さてさて、、、、
第2レストポイント 小諸グランドキャッスルホテル へ到着し、風呂・洗濯・食事して寝たトコ迄でしたね。
小諸グランドキャッスル迄の投稿は↓コチラ。
アラームで起床。
荷物室に戻ると
マッサージの方が専用ベッドで出走者へマッサージしている。
!
私「あのー。。。私もマッサージ受けられるんですか?」
マ「はい。出走者は誰でも大丈夫ですよ。」
私「ありがとうございます。お願いします。」
マ「この方の次ですねー。少々お待ちください。」
って事で出発前の食事しながら順番待ちして私の番。
マ「あれー?。260㎞走って来たにしてはダメージ少ないですねー。これなら完走間違いないですよー。」
私「ありがとうございます」
なんて言いながら「ふふふ。効果抜群✨」なんて思っていました。
ここ迄書いていませんがこの評価を頂く布石がずっとありました。
私がスタートから洗濯しつつずっと着ていたTシャツ。
商品名はリライブシャツ。
身体の経絡に沿って貼られた鉱石の力で筋力や柔軟性など身体能力を引き出してくれる不思議なシャツ。
ええ。
一見、怪しい通販でしか見かけない様な眉唾なヤツです。
存在は知りつつも1月にデモンストレーションを見る迄は私も眉唾だと思っていました。
デモンストレーションが凄かったので購入し使ってみたところ凄い効果。着て15分で四十肩が消えた。その事をSNSへ投稿したら販売元の佐々木社長が「それもこのシャツの効果です」と返答をくれました。
ではレースではどうだ?と、小江戸大江戸200kへ着て参加したら間違いなく疲れにくかった。
「着る合法ドーピング」
と、ニックネームを付けた程。
※仲間内数人で試しましたが個人差があり効果があまり出ない方もいます。
シャツ自体が少々値が張るので川の道では一着を洗濯しながら進む事を選択しました。黒無地のオシャレとは訣別したシャツなのに。。。もっと気分が上がるシャツは色々あったのに。
それ程までに川の道完走の為には手放せないシャツだったのです。ゴール迄コレだけで行くと決めていました。
リライブシャツについてはこの辺で。。。。
準備が想定よりもスムーズに終わった為、出発する事に。
そうそう。
前回も書いた大切な用事が。
昨年、辿り着くも肉離れでリタイアを決めたこの場所。
まさに目の前の椅子に座りうなだれた私の気持ちは1年間ここに居たはずで。ソイツを連れて行く。
そう。日本海のゴールへ。
今年の俺は随分強くなったぞ。行こう。
なんてな気持ちで投稿。
22:33 出発。
出発して暫くするとランナーが追いついて来た。
雑談しながら進む。
その方は№306山崎様。
パワーウォーク中心で川の道を攻略するツワモノ。
パワーウォークのコツや
ペース、想定ゴールタイムなど教えて頂いたのですがずっと着いていくのは難しい。
上田に入る少し前あたりで離され一人旅になった。
少し仮眠など入れつつ進んでチェックポイント 280.4㎞ 上田城。
5/3 2:35 到着 夜明けの美しい景色が見れました。
そこから走り歩きで数名のランナーと行き会いながらマイペースで進んでいく。
坂城の景色が良いあたりへ着く頃に夜明け前を迎えた。
明るいと景色が素晴らしいのでレアな夜明けの景色を是非見てみたい。
そろそろ良い塩梅って所で出発。
この辺のテンプレな名物を写真に収めつつ、
戸倉あたりで臨める雄大な景色に「遠くまで来たな」としみじみしつつ、、
朝食摂るコンビニでそろそろよく会う走力が近しい方々と朝の挨拶しながら、、、
チェックポイント 304.1㎞ 篠ノ井橋北詰
5/3 7:34 到着
少し進んで、毎度の事ながら朝のルーチン🚽でコンビニへピットイン。
トイレ🚽貸して頂いたお礼に牛乳購入。
補給済ませて出発したら元気な2人組と遭遇。
同じ初完走目指す組(400番台)の井上様(男)と冨手様(女)
少し走りが悪くなっていたので復活の起爆剤になればと付いて行く事に。人恋しかったしね。
雑談しながら進む訳ですが、お二人とも凄くて。
井上様は、、、沖サバ(沖縄サバイバルラン)参加者。
ええええ。
基本性能が違い過ぎる。エリートじゃん。
冨手様は、、、歩く速度が尋常じゃない。
300km突破しているのにキロ8分台前半で歩く。少しすると置いていかれ、追いつく為に走る事を繰り返す。
「わたし、走るの苦手なんですー。」なんて言うから「歩くの凄いんだから走るの捨てて全部歩きでいいような?」「というかなんで凄い2人がこの位置にいるのよ?もっと先でしょ?」
なんて思ってました。
彼女の歩きを勉強させてもらおうと後ろから観察させてもらい股関節の可動域やリズムが凄い事に気付き真似したのですが同じスピードは出ない。彼女凄いや。
一緒に進みつつ、やはり身の上話になるのですが
私が昨年怪我リタイアからのリベンジ参加で、この1年アスリート立位やアスリート歩行をやっていたなんて話をした際、
冨手様が反応。
「私、とあるブログの歩き方を参考にして、、、ふくやま?ふるやま?接骨院って医院の先生の指導らしく、、、アスリート歩行? つま先上げて踵付けて膝伸ばして、、、それを最近練習してたんです。」
ムムム。。。ねぇ。。。 それ、、、
詳しく聞いていくと、、、 本、走ったりしてるブログ(仮 でした(笑)
読者に、しかも川の道の道中で偶然会えるって嬉しいので「それ、、私です////▽////」と、申し出ると
彼女は「書いてる人にこんな所で会えるなんてーー❤️」と、感激しきり。
私は「やべぇ。いらん事迄見られてたらどうしよう?💦そもそもアスリート歩行を使い熟す才能が違い過ぎてお恥ずかしい💦」と焦る💦
それでも、「アスリート歩行って凄いですよねー。」「先生にブログ通じて実践者がいた事伝えますねー。きっと喜びますよー。」と、盛り上がりながら進み、
丹波島橋を渡る途中でやはり景色が雄大で。
進んでチェックポイント 317.2㎞ 善光寺本堂
5/3 10:16 到着
本堂の中まで行きましたが、ものすごい行列で
その場で手を合わせお参りし、踵を返して戻って来ました。
混み合った参道からコースに戻り前進。
「とあるマンションで出走者に向けて応援の横断幕が貼ってあるらしいんですよー。私、ハーフの時夜間だったので見逃したんであって欲しいですよねー。」なんて話しながら走っていると、、
ありました!感激。
コメント書ける様にペンが添付されていたので、冨手様が御礼のコメント書いてくれました。
悩みましたが、ここでモザイク処理したら感動が薄れる。
どうせ大会名簿見りゃ誰だか分るんだから(今までの色んな大会も)今更隠さなくてもいいよね。
ホクホク進んでお昼ご飯。
11:00少し前。モーニングでもランチでも無いタイミング。丁度やってるのはファミレスという事で近場のココスで決定。
ボックス席でひと息ついた。
少し進んでチェックポイント 332.7㎞ 浅野交差点
5/3 14:42 到着
右折し、飯山へ向かう道路へ歩みを進める。
りんごとハートを象ったガードレールがりんごの産地を感じさせ
その辺りを過ぎ暫く進むと急激に眠くなった。
寝れる場所を探しながら進むと道路右側の日当たりの良い斜面に畑に降りる為の手作りな歩道。
ここを少し下って寝れば車からは視認出来ないので心配されずゆっくり寝れる。
ってことで良い寝場所を確保して仮眠。
スッキリして進んでいると、前から自転車の集団。なんだろうと思っていると
近づいてみて驚いた。 なんと、ラン友の皆様。
ハーフ出走の友人を小諸で見送り→電車移動→長野駅からレンタルサイクルで応援に駆けつけてくれたらしい。
どう感謝を述べて良いのか。こんな遠くの長野まで。
激励頂き、どうしても完走しなければと気持ちを引き締め直し彼らと別れた。
進んで、替佐からバイパスか旧道かを選択する交差点。もちろん景色の良い旧道を選択。
進んでいたら同じく初完走を目指す榎田さんに遭遇。
暫く一緒に進む事に。
進んでいると、大先輩 堀さんが逆走応援ランしてくれました。
川の道の先輩がこうして応援してくれるのは力になりますね。
千曲川沿の景色に癒されました。
進んでチェックポイント349.3㎞ 飯山駅
5/3 18:11到着
榎田さんは先に進むと言うことで別れ私は近所のスーパーのイートインで夕飯。
私設エイド開設前のやっさんと悪代官さん、COCOさんに応援頂きました。
ありがとうございました😊
ここから夜間かつ厳しいエリアに突入していきます。
真っ暗になった菜の花ロードをひとり進み最後のローソンで補給とトイレを済ませ新潟へ抜ける真っ暗な山間部の道をひた進む。
またしても睡魔がやってきた。
眠くて眠くてしょうが無い。
蛇行が始まり歩くしか出来ない。
なんとかしようと縁石に座り込み寝てみる。少し眠気を飛ばして進むも焼け石に水。
また睡魔に襲われる。そしてまた蛇行して進み縁石に座り込むを繰り返す。
そのうち自分が何をしていてどこに進んでいるのか解らなくなってきた。
1度、有り難く知り合いの集団に拾われ進む事が出来たが着いて行けずまた1人旅。
また縁石に、、、
などと繰り返していると有難いお二人に拾われた。
同じく初完走を目指す400番台の布施様&川上様。
なんとかお二人に付いていく。
眠気を飛ばす為に会話を、、と思うが、私が眠気でおかしくなっており会話のキャッチボールが出来ない。
意味不明な事を口走るし。(何故か覚えています。なんであんな思考になったんだろう?)
いよいよ自分がヤバいという自覚が出て来た頃、蛇行が酷くなり側溝に落ちた。
幸い怪我は無かったが
川上様の「ヒィっ!!!」っという悲鳴に
「もうお二人には迷惑かけられない」
と、うっすら思ったその時。
闇夜に
ともぷーエイド登場✨
あああああああ。助かったー😭
エイドで休憩&仮眠させてもらおう。
お二人からは「寝てった方がいいよ」と、諭され二つ返事で承諾。
ともぷーさんが奥に仮眠場所を作ってあるのでと案内してくれ有り難く寝させて頂きました。
30分のはずを、あと30分延長して1時間。
スッキリ目覚めた。
はずだったが、、頭が復活してこない。
三箇小学校までの距離を私は30分程度と思い込んでいて、そのつもりで話すが、ともぷーさんは「早くても3時間ぐらいかかりますよ?」と回答。
???????は?なんで??
と、なり、地図を捲りながら過去の記憶を引き出す。。。
!!!!!!!
やっべ!!! ダメじゃん俺!
ようやく気付いた。
2時間半のズレはダメージが大きい。急ぎ準備してともぷーさんに御礼を伝え出発。
夜が明けかかっていた。。。
さー、ここから復活を組み立て直そう。ダラダラ歩きはもう禁止。
10:10走りから身体を暖め始め徐々に走りの比率を多くしペースを上げていく。
30:300程度迄上げてそれを継続。
走り続けると疲労で何処かで止まる。
だが軽く歩きを入れるとかなり長く進む。
2時間半のズレを埋める為にはこのペースは落とせない。
そうして進み新潟県突入。
到着し、Tシャツ&ドライレイヤーを洗濯しながら朝食。
お腹空きすぎでおかわり。
舘山代表のオヤジ丼がめっちゃ美味しかった。
食事、洗濯、シャワーを済ませ仮眠室で例の如く、、、落ちました。。。
さー、次はラスト区間です。
どうなるやら。
まだまだ七転八倒な旅は続きます。
ではでは。。。
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