・今回はスマックダウン単独PPVです。まぐは前から言ってますが、RAWよりスマックダウン派です。きっと、日本のプロレスが好きな人でも楽しめる程に魅せるプロレスを分かってる人たちが多いですから。問題はケガ人の多さから来る人材不足ですかね。今は新人や若手ばかりですから。RAWから移籍とかしてきて欲しいよ。
・そうそう、前回TNA(トータル・ノンストップ・アクション)という他のプロレス団体へ移籍してしまったカート・アングル。彼を見たさにスカパーの「ファイティングTV・サムライ」というチャンネルに加入してみました。スティング vs ジャフ・ジャレットとか、ライノ vs クリスチャンとか色々ありました。何気にブラザー・ラント(スパイク・ダッドリー)がハードコアマッチをしてたりと派手ではあるんですけど、そんなに馴染めませんね。リングも四角ではなく六角形の形だし。カート・アングルのCMは見ましたけど、まだ出てこないんですね。とりあえず、1ヶ月間だけなので解約しよう。
世界ヘビー級王座-フェイタル4ウェイマッチ-
キング・ブッカー vs ボビー・ラシュリー
vs バティスタ vs フィンレー
・もともと、第一挑戦者はバティスタだったのだがフィンレーが棍棒で殴り倒してしまい負傷。そこで急遽行われた第一挑戦者決定戦、ボビー・ラシュリーとフィンレーの勝者が王座戦となったのだ。しかし、フィンレーはキング・ブッカーから直々に臣の称号を賜っている。負けてもならないし、勝ったらキングと戦うハメになる・・・ま、フィンレーはそんな事をお構いなしに戦う。何故なら、「My name is FINLAY,I Love the FIGHT!」と高らかに自分のムービーで語ってるからだ。この時に試合に勝ったのはラシュリーで王座戦は2人だけのはずだった。なんと、PPV直前で行われたポイズンマッチ。お互いの対戦相手を指名出来る制度。これでラシュリーはキングの対戦相手に延臣であるフィンレイを。キングはラシュリーの対戦相手にバティスタを指名したのだ。ここでフィンレイもバティスタも本気で相手を倒しにかかる。なんと、王座のキングは臣のフィンレイに負けてしまい、ラシュリーとバティスタ戦でもフィンレイが乱入して大混乱に。このフィンレイの活躍で急遽、試合内容を前日に変更という異例の事態。王座戦は4人マッチとなった。↓には白字で結果が書いてあるよーん。マウスをドラッグか、「Ctrl+A」で内容見れるよ。
・さすがの試合巧者フィンレイ。試合前からフィンレイが王座を取る事は絶対に無いと思っていたけど、この3人を相手に試合運びの巧さと言うか何と言うか。完全に試合をリードしてましたよ。流れの切り方、間の取り方、休み方・・・パワーで突進してくるバティスタやラシュリーをうまく流してくれる技術に脱帽。最後はバティスタが本来のパワーを全開放。全員をスパインバスターで一蹴し、フィンレイを相手にバティスタボム!これでバティスタが王座復帰・・・となるはずだった。ここでラシュリーがバティスタ相手にスピアー!で妨害。と、その隙にさりげなくキングがフィンレイをフォールしてカウント3。結局、キング・ブッカーの王座防衛となりましたとさ。最後は一気に勝負を持っていったなぁ。うん、でも面白かった。
WWEタッグ王座戦
アシュリー・マッサーロ
ポール・ロンドン & ブライアン・ケンドリック
vs
ミシェル・マクール
KCジェームス & アイドル・スティーブンス
・タッグ戦線は現在3組の間で行われている。前回まではピットブルズが挑戦者であったが、ここにきて新人タッグ組が挑戦してきた。KCジェームス & アイドル・スティーブンスだ。触れ込みは元教師というミシェル・マクールの生徒達という設定。これまで3組で何度も対戦を行ってきたがいずれも王座防衛。PPVでタッグ王座戦に出場するため、残りの2組で次期挑戦者マッチを行い生徒達が勝利。ここから抗争が開始となった。ミシェル・マクールと因縁のあったアシュリー・マッサーロがタッグ王者組に加わっている為、人数的にも3 vs 3と邪魔は入らない。さてさて、いきなりタッグ王者を新人にあげてしまうのだろうか。
・挑戦者が新人ながら、まぁそこそこやってくれたかなと。さすがにWWEももうちょっと育ってからでないとタッグ王座はあげないわな。最後はポール・ロンドンがシューティングスターで決めて王座防衛。タッグ戦線よりも、アシュリー・マッサーロの起用に苦労している感が見えるなぁ。そろそろ、ストーリープッシュでもいいんじゃなかろうか。今年、ディーバサーチで優勝したレイラもいることだし。
アンダーテイカー vs ミスター・ケネディ
・ほぼ、1年間に渡って勝ち続けているケネディ。途中でケガなどもあったが、ほとんど負けていない。そこでケネディはGMのセオドア・ロングに提案する。「オレが倒すべき相手はもうここにはいないようだ。だから、RAWのスターと戦わせて欲しい。そいつはオレと同じ完璧な相手だ。そう、RAWへ移籍して戦わせろ、ジョン・シナと!!」と移籍希望を伝える。しかし、セオドア・ロングが逆に「なるほど。しかし、気味はまだ戦っていない相手がいるぞ。よし、PPVでその相手と戦ってもらおうか・・・対戦相手は、アンダーテイカーだっ!!」 しかし、翌週「きっと、オレはアンダーテイカーを痛めつけてしまうだろう、倒してしまうだろう。ただ、ファンからの恨みを買うのは嫌なんだ。ここは出場を辞退して・・・」というと、アンダーテイカーが登場。「オレの心はノーマーシ(無慈悲)、Rest in Peace・・・(安らかに眠れ)」と決め台詞。すると、マイクで後ろから殴りつけようとしたケネディだったが、持っていたマイクがなんと爆発。アンダーテイカーの恐ろしさをまざまざと見せ付けられてしまった。
・ケネディもなかなかの技術を持ってるんでね、非常に楽しめた一戦でした。アンダーテイカーのリードも見事。ケネディはせっかくスワントーンボムをフィニッシュにしてるんだけど、ジェフ・ハーディーが復帰しちゃったからね。前のフィニッシュに戻せないかしら。ともかく、試合はケネディが持ってきたUSベルトで反則しようと思ったが、アンダーテイカーが奪い返して逆に反則。これでアンダーテイカーの反則負けに。最後はキレたアンダーテイカーがツームストンでケネディをKO。そればかりか、反則を取った審判にもツームストン。これはまだまだ抗争が続きそうだ。
エニィ・ウェア・フォール・カウント・マッチ
レイ・ミステリオ vs チャボ・ゲレロ
・実はまだこの両者の抗争終わってないんです。エディの奥さん、ヴィッキー・ゲレロも巻き込んでの抗争へ。そればかりか、TVに久しぶりに出てきたミステリオの息子(前に実はエディの息子という設定で親権争いも)ドミニク君までまた巻き込んでます。そればかり、チャボとの試合ではおよそプロレスではなく、観客席まで追いかけて行って戦う始末。完全にミステリオの怒りは頂点に達している。そこでこの試合はどこでもフォール可能な試合となりましたとさ。
・試合序盤はお互いリング上で戦い、最高のクルーザー同志での試合をこなす。やっぱ、WWEでのクルーザー級はこの2人は別格ですね。そろそろ、クルーザー級王座のグレゴリー・ヘルムスと戦ってくれよー。んで、試合は途中からステージ上や、観客席にまで及んでしまい椅子は投げるわ。照明器具は使うわで荒れた展開へ。最後は階段の手すりを使っての619。ゲートの上からのセントーンでフィニッシュ。ミステリオの勝利となった・・・しかし、ミステリオの気はこれでも収まらず、試合後も攻撃を続けようとしたところ、ヴィッキー・ゲレロがチャボをかばい罵声を浴びせる・・・ミステリオも諦めて帰ったのだが、まだまだ抗争は続きそうだ。もう、終わらせてくれ。
マット・ハーディー vs グレゴリー・ヘルムズ
・クルーザー級王座戦ではないらしい。クルーザー級王座最長保持期間となったヘルムスだが、ここ最近は王座戦をほとんど行わずにマット・ハーディーとばかり試合をしてますな。そして、マット・ハーディーが珍しく、ムーンサルトも決まるし、ツイスト・オブ・フェイトも決める事が出来た。いやぁ、ここ最近決まったのを見たのは物凄い久しぶりな気がする。その後、事あるごとにヘルムスの方がマットに絡んでくる。王座は賭けないという試合だが、2人の対戦はPPVで決着。そろそろ、マット・ハーディに上の段階へ進んでもらいたいぞ。
・試合前はまぐも座椅子にぐでぇーっとだらしなく寄りかかって見ていた試合だったが、どーしてどーして好勝負。どうやら、この2人は昔から一緒にやっていた旧知の間柄だったそうですね。お互いの間の取り方も完璧だし、技の切り替えし合いでした。トップロープからのダイビング・シャイニング・ウィザードなど技でも魅せていたし。最後はツイスト・オブ・フェイトでマット・ハーディーの勝利。非常に面白い試合でした。やはり、もうちょっと待遇を良くしたいね。マットへのプッシュはまだか。
「MVP」モンテル・ボンテイビアス・ポーター・デビュー戦
・常にリングサイドに陣取り、偉そうに二人の美女を引き連れている新人MVP。いよいよ、彼がデビューする。これまでもヴィトーあたりと試合しそうにはなるも、「エージェントと相談してみる」とか「まだ、契約を結んでいない」とか逃げ腰な姿勢ばかりが目に付く。オレと契約するならそれ相応の条件じゃないとなど言ったりとGMのセオドア・ロングも大変。それもジョン・シナと同じ金額にしろなどと偉そうな事ばかり言っていた。そして、ようやく契約にこぎつけたかと思いきや、デビュー戦はPPVじゃないと嫌だってさ。そういう訳でMVPのデビュー戦です。果たして、どこまで出来るのか。
・あっはっはっはっはっはっは♪♪♪ これは、かなり酷っ! もう、突っ込みどころがありすぎてどうしよ。デビュー戦なのに炎が噴出す演出有るわ、ぴっちぴちのタイツ式だわ、特撮戦隊ヒーローものっぽいわ、大物食いするかと思いきやフナキさん以下っぽいガリガリの奴とデビュー戦やってるわ・・・いやぁ、こいつは色物ですね。成功するかどうかは知らないけどコイツは面白いわ。
ウィリアム・リーガル大忙し
・大会前にキング・ブッカーがリーガルを呼び出し、売国奴フィンレーを説得し援護をさせる様に言う。リーガルは「必要ならば何なりと」と誓った。しかし、こっからがリーガルのネタ満載。バックステージで女装姿のヴィトーが縄跳びをしている。汗だくになったヴィトーが自分のスカートで汗をぬぐい、女性物の下着が露わになってしまう。これを見てリーガルが気持ち悪そうに出て行こうとするが、食料を運んだ機材にぶつかってしまいケチャップまみれに・・・。シャワールームでケチャップを落としていると、またしてもヴィトーがシャワールームに。女装ばかりしてるのに、馬並みな部分を見てしまい裸のままシャワールームを出てしまう。すると、素っ裸状態のリーガルにGMのセオドア・ロングが呼び止める。「今夜、キミの試合も用意しているから準備しなさい。」といきなり当日で試合まで決まってしまった。
・試合があるっていうから、てっきりヴィトーと試合をするんだと思っていた。しかし、対戦相手はなんと5ヶ月ぶりにケガから復帰した「クリス・ベノワ」だった。ベノワとリーガルはお互いの戦い方は絶妙で、グラウンドテクニックも優れていて関節技なども駆使した玄人好みの展開へ。最後はお互い流血しながらも、クロスフェイスでベノワが復帰戦を見事に飾った。本当に素晴らしい一戦でしたよ。んで、試合後に仕事を真っ当出来なかったリーガルにキング・ブッカーが詰め寄る。説得する暇も無かったリーガル、そこへフィンレーの方からやってきて「オレの目的は2つ。1つは戦う為、2つ目はお前の王座を奪う事だ」と告げて去ってしまう。職務をまっとう出来なかったリーガルにキングは「オレの前から消えろ! キサマは用無しだ!」と平手打ち。すると、リーガルも武器無しではあるけど、黄金の左でパンチを一閃。これでブッカー王国は完璧に崩壊した。
スマックダウン新人集
マイク・ミザニン「ザ・ミズ」、レイラ
ジミー・ワン・ヤン、シルベスター・ターカイ & イライジャ・バーク
・ってか、新人多すぎ! これ以外にもタッグ王座戦に出ているミシェル・マクールの生徒達も含めれば都合7人。それでも、ジミー・ヤンとシルベスター・ターカイは新人じゃないんだけどね。とにかく、みんな色々キャラクターありますが、ジミー・ヤンは大丈夫なのか? あれで。 ジミー・ヤンは元アキオです。何気に新人のミズは元人気番組のレポを務めていただけに、お客さんの盛り上げ方だけはさすがです。試合でも盛り上げ方が巧いし。PPVでもミズは出てたんですよ。もともと、タフ・イナフという素人オーディションで準優勝。ここまで修行をしてのスマックダウン昇格です。同じく、レイラは今年のディーバサーチ優勝者。ターカイはそもそも格闘技関係で有名だった人みたいです。それでも、元WWEなので復帰。
・とまぁ、こんな感じです。とりあえず、今回のPPVを動画にするのは難しかったので、翌週のスマックダウンからのにしてます。まずは新人としてデビューしたMVP、実はPPVで戦ったガリガリに痩せた男の事を「アイツは実は戦闘マシンとあだ名されるほどに危険な奴だった。非常に危なかった。そんな奴でもオレには手も足も出ず破壊されたがな。」と語り、「今日は汗をかきたい気分だ。テディ・ロング!手ごたえのある相手を出してくれよ」と言うと、GMは「お前は今夜リングで歯を折られるぞ! ひと汗かきたいだとそれなら熱い男を用意しよう!」と呼ばれた相手との動画が入ってます。