第18回 日本横断「川の道」フットレース日本横断ステージ513km 完踏記 第2レストポイント迄 | 走ったりしてるブログ(仮

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さてさて、、、



第1レストポイント両神荘へ到着し、洗濯・食事・風呂・仮眠が終了。

スタート〜両神荘迄は↓コチラ。


寝袋をたたみ出発の身支度を始める。


今日の午後〜明日午後にかけて埼玉→群馬→長野と山を越えていく。
山の天気は読めない為レインウェアは必須。寒さ対策のレイヤやネックウォーマー、手袋なんかも。

想定していたセットをテキパキとリュックへ詰め込む。15Lのモンベルが満杯になったが気にしない。
確実にトラブル無く第2レストポイント「小諸グランドキャッスルホテル」へ辿り着くのだ。


あそこで大事な用事がある。そしてその先へ。

視線は小諸よりもさらに、、ずっと向こうを伺っていた。


準備しながら昨日カヨさんから頂いたケーキを頬張る。

美味いんですよ♫  これ。





出発時に時刻を個人的に記録して出発。



昨年は、、、痛み始めた足を庇う為にほぼ歩きだったが、今年は計画的に走っている。
ペースも体力も疲労度も順調そのもの。

黒海土大橋過ぎのローソンでトイレ🚽借りて(またかw)
最初の目標、志賀坂峠を目指して走りを進めていく。好天に恵まれ気持ち良い。

ただ、夕方〜夜にかけて雨予報なので心の準備はしていた。




おっさんとはいえ、元男子。
巨大な、、、地球防衛軍団的な、、構造物は惹かれる。
秩父開閉所はどうしても撮影対象ですよね?

15km程進んだ頃、

後ろに人の気配がしたので振り返ったらミキちゃんが追い付いてきた。
川の道仕様の金髪が顔立ちに似合う。
相変わらずオシャレさんだ。

2人で進む事に。

もうすぐ私設エイドだよねー。あそこの梅干し絶品だよねー。焼き鳥もねー。などと盛り上がって進んで地元のご夫妻が出してくれている私設エイド。

昨年に続きお世話になる。
手作りの梅干しや料理が並びどれも美味しい♫

スタート前に「キコリカフェのマスターにお礼を言いに行こうぜ!」と話していた小林さんが偶然にも休憩中だった。何処かで会えたらと期待していたが良いタイミングで会えた。



少し休んでいると急に雨に。

降りが強くレインウェアを着込み、小林さん・ミキちゃん・私の3人で出発。

濡れずに準備出来た我々は運が良い。こういった小さな運も大会の流れの中ではメンタルや体調を左右するので気持ちよく拾っていきたい。


志賀坂峠へ向けて本格的に登る訳ですが、私は2人よりも歩きが遅くすぐに置いて行かれるw

傾斜の緩いあたりで小走りで追いかけてようやく追い付く事を繰り返し、、、、



ようやくチェックポイント 175.4㎞ 志賀坂峠。
19:49 到着。
この頃には雨も止み雲の切間から星空が見えていた。

運が良いですねー。

なんて話していた気がする。




さて、峠なので登ったらもちろん降ります。
昨年内山峠からの下山中に痛めた脚で走ってしまい肉離れしたトラウマがあり私は慎重。ペース良く下ろうとする2人には先に行って頂きました。

ゆっくりマイペースで。こんな所で故障なんかしていられない。

闇夜をひとりヘッデンの灯りを頼りに降る。
生き物の鳴き声とか虫の音とか沢山聞こえるんですよね。熊でたらどーしよ?と、途中振り返ったりしながら数十分下り、キコリカフェ到着。


今年もマスターは応援の臨時営業してくれていた。

夜間このエリアは川の道ランナーが食事できる場所が無くなる。
暖かい室内で食事ができるキコリカフェの存在は砂漠のオアシスと言っても過言では無い。


マスター、昨年の私の事覚えていてくれました。(あんな状況の人、覚えられて当然ですw)



ジャコと、、なんだっけ?名前忘れたw  ベーコンの入ったパスタを頂いた。
めっちゃ美味しい。

満足して会計し10分程仮眠させてもらって出発。

目指すはチェックポイント下仁田交差点。



数キロ気持ち良く進んだのですが、
相変わらずと言いますか、睡魔がやってきた。

眠くて眠くてしょうがない。

一緒だった方には先に行ってもらいマイペースで進む。
が、物凄い蛇行。ガードレールや縁石にガンガンぶつかる。

「これ、間違うと車に轢かれるかガードレール乗り越えて川に落ちるよな? 洒落にならない。。」

などと薄れる意識で思っていると、ガーミンの通知はキロ20分近く。

「全然進まない。こりゃ、がっつり寝ないとダメだわ。」

と、思った頃、闇夜に「ファイト」の文字が浮かび上がって来た。



ファイトの文字は道の駅上野村で女性が出している私設エイド。
(手持ちのボードの文字がライトを反射する素材で作ってありました。)

「トイレ暖かいですよー。」との案内に「助かったー。寝れるー。」と、お礼もそこそこに道の駅のトイレロビーへ吸い込まれた。

中ではトイレまで続くロビーや廊下が広く数名のランナーが仮眠中。

私は邪魔にならない場所を選び50分程タイマーをかけ、、、落ちた。。。




アラームに起こされ、眠気が飛んだ事を確認。

予定よりだいぶ遅いので急ぎ出発。

しっかり寝たので走れる。
ミュージックプレーヤーで音楽かけながら気持ち良く進んでいく。

アップダウンをこなし、川の駅上野でホットドリンク購入して出発。


行き合った方と一緒に湯の沢トンネルへ足を進める。

湯の沢トンネル過ぎの急傾斜な旧道に文句言いつつなんとかクリアし、
南牧村の道の駅を過ぎた頃に夜が明けてきた。

このへん、守隨さん達と行き合って暫く一緒だったっけな?

無理なく進みチェックポイント 213.2㎞ 下仁田交差点。
5:17 到着

交差点を左折し、少し進んだローソンで朝食。
弁当ガッツリ。

丁度、食事休憩していたナベさんと雑談しながら出発。

ゆるジョグで内山峠へ向かう坂道を攻略していく。


1時間程経った頃、私の朝のルーチン🚽が始まったw

え? この辺トイレあったっけ?💦

と、地図を見たら幸にもガソリンスタンドが近くにあり、もうすぐ営業開始。(ガソリンスタンド=トイレなので営業時間の情報と共に地図にポイントしてあります)

急ぎ進んでスタンドのご主人にトイレ🚽貸してもらって事なきを得た。

ジャーニーでもしっかり排泄をする私の身体にはトイレ情報はめっちゃ重要です。



数名のランナーと行き合ったり前後したりしながら黛こんにゃく店。営業前だが店頭のベンチが使えたので一休み。


残してあったカヨさんのケーキを頂く。やっぱ美味い。これで内山峠越えなんとかなるっしょ!


歩くしか出来ない斜度の坂道を登っていく訳ですが、またも睡魔。

車道は大型トラックがバンバン走り、歩道の外側、、、手すりの向こうは奈落。

そんな状況なのに蛇行が始まる。

一緒に進んでいる皆様が心配してくれた。す、、、すみません💦

そうこうしていたら、
行く先になんだか私設エイドな雰囲気。寄ってみると、

なんと

まぼろしエイドだ!

イエー! まーさんご夫妻&ザクロ素敵❤️


補給後、仮眠させて頂いた。
仮眠用のシート迄用意している周到さ。

惚れますわ。

10分程仮眠して復活し
ザクロをモフモフしてほっこりチャージして出発。



内山峠へ向かう道は新緑が眩しく


荒船山が眼前に雄大で。


そして、、、やってきました内山トンネル。

さぁ、この先は長野県だ!
テンションが上がる。




トンネルを抜け、佐久方面への降りへ。

当初、5キロ程度は全歩きで計画していたが、少しは走れる事に気付く。

それでも故障が怖いので、、少しだけ走りを混ぜましょうと4:1程度の割合で走りを混ぜて進んだ。

左側歩道は安全だが歩道に細かいアップダウンが多く走りづらい。
対して右側歩道は路側帯メインだがフラットで走り易い。

私は右側歩道を選択した。フラットでスイスイ進む。


傾斜が緩くなった頃、自販機で甘酒補給。
エネルギーになるドリンクには自然と手が出ます。

平地になってからは、倉坂さん、出口さん、ミキちゃんと前後しながら進み、

チェックポイント 248.2㎞ 中込交差点。
13:26 到着


中込交差点を右折し市街地を進み佐久平への大通りに出た。


足裏が痛み初めているので靴紐の調整しながらゆっくり進み、守隨さんと行き合い
一緒に進んだが、佐久平駅で私が用事があるので別れる。


私の用事とは

北斗の拳マンホール撮影(キリッ







7つ全てコンプリート♫
(ユリアはなかなか見つからず苦戦しました。)


そうそう。
すぐ近くのチェックポイント 253.7㎞ 長土呂南交差点の撮影も忘れずに。
14:49 到着


小諸へ進むアップダウンや道路の悪さに文句言いつつ進み、
コンビニで2食分の弁当とビールを購入しレストポイントである小諸グランドキャッスルホテルへ。
※小諸グランドキャッスルホテルではエイド食は提供されません。購入して持込む必要があります。弁当2つは夕飯と出発前の補給用。

16:34  レストポイント 261.7㎞ 小諸グランドキャッスルホテル 到着。

軽い足裏痛以外は故障する予兆も無く万全の状態で辿りつけた。これで間違いなく前に進める。

スタッフに案内頂き、荷物部屋へ。
風呂、洗濯を一緒に済ませ(洗濯物は部屋干しで)購入した弁当とビールで夕飯。満足して寝室へ。

23時出発を目標にしてアラームをかけ、、、落ちた。。。


さ、この区間はこれまで。
波瀾万丈な後半戦へ続きます。

ではでは。。。

この次は↓コチラ。