知り合いの9割以上は...並以下だ!
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ドラえもんが消えた後の世界のひび

静かにニュースを見たあと

くたびれたクッションに沈み込むように座った

 

長く続くものほど

終わりの気配は

どこか遠くに置かれているはずなのに

今回は

部屋の空気が少しだけ薄く感じられた

 

クッションの縫い目に手を置いてみても

そこに留まっていたはずの痕が

ゆっくりと別の方向へほどけていく感じがした

 

連載が突然止まるという出来事は

自分の中の時間の流れまで少しずつズラす

 

昔から何かとお世話になった

ページの端に残った静かな余白を思い出すと

ほんのわずかに浮かぶような感覚があった

 

もう掲載されない事実だけは動かない

あとは、その余白のまま

単行本へ向かうのか決めきれない時間が

静かに伸びていくだけなのかもしれない

 

この静けさの底で

まだ言葉にならない何かが

ゆっくりと

こちらの内側を切りつけた

 

その裂け目の向こうで

まだ形にならない影が微かに揺れて

それが今日のどこにも置けないまま

胸の奥を静かに染めていった

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