登場人物  春菜ちゃん・・34歳

絶賛婚活中で、婚活アプリ初心者です。

スペックの高い方を求めてしまう病で、

自分でもこじらせている自覚ありだそうですが

共感してくださる方がいらっしゃったら幸いです。

春菜ちゃんの婚活は、成功したのでしょうか。

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春菜ちゃんは

短期間で2人の男性に会って

全然どうにもならなくって

 

やはり何度もメールのラリーをして

それから会うことに決めた。

 

 

そして写真についても

プロフィール写真だけでは

わからないことの方が多いので

相手に求められたら

むしろしっかり見せあった方がいいなと思った。

 

 

 

ただ、少し困ったのは

実際写真をやり取りして

少しずつフェイドアウトされたときは

あぁ、自分のことが好みじゃなかったんだなー

で済む話だけれど

 

 

プロフィールとあまりにも違うお相手に

なんて言えばいいかわからなかった。

 

 

 

さてそんな中で

1週間以上毎日ラリーが続いたのは

東大出身の会社員男性。

 

 

最初は、大学出身と書けばいいものを

わざわざ「東大」と書くあたり

なんなんだろう…

と少しざわざわしたのだが

 

 

年齢は33歳で1つ年下

身長170センチ

年収が600万円で地方出身。

プロフィール写真は

斜めからとった自撮り写真と

旅行先であろう場所の写真。

 

趣味が読書と映画鑑賞

 

 

 

なんだかこれまで

ついつい惹かれてしまった

1000万円以上稼いでるとか、

なんかキラキラしたプロフィールとか

そういう感じじゃないのも

いいなと思った。

 

 

 

東大さん

「毎日春菜さんとやり取りしてみて

 すごくお話ししやすくて

 いいなと思っているんですが

 

 近いうちに

 お食事にでも行きませんか?」

 

 

メールのラリーが2週間近く続いた頃

初めてお相手から誘われた。

 

その間一度も

個人的なアドレスは聞かれなかった。

 

 

 

春菜さん

「私もすごく話しやすいです!

 いいですね、お食事行きたいです。」

 

 

東大さん

「ありがとうございます。

 僕も嬉しいです。

 

 じゃあ…お会いした時にお互いが

 わからないってことにならないよう

 …お写真の交換って…

 どうですか?抵抗ありますか?」

 

 

おぉ、このタイミングで。

 

 

 

 

送った瞬間に、

ブロックされたらどうしよう滝汗

 

春菜ちゃんはドキドキしながら

それでも断る段階でもないため

快く承諾した。

 

 

春菜ちゃん

「いえ、ここまで沢山

 やりとりさせていただいたので

 抵抗なんかないですよ!」

 

 

東大さん

「じゃあ、まず僕から送りますね。

 

 それで、あれ、やっぱり嫌だなと思ったら

 お写真を送ってくださる前に

 断っていただいても大丈夫ですからね。」

 

 

いや、そんなことできない!

 

と思いながら

最初にそう言ってくれる配慮が

ありがたいとも感じた。

 

 

 

 

東大さん

「割と最近のもので

 友達と撮りました。

 

 友達の顔はうつらないようにしますね。」

 

 

 

そして東大さんから

2枚の写真が届いた。

 

 

 

 

 

 

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これまでのシリーズはこちら。

シーズン1 ミキの芝生 『DVモラハラ夫の不倫』

シーズン2 武田さんの芝生 

『妊娠発覚。彼氏と思っていた人は既婚者だった。』

シーズン3 紀子さんの芝生 『夫の不倫相手は、まさかのあの人。』

シーズン4 琴美ちゃんの芝生 「お笑い芸人の男。」

シーズン5 読者さんの芝生 「意見を聞かせてください。」

シーズン6 みどりさん親子の芝生 「父親の不倫を見つけました。」