの横から
その爪切りを出した。
ぎょ。
隠してた。
ひとまずじぃっと
その様子を見てみる。
すると
その爪切りで
自分の爪を切ろうとした。
あぁ、
自分で切ってみたかったのか。
って。
なんかそれを
スルーするわけにいかない。
私
「パンちゃん。
さっきその爪切りママが
知らない?
って聞いたら
知らないって言ったよね。」
チビパンダ
「……。」
私
「パンちゃん、隠しちゃった?
ママに教えて?」
チビパンダ
「…えっとね。
隠しちゃった。
パンちゃんが
ちゅかいたかったの。」
…そっか。
そっか…
成長するって
こういう知恵がついてきて
嘘をついたり
誤魔化すことも覚えるのか。
だけど
このくらいの娘には
どういえばいいのだろうか。
私
「パンちゃんあのね。
爪切りってね、
お爪以外を切っちゃったら
危ないから
使う時はママと一緒にしようよ。
それにね、
パンちゃんが使いたい時は
隠さないで、(貸して)
って言って欲しいんだよ。」
諭してみる。
パンちゃん
「やだ!」
え。
まさかの、やだ!
私
「そんなのママもやだ!!
隠すのやだ!!」
駄々をこね返してみる。
チビパンダ
「え!ママは
やだって言っちゃダメだよ?
わかった?」
私
「…わかった( ̄(工) ̄)」
あれ。
諭された。
チビパンダ
「パンちゃんも
わかったするからね?」
私
「おぉ。じゃあさ
隠しちゃダメだよ。
わかった?」
チビパンダ
「わっかりまちた。」
じゃあ、ギュ。
なんて、
今回はこんな感じで
おさまりましたが、
子供だってきっと
嘘をつくんですよね。
その程度は
年齢を重ねるたびに
違ってくるかもしれませんが
その都度向き合ってゆくことが
大事なんでしょうね。
今回のことでいきなり、
まだ見ぬ思春期のことを想像して
女子の思春期って
これまた大変そうだなぁなんて
遠い目をしていた
パンダなのでした。
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いつも読んで下さってありがとうございます。
これまでのシリーズはこちら。
シーズン1 ミキの芝生 『DVモラハラ夫の不倫』
シーズン2 武田さんの芝生
シーズン3 紀子さんの芝生 『夫の不倫相手は、まさかのあの人。』
シーズン4 琴美ちゃんの芝生 「お笑い芸人の男。」
シーズン5 読者さんの芝生 「意見を聞かせてください。」
シーズン6 みどりさん親子の芝生 「父親の不倫を見つけました。」
シーズン7 春菜ちゃんの芝生『婚活アプリで結婚相手は見つかるか』
シーズン8 青木の芝生 男友達の告白。
シーズン9 紗子さんの芝生 「見て見ぬふりん。」
シーズン10 百合子ちゃんの芝生 「運命の人の本性は。」