アルテタ先生の特進コース35時間目 / あの時の借りを一年後に返した | まぐまぐまぐろんブログ・・・略して、まぐロ

アルテタ先生の特進コース35時間目 / あの時の借りを一年後に返した

・昨シーズン、アーセナルは終盤までCL圏内である4位以内を争っていた。しかし、終盤に取りこぼしが増え始め、直接対決で敗北してしまった。それでも、残り試合を全部勝てば4位だったのだ。その時に訪れたのがこのアウェーでのニューカッスル戦だ。我々の手から4位が滑り落ちたのだ。あの時の借りを一年後に返した。これでもうアーセナルは止まる事は無い。
 

     -ニューカッスルのメンバー-

         Cウィルソン
 Aイサク    (ゴードン)    マーフィー
                  (アルミロン)

    ウィロック      ジョエリン
  (サンマクシマ)    (アンダーソン)
         ギマランエス


 Dバーン  ボトマン  Fシェア  トリピア
(ターゲット)

          Nポープ

監督:エディ・ハウ
SUB:ドゥブラフカ、ドュメット、Jルイス、マンキージョ


        -アーセナルのメンバー-

            ジェズス
          (エンケティア)

マルティネリ   Gジャカ  ウデゴー   サ  カ
(トロサール)       (トーマス) (ネルソン)

            ジョルジ


 ジンチェン  ガブリエル  キヴィオル  ホワイト
(ティアニー)

           ラムズデール

監督:ミケル・アルテタ
SUB:ターナー、ホルディン、ビエイラ、スミス・ロウ

 




・前もニューカッスルと試合した時の感想は「肉弾戦」だったんですよね。ニューカッスルと言えば、こういうチームだよねって事で。この試合でもあちこちでハードな肉弾戦を披露しておりました。かつてのアーセナルはこういうチームを苦手としていたのですが、今回はあちこちで喧嘩してましたね。まぁ、こういう時は基本ジャカの出番なんだけども、ジェズスとトリッピアーでもバチバチ。ジャカとジョエリントンでもバチバチ。ジャカとカラム・ウィルソンでもバチバチ。ジャカとシェア、ジャカとギマランイス・・・ジャカばっかりじゃね? ほんと、こういう試合で退場しなくなったねぇ。1シーズンで退場無しって初めてなんじゃ、いやそれよりも出場停止も無しなんて。マジでキャリアで最高のシーズンが30歳で来たかもしんない。




・「撃ちますよ」って宣言してるかの様なトラップ。これが上手いのよ。だからこそ、こっからのドリブルやパスのフェイントにもなるのよ。そして、相手もシュートだと思うまでに時間かかりましたね。カラム・ウィルソンが寄せてきたけど遅かったね。地を這うミドルシュートを右下へずどん! ウデゴーもキャリアで最高のシーズンなのよ。今シーズンはこのミドルが入るのよ。ちなみに右下のコースにはDFが立ってたんですけども、あまりの速さに股を閉じる前に通り過ぎましたよ。ミドルで股下って凄すぎ。


 

・この試合はイングランド代表GKは俺だ!っていう試合になりました。んで、どっちもセーブ凄かった。アーセナルはウデゴーのスルーパスにマルティネリの一対一をセーブ。サカの一対一も。ウデゴーの一対一も・・・ってか、至近距離での一対一セーブ凄いな。いずれも逆を取ったシュートなのに、残り足で弾いてるんだよね。もっと大量得点になってもおかしくなかったか。ただ、ニューカッスルもウィロックの一対一、ジョエリントンのポスト、イサクのヘッドもポスト、シェアのヘッドなどなど。結局、お互いセービングは神がかってました。ピックフォードも含めてイングランド代表GKは熾烈な争いだな。


 

・昨シーズンの冬にですね、ソシエダからFWアレクサンデル・イサクを獲得する・・・なんて話がアーセナルに舞い込んできました。オーバメヤンをタダで強奪された時でもあったので、FWの獲得は必須でしたよ。そこでこのイサクが100億円近い金額であると足元を見られたのです。結局、イサクは取りませんでした・・・そして、アーセナルは4位以内を逃しました。関係性があったかどうかは分かりません。でも、100億かぁ。その価値があるか無いか・・・などと考える暇もなく、ガブリエル・ジェズスの獲得ですっかり忘れてしまいましたよ。そら、こっちに移籍金75億出すって。んで、この試合ではイサクは活躍はしてるものの、移籍金100億の価値があるかどうかっていうと。この試合でハーフラインからの独走ドリブルで一人かわしてクロスがオウンゴールを誘発、追加点をあげたマルティネリの方が断然いいですからね。という訳でイサクはニューカッスルで頑張ってください。



・さて、これで3位のニューカッスルとの勝ち点差は16に開きました。残り3試合となりましたので、もう2位以上が確定なんですね。アーセナルは次節が三苫のブライトンですね。言うなれば、ここが一番のクセ者でしょうか。最後はフォレスト、ウルブスとの対戦ですが、フォレストが残留争い真っ只中なのも嫌な感じでしょうかね。さくっと勝って終わりたいもんです。逆にシティはまだ残り7試合(+1試合)残ってますね。ひとまずはこのレアル・マドリード戦が全てですかね。CLは取っても構わないので決勝までは進んでもらいましょう。