アルテタ先生の特進コース33時間目 / アバウトなロングボール作戦とは
・いやー・・・完敗でした。冨安がミスをした前の試合では、アーセナルの攻撃もシティ相手に出来ていました。真っ向勝負も出来ました。シティのサンドバック状態かと思いきや、アーセナルが立ち向かえるという自信の様なものも芽生えました。そう、シティの背中はもう見えていると。ただ、この試合を終えて、その背中は遠のきました。シティはまだ走り続けている。前へ進んでいる。今のアーセナルの成長速度に満足していましたが、シティはそれ以上に成長をしていました。なんというチームでしょう。でも、ここを乗り越えないとプレミアの優勝は出来ない。残り5試合、止まらずに前へ進みましょう。
-マンチェスター・シティのメンバー- ハランド グリリシュ B・シウバ (フォデン) ブライネ ギュンド (アルバレス) (マフレズ) ロドリ アカンジ Rディアス ストーンズ ウォーカー エデルソンM 監督:ジョゼップ・グアルディオラ SUB:オルテガ、ラポルテ、リコ・ルイス、フィリップス、ゴメス、パルマー -アーセナルのメンバー- ジェズス (エンケティア) マルティネリ Gジャカ ウデゴー サ カ (トロサール) (ジョルジ)(スミスロウ)(ネルソン) トーマス ジンチェン ガブリエル ホルディン ホワイト ラムズデール 監督:ミケル・アルテタ SUB:ターナー、ティアニー、キヴィオル、ビエイラ

・早かった・・・早かったよ。開始6分でロングボールからのハーランドキープ、縦へ通してのデ・ブライネ独走。ガブちゃんをフェイクでかわして右下へシュート。最初はゴールにパスするシュートだって思ったけど、そんな可愛いもんじゃない。GKを外から巻いて蹴り込んでるのよ。こないだの冨安からのロングループも圧巻だったけども。とにかく、守備時には4-4-2の様なフォメでブロックを作る「可変式フォーメーション」なんですが、すでにJ2でもほとんどのチームが採用するぐらい流行っております。なので、途中で奪ってカウンターになるとFWの位置に居るのでゴール狙えるんですよね。この試合ではブライネとハーランドが2トップ関係になってるシーンが多くなっちゃったのは先制点が早かったからですね。
-マンチェスター・シティのメンバー- ハランド ブライネ ギュンド グリリシュ ロドリ ストーンズ B・シウバ アカンジ ディアス ウォーカー エデルソンM
・偽9番、偽FW、偽SB・・・色々と偽物を排出するんですね。その理由はポジションを拘らずに中盤を厚くしたり、マークを引き付けたり、スペースメイクなどの為に必要な要素なんですね。今度は「偽CB」なんですよ。今度はこれもJ2で流行るのかな。今まではジンチェンコの偽サイドバックを流行らせて、今度はボランチのロドリがCBに入るという偽ボランチ的な感じもやってみて、今年はCBのストーンズがボランチの位置に入るという格好。もう、グアルディオラの頭ん中はどうなってんの? しかも、この試合ではアバウトなロングボールを何度もハーランドに渡してるし。そしてデュエルはほとんど勝つし。ホールディングどうこうの問題じゃなく、ハーランド止められるCBなんて居ないわ! しかも、前線からの早いプレスで奪うなんてトレンドだったのに、もうシティはそれやってないの? ブロック作ってプレスしないし。しかも、早いパス回しで最終ラインビルドアップが特徴的だったのに、パス出さないで「溜め」をCBが作ってるし。こっちが取りに行くまでCBがボール持ったまま動かないんだよ。また、新しい戦術思いついちゃったの?

・このブログではJ2でもアーセナルでも定期的に出てくるワードがあるんですよ。それが「決定機じゃないのに決めるFW」ですよ。これがないとJ1でも、J2でも、プレミアでも優勝なんて出来ないですよ。まさにこのスペシャルなFWがハーランドですよ。80億円ってマジ? どこぞのOBが「バーゲンセールじゃないか!」って言うのも分かるぐらい安すぎる。米倉涼子もビックリするぐらい、今のプレミアの選手は高すぎる!! でも、ハーランドはもっと高くてもいいぐらいよ。ガブちゃんとホールディングに挟まれてるのにダブルタッチで真ん中突っ込んでくるとか有り得ない。この時点でプレミアリーグ最多得点記録に並んだそうですよ。サラーとか、シアラーとか、アンディ・コールが持ってた記録を抜くのは確実ですね。何せ、あと7試合もあるのに並んでるんだもの。
・この試合をいちいちプレイごとに語っていくのは疲れたよ。なので、もうこの辺で許して。さて、アーセナルとしてはここ3試合の引き分けが効きましたね。終盤になると、負けなくなるシティに比べて、アーセナルは終盤になると疲弊していくのは毎年の事。何気にホールディングのせいではなく、ボランチのトーマスもここ最近は狙われてるのかコンディションが悪いのか、従来のプレーぶりではないですね。試合時間を区切ってジョルジーニョも起用していきたいな。残り5試合、チェルシー、ニューカッスル、ブライトンと連戦です。ひとまずはどん底に落ち込んでるチェルシーは叩いておかないと。
アルテタ先生の特進コース32時間目 / 先輩、そりゃ無いっすよ
・アーセナルのOBでもあるウォルコット先輩からの手痛い激励ですね。最終ラインの裏の駆け引きでガブちゃんの裏を取ったウォルコット。冷静にダイレクトで流し込んでゴールイン。いやー、ウォルコットはアーセナルへのリスペクトもあり、セレブレーションはせず。素晴らしい先輩ですよ。試合後にはまるで「優勝しろよ」とばかりにウーデゴールと会話。ここでの3試合3引き分けは痛い。
-アーセナルのメンバー- ジェズス マルティネリ ビエイラ ウデゴー サ カ (ネルソン) (トロサール) トーマス ジンチェン ガブリエル ホルディン ホワイト (エンケティア) ラムズデール 監督:ミケル・アルテタ SUB:ターナー、ティアニー、キヴィオル、ウォルターズ、ジョルジーニョ、スミス・ロウ

・はい、今回も忙しかったので全部はお送りしません。最初に0-2からのスタートでした。いやー、こんなにもあっさり失点してしまうとは。すべてがウィリアム・サリバの負傷のせいではないと思います。そもそもがバッチリとハマった化学反応だった訳ですよ。むしろ、今はサリバが居ない事で相手の攻撃をしっかりと受けているという事ですよね。そこでしっかり失点してると。やはり、相手の攻撃を何度も受けてしまえばそうなるか。ミスやCKでの失点は何とかなりそうだけども、やっぱウォルコットのゴールはしっかり崩されましたね。カウンターを貰っちゃったし、裏取られたし、スルーパスだし。こういうゴールだけは気を付けないと・・・次はシティ戦なんだし。そういうボールばっか来るんだよ。さて、水曜の夜はいよいよシティ戦です。
僕が第1クールの山形に負けた理由(わけ)
・へー、そうなんですかー。PKは確かにあんまり見ないかな。FIFAの研究機関が世界の75リーグにおけるPKの頻度ランキングを発表した。これによると、J2がダントツのワースト1位だそうです。更に2位がJ1だそうです。これは何でしょうかね。あんまり勝負を仕掛けないと言いたいのか、わざと転ばないっていうクリーンな印象なのか、ペナルティエリア内にボールを運ぶ回数からの比率も知りたいですね。そもそも、Jリーグはペナ内でのプレーそのものが少ない様な気がするんですよね。という訳で久しぶりにPKです。
-東京ヴェルディのメンバー- 阪野豊史 エンゲルス (バイロン) 河村慶人 (加藤 蓮) (佐川洸介) 綱島悠斗 森田晃樹 (北島祐二) 林 尚輝 深澤大輝 平 智広 山越康平 宮原和也 (山田剛綺) マテウス 監督:城福 浩 SUB:飯田雅浩、加藤弘堅 -モンテディオ山形のメンバー- 藤本佳希 後藤優介 (デラトレ) イサカゼイン (河合秀人) 田中 渉 (藤田息吹) 南 秀仁 小西雄大 山田拓巳 野田裕喜 西村慧祐 喜岡佳太 (吉田泰授) (アウベス) 長谷川洸 監督:渡邉 晋 SUB:後藤雅明、國分伸太郎
・えぇ、ヴェルディはとかく監督交代に弱いんですよ。これまで8連敗という状況にあった山形に勝ち星を献上してしまうんですもの。ただ、これまでのチームと違って山形はすでに3試合こなしていたので、監督交代直後って訳じゃないんですよ。なので、監督解任ブースト的な試合では無かったかな。うん、普通に負けたっていうか。ただ、気になった点と言えば、ヴェルディの良かった守備の部分ですり抜けたシーンが何回かあったかな。見事な裏抜けというか。特に先制点はまさにそれ。最終ラインからのビルドアップで縦パスx2であっさり通しちゃった事。そこから田中→イサカゼイン→山田と通って先制点。ヴェルディの守備は猛プレスを仕掛けてパスコースを限定すること。そこを罠にかけて守備が守りやすい体勢で奪うというもの。今回は何度かパスコースを限定したのに、そこを飛び越えて通された。「1つ飛ばすパス」ってやつですね。これはまさに「ヴェルディらしい」サッカーじゃないか。最終ラインから縦パスをボランチが受けずにスルー。ここに綱島も林も食い付いて通された。裏でトップ下の田中がフリーになる回数が多かったのはそれですね。

・・・・この試合では勝っていたらMOMはマリオ・エンゲルスだったかもしれないのに。この試合で一番まぐポイントが多かったのはエンゲルスでした。一対一の勝負の仕掛けはほとんど上回っていました。特に右サイドバックの喜岡佳太はなんとか食らいつくけれど、ほとんどがエンゲルスに負け負け。そして、この試合でもそうなんだけどカットインシュートはやはり撃ちませんでしたね。それよりもペナの中でダイレクトで足を振れるシーンでも阪野への落とし。撃つフリしての林へマイナスパスとかばかり。うーん、あんまりシュートが得意ではないって事なのか、それとも今は何よりも「信頼感」が欲しいって事でアシストで貢献してからと踏んでいるのか。後半にPKがありましたが、あのPKの時にエンゲルスが居たら「蹴りたい」って言うのだろうか。うん、蹴らせてあげたい。ちなみに地上での一対一は喜岡は負けまくりでしたが、空中戦は喜岡は勝ちまくりでした・・・そうか、CBの人だったみたいです。
・途中から修正されたんですかね。山形のフォメに手を焼いたとハッキリと仰ってましたが、ミラーゲームを仕掛けたい城福監督としては山形が可変フォメをやってくるとは思ってなかったのかな。いつもの城福監督なら「相手は関係ないですね」って言うところなのに。お互い守備は4-4-2なのに、攻撃は4-1-2-3と4-2-3-1と違ったんですね。ミラーゲームになる瞬間とならないミスマッチな瞬間とが混在する。この攻守の切り替え時にヴェルディはやられちゃったと。そう、2点目のカウンターでもやはりこの「田中 渉」がぽっかり空いちゃうんですよ。何者ですか、この選手は。まだ22歳で仙台でキャリアをスタートさせたものの、山口へのレンタルを繰り返してたみたいです。昨年は山口でレギュラーを務めて5得点。今年こそ仙台かと思いきや山形へ完全移籍と。ただ、今シーズンは渡辺監督になってから起用されたと。そら、存じ上げない訳ですよ・・・(*昨年、まぐはMOMにしてます)・・・あらら、今度こそ覚えておこう。んで、この試合の2点目ですよ。カウンターからFWの藤本にスルーパス。おお、スルーパス。やるじゃん。マテウスの飛び出しもどんピシャでしたが、体に当てるのが精いっぱい。こぼれを押し込まれて0-2。・・・ふん、まぁいいスルーパスじゃないの。
・負け惜しみを言うと、北島のオーバーヘッドは入って欲しかった。あれはそうそう出るもんじゃない。そもそも、初ゴールがループで2点目オーバーヘッドなんて格好良すぎじゃん。北島が入ってからはこっちのミスマッチを利用して北島がフリーになるシーンが多かったです。さっきの田中くんと同じ理由でフリーだったと。ミスマッチなのは何もヴェルディだけじゃなく、山形だってカウンターを取られたらこうなるって事。つまり、この試合の「勝ち・負け」なんてものは「ワンチャン決めるかどうか」。得点を決めるチャンスを増やすより、失点の可能性のあるリスクを減らしたい。「オープンな展開」はなるべくしたくないのが城福さんの方かな。監督も仰ってる通り、早めに同点にしたかった。んで、バイロンのPKから北島がゴールイン。サイドネットに蹴れる勇気。枠外したかと思っちった。まぁ、その後はセットプレイを多く取れたので2-2まではありそうでした・・・ロスタイム8分でセットプレイだらけだったんでロス10分ぐらいあってもいいんじゃないの?っていう抗議だったのかな、最後に審判に詰め寄ってた城福さんでした。・・・正直、時間よりも一回ズラして宮原クロスやらんの?
東京ヴェルディ 1-2 モンテディオ山形
得点者:北島 / 山田、藤本
MOM:MF田中 渉(山形のチャンスは彼から生まれる)
MOM:DF野田裕喜(佐川の重戦車ドリブルをカット、危ないシーンはいつも野田)
MOM:DF山田拓巳(あのボールを股抜きシュート、さしものマテウスもびっくり)
MOM:FW藤本佳希(だからマテウス止めてるんだってば)
MVP:FWイサカ・ゼイン(先制点アシスト、縦突破は止められないね)
MVP:DF喜岡佳太(エンゲルスには負けたけど空中戦は勝ち、結果オーライか)
MVP:FWマリオ・エンゲルス(2度目)・・・縦突破はほとんど勝ち
MVP:MF北島祐二(初選出)・・・流れは変わった
・ヴェルディがシュート10本以上も撃ってるって言っても、ゴールが入りそうな「足を振る」っていうシーンはあんまり無かった。バイロンのシュートも、今シーズンはあれをダイレクトボレーで決めてるんでトラップするとはね。どかんと言ってほしかったり。サイドクロス一辺倒なサッカーなので、今回も千葉戦同様にクロスに対する強さのあるチームには難しいのかもね。ある程度、サイドは空けてても大丈夫みたいに思われてるかも。真ん中さえ固めておけば。
・とはいえ、城福監督のサッカーの狙いは出来ている訳で。あとはこのまま「ワンチャン決めるかどうか」でまた勝ちが転がりこんでくるでしょう。エンゲルスも徐々にフィットしてきてるし、次こそはゴールを決めてもらいたい。ってか、シュート撃っていいんだよ。今度は「どうぞ、シュート撃ってください」パスを森田から貰えばいいんじゃないかな。きっと、ヴェルディではこういうパス出せるのは森田しかいないんで、どうぞマリオ・エンゲルスをよろしくお願いいたします。