登場人物 春菜ちゃん・・34歳
自分でもこじらせている自覚ありだそうですが
共感してくださる方がいらっしゃったら幸いです。
対面したのは4人、それ以外にも何人かとメールをして
うまくいかないまま、結局退会することに。
そんな時に、昔の知り合いから連絡が…
この後、春菜ちゃんの婚活は、成功したのでしょうか。
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春菜ちゃんに春が来た
それを聞いて
もちろん私たち女友達
ひとまず集合。
もう、独身女たちは皆
春菜ちゃんに
根掘り葉掘り状態だった（笑）
女友達１
「何それ！なんなの！
その素敵な展開！」
春菜ちゃん
「す、素敵ですかね（汗）
結局私の方が自ら
告白しちゃった感じになったんで・・
恥ずかしいというか…（苦笑）」
女友達２
「だって、彼可愛い！
2人とも可愛い！
絶対このままいけば
結婚だよね！」
前のめっているのは
周りの独身女子たちだった（笑）
春菜ちゃん
「いやいや結婚って、
まだ付き合い始めたばっかりだし
流石にそれは
相手もまだだと思いますけど…」
私
「…春菜ちゃん（笑）
あのね、いいんだよ(*^^*)
今まで春菜ちゃんは
付き合った相手が相手だったから
（あら失礼。）
そのことに対して明るく
自虐ばっかり言ってきてたけど
いい人に出会えた今、
ちゃんと惚気ていいんだよ＾＾
ねぇ、教えて！
そのADさんの素敵なところ。」
春菜ちゃん
「…いいんですか？
じゃあ・・・
まずは、えっと・・・
ADさんの顔なんですけど・・」
女友達１
「え？いきなり顔の話？」
春菜ちゃん
「あの…
最初は本当に
全然タイプじゃなかったんです。」
私
「うんうん。」
春菜ちゃん
「でも今では…
もう可愛くて可愛くて、
大好きなお顔なんです！！
こんなこと、
ありますか？？ってくらい。」
女友達２
「うおーー！！何それ
羨ましい！！！
好きになった途端
その人のことが
タイプになったってやつでしょ？
最高すぎるーー！！」
女友達が、悶絶している（笑）
春菜ちゃん
「ちなみに仕事のことは
あまり本人が自分から
深く話さなかったので
こちらからしつこく聞くようなことは
何もしなかったんですけど
ちゃんと付き合ってから
自分で教えてくれたのは
…あの番組とかあの番組も
ADさんの企画で
っていうかもうADさんではなくて
ディレクターさんで
そのことを付き合うまで
何にも言わなかったところも
なんかまた彼らしくて。」
私
「いや、それは春菜ちゃんが
欲を出さなかったから
それがよかったんじゃない？
彼が前に言ってたんでしょ？
今の地位になってから近づく人は
みんな自分の
バックボーンが好きだから
自分の中身を見てないって。
春菜ちゃんは
そういうことじゃなくて
彼自身が好きになったんでしょ？」
春菜ちゃん
「はい、今は彼がもう
例えばまたADになったとしても
サラリーマンになるって言っても
何になっても好きです」
わ
(￣∇￣)
女友達１
「言ったー。
私たちの前でのろけたー！
もーー！羨ましいけど
春菜ちゃんなら
素直に嬉しい！！」
春菜ちゃんが
本当に幸せそうだった。
結婚相手の選び方。
春菜ちゃんを見ていると
なんだかやっぱり
人を好きになるって
打算じゃないんだなと改めて思う。
女同士で集まると
あれがいいとか、
これがいやだとか
収入ふんちゃかほんちゃかとか
勝手な話題で盛り上がるけれど
結局は人と人が繋がる時は
優しい気持ちになれる人と
心で繋がりたい。
春菜ちゃんは
そんな人を見つけた。
しかし、
そんな可愛い2人に、
神様は、
試練を与えた。
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いつも読んで下さってありがとうございます。
これまでのシリーズはこちら。
シーズン1 ミキの芝生 『DVモラハラ夫の不倫』
シーズン２ 武田さんの芝生
シーズン３ 紀子さんの芝生 『夫の不倫相手は、まさかのあの人。』
シーズン４ 琴美ちゃんの芝生 「お笑い芸人の男。」
シーズン５ 読者さんの芝生 「意見を聞かせてください。」
シーズン６ みどりさん親子の芝生 「父親の不倫を見つけました。」
