まぐ家の実家に帰っておりました。-最終回-
入棺・火葬・告別式と雪崩れ込みます。今日が一番大忙しの日になります。なんせ、まぐは弔辞を読まないといけないのに、前日から緊張してませんでした。やばい・・・やばいぞ・・・今のうちから緊張しておかないと、直前で緊張してしまうのだ。特に噛んだり、どもったりしやすいのです。あぁ、緊張してないのはまずいよー。
入棺の際に、おばあちゃんの兄弟が手に現在の紙幣や古い紙幣のお金を握らせています。中には500円とかの高価もいっぱい入れてあげます。これはどこにでもある風習ですね、有名な「真田の六文銭」ですよ。勇猛な武将一家で知られる真田家は、いつでも戦で死ぬ覚悟があるという意味で「三途の川の渡し賃」を懐に持っていたそうです。これが現在でも残り、入棺の際にお金を入れるのです。
これは田舎の風習なのでしょうか、山形と言えば出羽三山が有名です。まぐも3つ全部登りました。ちなみにモンテディオとは山の神だそうですが、この出羽三山だと言いたいんですね。つまり、出羽三山山形・・・見事なPRです。チェリー山形、ラ・フランス山形より素晴らしいネーミングセンスだ。この出羽三山に行く格好の衣装も一緒に入棺に入れてあげるのです。足袋、杖なども居れてました。
そして、火葬場へ。当初、通夜などは全部家でやる予定だったのですが、何十人と来てしまうし、近所の人まで来てしまうと何百人単位になってしまうのです。結構、お寺さんとか事業とか、団体への寄付、公園作ったりと色々とやってるので、あえて斎場で行いました。火葬場は斎場の隣りでした。やっぱり、ダメですね。入棺や通夜などは大丈夫なんですが、火葬場は苦手です。亡くなった時より、何か一線を越えてしまいますね。ぐっすし。
告別式・・・斎場の方と打ち合わせ。この時点でも冷静に応対・・・おいおい、まだ緊張してねぇよ。まずいな、これきっと直前でやってしまうな。緊張しぃのくせに何故今日は平然としてるんだ。・・・んで、お坊さん到着。鳴り物でガッチャガッチャ鳴らした途端・・・まぐの心臓は飛び出した。CMのあやや並に。心臓の鼓動がばっくんばっくん言ってますよ・・・やっぱ、直前で緊張し始めた。今まで緊張しなかった分だけ、反動がデカイ。視野が狭い、トンネルの中にいるみたいだ。がたがたぶるぶる。
・・・ぷはぁー。弔辞終了。もう、くったくた。まぐの仕事は終わった。ごめんね、おばあちゃん。弔辞の中にもネタ満載だよ。ま、結局、まぐの結婚してないネタという自虐で落としました。まるで、やしけんみたいだな。終わると側の部屋で弁当を食べる。当然ですが、寿司とかは生物入ってないですよ。かんぴょうといなり寿司のみ。都会では関係無く寿司出すけど、こっちはやはり出ない。まぐは好き嫌い激しいので食べられないのだが、ビールだけはガンガン注いで来るので空きっ腹にはきつい。
その後、おばあちゃんの曾孫11人と遊ぶ。まぁ、適当にあしらう。ところがさすがチビッコども。さっきまで斎場内を走り回っていたにも関わらず、たまたま付けたTVでアニメを放送していた。・・・だ~いすきなのは~、ひ~まわりの種ぇ~♪・・・とっとこハム太郎だ。すると、走り回っていた子供達は全員ぴたっと動きを止めてTVへ夢中。親達はじっとしてる子供を見て安心してるだろうが、この番組が終わるまでこの子達はきっと動かないぞ。あなた達が帰る頃はダダをこねるんだぞ。・・・ふぅ、嵐の前の静けさって所なのだ。(ハム太郎風)
帰る頃に珍しい現象に遭遇。山形といえば雪。日本海側なので豪雪地帯です。酷い時には1~2m積もります。しかし、屋根の雪を降ろすので倍になります。すると、二階から出入りしなければならないほど積もるので3~4m積もります。いやぁ、漫画みたいっすねぇ。まぐも遊びたいなぁ。・・・しかし、今は3月です。すでに雪は汚いし、雨も降ってます。山形では「雪消しの雨」とも言い、気温よりも雨が暖かいんです。そうなると、雪との温度差が激しいので雪を一気に溶かします。その際に湯気がいっぱい出てしまうので、辺り一面濃霧警報。数m先が見えませんよ。下手すると、田んぼに落ちますって。
もう、夜も遅いのでここまで。今日も泊まって明日帰るのさ。画像は行きです。

まぐ家の実家に帰っておりました。-その3-
ここで初めて御通夜です。その前に香典とか、お花とか色々と出しますよね。やはり、孫代表として何か出さないとなりません。さぁ、何を出しましょう・・・すでに豪華な花は出尽くしてるし、金額見たらとんでもない金額だし、こいつは厳しいな。

すると、面白い花を発見した。なんと、タオルで出来た花なのだ。これは見事。しかも、終わった後は残るものだし。お菓子やビール、コーヒーなどが入ってる花もあるんだけど、タオルとはね。遠めで見ると花にしか見えないし、こいつは凄い。この画像なんだけど、全部タオルで出来てるんだよ。
夜になってお坊さんも到着。いつもとお経が違う・・・宗派が違うのだろうか。まぁ、まぐはそっち方面詳しく無いので省略。そうそう、久しぶりに正座をしました。いやー、やっぱりダメになりましたね。小さい頃は正座を何時間してても、大丈夫な良くできたお子様だったのに今は3分でリタイア。両足の血の気が引いていくのが分かりますよ。
周りを見ると・・・他の孫もいっせいに正座をやめてあぐらをかいている。なーんだ、正座しなきゃいけない訳じゃないのか。すると、自分の子供をあぐらの上に乗せて一緒に拝んでるではないか・・・本当は正座がきつかったのに、子供を巧みに利用したな。くぅー、参った。5分で正座断念。あー、弱くなった。
お清めというか、何と言うか・・・説明を忘れてしまったのだが、お通夜も終わると皆で日本酒を飲む。おちょこ半杯分ぐらいの少量。これは毎回やってるので慣れたもの。しかし、この日本酒を小学生の頃に飲んだが喉が痛いし、まずいしで参った。でも、あの頃とは違い今はまぐも大人だ。日本酒の味もわかるってもんよ・・・うぇ、まずぃ。まだ、子供なんでしょーか? ビールならいけるのに。
またまた違った風習発見。なんと、日本酒と一緒にお豆腐も頂くのだ。この風習はなんでしょーかね、理由は聞きませんでしたが、凄いです。醤油はつけないのがいいらしい。一応、塩を置いてあるのだが、なるべくかけずに食べるそうです。昔はお葬式帰りで清めの塩を体に撒くというのがありました。今は場所によってはもう無いそうです。
そして、ここで初めて聞かされた衝撃の事実・・・弔辞を読まないといけないらしい。
しかも、まぐパパが作った文章は見事ではあったものの、小学生の子が読んではじめて効果のある文であった。それ故、まぐがもう一度作り直すハメに・・・とほほ、お手伝いだけで終わると思ったのにぃーー。
まぐ家の実家に帰っておりました。-その2-
亡くなったおばあちゃんは6人兄弟です。そして、おばあちゃんは3人の子供に恵まれています。長男と次男まぐパパ、長女の順です。田舎なので長男次男は重要なキーポイントなんですよ。そこで、本家分家だの書く前に家計図でもおこしてみようとなりました。
以前、まぐ姉ぇがまぐママの家計図をおこしたので、今回は逆の家計図。すると、長男には3人(長男まーちゃん、長女、次女)の子供つまり孫。そして、次男まぐパパにはまぐとまぐ姉ぇの2人の孫、長女には2人(姉妹)と7人も孫がいます。うわー、男は長男の息子とまぐしかいません。そもそも、まぐ家は女性多いっす。
ところがですよ・・・実は孫の7人で結婚してないのまぐだけでしたー。がーん!
しかも、子供多すぎ! さすが、田舎ですね。他にやることないん・・・以下自粛。おばあちゃんにとって曾孫が11人です。一人平均3人産むのは当たり前です。ねぇ、本当に少子化なんですか?ってぐらい子供多すぎ。長男のマーちゃんなんか女の子3人ですよ。こりゃ、また元気だ元気だ。よく、舌がまわるわってぐらいぺちゃくちゃ。田舎では産まれて来た事への感謝の意を込めて、1人多く産んで世間様へお返しするもんだとのこと。つまり、子供は3人が丁度良いと考えるそうです。・・・うーん、子供への養育費がどーのこーの考えちゃうのは都会に住んでるからですかね。
うーん、肩身狭いっすね。まぐだけ結婚してないんかぁ・・・まぁね、孫の中でまぐだけが一番年齢が低いんです。でも、みんな結婚が早いので言い訳にしかなりません。みんな、まぐの年よりも若い頃に結婚してるんで。はぁー、羨ましいなぁ。同じ孫の中でも5人は女性ですから、旦那を連れてくる訳ですよ。これがまた、みんなイイ男連れてくるんですよ。あ、ここでいうイイ男ってのは都会で言う「イケメン」ではありません。長髪ですらっとモデルみたいな男性?・・・違います、背が高い、肩幅大きい、んでカッコイイんです。なよなよしてないんです。素晴らしいですなぁ。みんなどっから拾ってくるん・・・以下自粛。
おっとと、話が脱線しました。家計図を探していくと・・・「T」という苗字が出てきました。なんと、大層な家柄だそうで・・・おばあちゃんの旧姓でもありました。おばあちゃんの兄弟に色々と話を聞くと・・・な、なんと、とんでもない方向に話が行きましたよ。先祖は「平家」の血筋だとか。おいおいおいおいおい、どーせ良くある話だろ?大河ドラマの見すぎじゃないの? って思ってたのですが、どうやら噂だけじゃ済まない。しかも、まぐの苗字の「I」ってのを遡ると徳川家康付きの医師という話まで出てくるし、本家では未だに息子は代々医者だったりする・・・・あれ? まぐはここにいて大丈夫ですか? ネタばっか考えてるんですが・・・
そもそも、山形って上杉所縁の土地です。特に上杉家が米沢へ飛ばされた景勝、兼継時代の伝統が今も残ってたりします。上杉祭りってのもあるんですから。ちなみに上杉謙信は新潟辺りですかね。佐渡とかあっちです。結構、田舎だと色々と風習残ってるんですね。徳川家康付きの医師で、家康に追い出された上杉ってのも変なまとめですが、ちょっとビックリしましたよ。何ですか、まぐって。
はぁ・・・色々と疲れてしまいました。今日は友引なので通夜も告別式もやりません。1日遅らせるみたいです。ちょっと、早く来すぎちゃいました。田舎ですからね、楽しみますよ。ちなみに目の前の線路に走ってるのは電車ではありません・・・ディーゼル汽車だそうで。バスみたいな音のする電車だと思ってください。2時間で1本のペースです。これだもん、3分で1本来る電車があったら感動するわ。