こんにちは
まほろです
築95年の夫の実家をリフォームして
行ったり来たりの二拠点生活をしています
今でこそ、実家が非日常空間になって
喜んで通う場所になっているワケですが
最初、リフォームを決めた時には
まだ義母が生活をしていた時のまま
一通り家電や生活用品が残っていました。
リフォームしたら、きっと
いろいろ解決するに違いないと
リフォームで様変わりすることに
かなり期待していましたが
でもまずその前に
「着工までに荷物を出してください」
わぁ〜ついに来た!
できるかな💦
1番大変だと覚悟していたことです
でも決めたんだから
やるしかないでしょ!
まずは納戸の掃除から
かなり大規模なリフォームになったので
一階部分は押し入れの中まで
空っぽにしないといけません。
そこで、まず最初にした事は
2階の納戸の片付けでした。
ずいぶん遠い所から取りかかるなぁと
思われるかもしれませんが
急がば回れ!
この順番でしておいてよかったのです。
手順はまず、
①納戸の床と棚を掃除する
(→納戸に入るのが苦でなくなる)
②納戸に貯めてあった空き箱や不用品を捨てる
(→スペースの確保)
③残すモノを納戸に運び込む
(→一階から納戸に収納)
時は9月でしたから
ホコリだらけの納戸の拭き掃除が辛かった〜
汗とホコリにまみれた最初の難所でした。
10年空き家になっていた家の
普段から人の行かない納戸です。
もともと専用のスリッパに履き替えて出入りするような場所でした。
もう、勢いでやりましたよ!
どこを拭いても、すぐに真っ黒になりました。
雑巾をどれだけ絞ったでしょう。
その納戸の片付けが、
非日常空間への第一歩でした。
一階を空にする
納戸の片付けの次は、
また一階部分の片付けに戻って
①捨てるもの
→土間に集める
②リフォーム後使うもの
→別の部屋に運ぶ
③捨てないが、すぐには使わないもの
→納戸に運び込む
捨てるもののうち
可燃物は、車で持ち帰って地元の自治体のゴミに出しました。
大型の粗大ゴミは、チケットを買って実家のある自治体に収集を依頼。
ゴミを減らしたくて木箱や紙類は
涼しくなってきた頃
暖炉やバーベキューコンロで燃やしたりもしました。
物を捨てるのも一苦労ですから
置き場所の納戸があってよかったです。
先送り、ではあるんですけどね。
この時ついでに頑張って、目についた
納戸の不用品もできるだけ整理しました。
もう当分、納戸の整理はしないでしょうから。
できるだけ、目についたもの、と書いたのは
見て見ぬふりをしちゃったのもあるからです。
それは、人がすっぽり入れるくらい大きな木の箱で
蓋を開けると、ぎっしりと入っていたのは
綿でした。
布団わたのようです。
どうして良いのかわからないし
それにかける時間も惜しくて
見なかったことにして
またそーっとフタを閉じました。
毎週末通った結果、こうなりました。
着工の前日です↓
ガラーン。
日本家屋の空間の魅力
何もなくなった部屋を見た時
思いました。
生活感があった時にはわからなかった
この家の良さ。
それは、縦の線と横の線が
整然と交差している
空間の美しさでした。
物があった時には、この畳のヘリも
目に入ってきませんでした。
物のない状態になって初めて
直線が映える日本建築のシンプルな空間の魅力が分かった気がしたのです。
この縦横の線でできている空間を
邪魔しない部屋作りをしようと思いました。
また続きを書いていきます。
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました