こんにちは

まほろです

 

 

築95年の夫の実家をリフォームして

行ったり来たりのニ拠点生活をしています


2020年の夏、
実家のリフォームを思い立ちました

ただ掃除に通っていただけの実家が
どのように生まれ変わったのか

リフォームにまつわるアレコレを
非日常空間ができるまでとして書いています
 

 

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 ​工務店を探すには

 

 

家づくりは

工務店選びで決まると言ってもよいでしょう。



イメージに合う工務店が見つかったら

8割がた成功です。

 

 

でも、進み始めたら戻ることは難しい。

どうしても慎重になるものです。


 

我が家も過去のリフォームの

ほろ苦い経験があったので

 

今回こそは

今ある家を活かしたリフォームをしたい

 

できるだけオリジナルを残しつつ

快適に過ごせるようにしたいと思いました。


工務店やハウスメーカーも

得意、不得意がありますからね

会社ですから力を入れる分野も

それぞれです。

 


古民家を快適にしてくれる工務店って

どこかなあ。

どうしたら出会えるんだろう

 

古民家カフェや古民家ホテルがあるのだから

探せばきっとあるはず。

 

なんのツテもなかったけれど

きっとあるはず。

でも、どうやって探す?

 


そんなことをグルグルと

考えておりました。

 



 

 ​偶然、通りかかった道で

 

 

2020年7月

リフォームを思い立って3週間が過ぎた頃。



たまたま所用で出かけた帰り道でした。

うだるような暑さの昼下がり、



滋賀県大津市の大津駅近くを

夫と二人でブラブラ歩いていたら

 

 

なんだか古そうな建物がありました。

入り口はどことなくおしゃれな感じ。

 





このお店なんだろうね、と覗き込むと
木の家と書かれたパンフレットが見えます。

 

 

思い切って入ってみました。

ここはカフェですか?

 

 

そこは偶然にも

滋賀県の竜王町に本社のある

木の家専門店 谷口工務店の

ショールームだったのです。

 

大津「古民家」ショールーム

(大津百町スタジオ)

 


 

 

 江戸時代の宿屋

 

 

 

この古い建物は

もともとは江戸時代の木賃宿でした。


それを現代の大工さんたちが

伝統的な技術を用いて

リノベーションされたのだそうです。



私が訪ねた当時は

一階部分がカフェになっており、

奥の離れがショールームになっていました。

 

現在はカフェはなくなって、

古い材を活かした空間や北欧のインテリアが身近に見られる空間になっているようです。


また予約制になっているようですので、ご確認ください。

 



 え?本当に江戸時代の?


江戸時代と言われてよく見ると

柱や土壁に名残はありますが

とてもモダン。



初めて入った木賃宿は

古い骨組みも活かしつつ

内装に木がふんだんに使われて

モダンな家具と照明器具で

オシャレな空間になっていました。


 

 

ここ大津は

古くは東海道の宿場町でしたから


江戸から京都を目指して歩いた旅人が、

旅の終わりに泊まった宿だったのかもしれません。

 

 

快く迎えてくれたスタッフさんに

 

実は家のリフォームを考えているんです。

築90年以上の古民家なんです。

 

と事情をお話しすると、


 

「リフォームもやってますよ」と

奥のショールームに通されました。

 


 

こじんまりした建物は

木の香りでいっぱいです。

 


元は古い建物だったことは一見わかりません。

中庭を挟んで

自然が感じられる空間になっています。 



窓には障子が入っていて和風モダン。

 


置いてある北欧家具もマッチして温かみを添えています。




雰囲気は壊さずに、

機能的な現代の暮らしのスタイル。

 


実家もこんな風にできるのかな。

一瞬夢が膨らみます。

 

 

一度見に行かせてもらいましょうか

 


というわけで、トントン拍子に話が進み

二週間後に来ていただくことになりました。

 

 

偶然通りかかった道で

江戸時代の建物のショールームに

遭遇するとは!

 


その出会いが、それからのリフォームを

具体的に進める第一歩だったのでした。

 

 

 

 

今日も最後までお読みいただき

ありがとうございました