● わが子が学校に行かない時間をどう捉えどう過ごすかが、今後のヒントになります
こんにちは^^ 野田祐佳里です。
NHKハートネットというサイトを見ていると、
という記事を見つけました。
現在、不登校で様々な葛藤を抱えている中学生と、
不登校を経験して、現在は学生や社会人として過ごしている人達の
インタビューが掲載されています。
現在、不登校で、学校に行けない罪悪感や
劣等感に押しつぶされそうになっている子ども達の心境と、
そんな状況の中から、自分の好きなことを軸に学んでいた
不登校を経験した先輩の経験が書かれていますので、
皆さんにご紹介させていただきますね。
その中で、私が特に印象に残ったのが、不登校を経験した先輩が、
以下のように不登校を捉えているということでした。
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私個人の考えとしては、不登校は充電期間の1つかなと考えていて。
休んでいいんだというメッセージを親御さんにわかってほしい。
親御さんの理解がなければ家にいることができないし、
泣きつくこともできない、相談することもできない。
唯一の拠り所で、味方であってほしい存在だからこそ、そこに理解をしてもらうことが、
不登校を無駄なものにしない第一歩かなという風には思ってます。
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不登校を無駄なものにしない、意味のあるものとして捉えているというのが、
子どもの立場で気づいているというのに、感心しました。
私達親は、学校に行かないこと = ドロップアウトしてしまうこと
と捉えがちで、わが子の将来を考えると不安になることもあって、
ネガティブな印象が拭いきれないことが多いのかなと思います。
ですが、今の自分達を否定していると、
自分で自分を否定していると、心のエネルギーを溜めることができずに、
なかなか前に進むことができないのですね。
ですが、わが子の将来への不安や焦りが強いと、
なかなか、この学校から解放されたこの貴重な時間をどう過ごそうとか、
意味ある時間や経験とは、考えられないのかな…と思います。
記事の最後のまとめには、以下のように書かれていました。
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不登校の子どもが持つ罪悪感や将来への不安。
そんな子どもたちの気持ちを親がしっかりと受け止める。
そして、学校に行かない時間をどうとらえ、どう過ごすのかが、
その後に子どもたちが歩んでいく道のヒントになるのかもしれません。
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不登校のわが子の罪悪感や将来の不安を、親がしっかり受け止める
と、不登校の親の心得が書いてありますが、
親自身の不安が強いと、なかなか子どもの気持ちを受け止める余裕はありません。
UMIのカウンセリングや講座では、親御さんの思い込みを緩めて、
親御さんの不安や焦りを解消するお手伝いをしています。
次回のUMI12期マスターコースは、5月末募集開始、7月開講です。
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応援ありがとうございました^^