鯨統一郎 「パラドックス学園 開かれ た密室」
- 鯨 統一郎
- パラドックス学園 開かれた密室
パラドックス学園パラレル研究会、通称パラパラ研。 所属している部員は、ドイルにルブラン、カーにクリスティー。新入部員のワンダは、彼らが著名なミステリ作家であることを知っている。しかし、彼らは大学生で、ミステリ小説など読んだことがないと言う。ワンダは、パラレルワールドに入り込んでしまったのか!? 一読驚嘆必至、鯨ミステリの極北にして、究極の傑作!
本格ミステリ・パラパラ漫画つき。
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つい先日読んだ「予告探偵」も凄い小説でしたが・・・・・・。まさか、あれ以上笑わせてくれるとは。 「ミステリアス学園」があんなバカミスだったので、これもそういう系統なんだろうなー、とはわかっていたのですが、全く想像が及びませんでした。
中盤にもネタが大量に盛り込まれて、それだけでもかなり笑えるのですが(特に西村京太郎のネタが面白い)、ラストはもう・・・・・・大爆笑です。
驚きをすっ飛ばして、ただ笑えます。
パラパラ漫画とか、えー、そんなー! と思わず言ってしまうこと間違いなし。
こんなトリック初めて見ました・・・・・・。 というよりそもそも、思いついたとしても実際書いてしまうのはこの人くらいでしょうが。
でも こういう手法、結構好きだなー。 納得できるかどうかはともかく・・・・・・。
犯人に関しては、「ミステリアス学園」より納得度高いですけどね。
ミステリについてある程度の知識があるほど、この本はより楽しめます。
「ミステリアス学園」の正当な続編なので、出来るだけ二冊あわせて読むべきでしょう。
これだけ読んでも楽しめるのですが、数カ所かわからない部分ができてくると思います。
こういうノリについていけるかどうかで評価は別れるでしょうが、ミステリ好きなら一読の価値はあるかと。
7点。
続編書いてくれないかなー、と読了後思ってしまいました。