子どもの不登校をどうにかするよりも、先に親が取り組むべきこととは…【追記】 | 不登校・ひきこもりを根本解決する方法

不登校・ひきこもりを根本解決する方法

不登校・ひきこもり、ゲーム依存、暴言、暴力、昼夜逆転、不眠、起立性調節障害などの心身の不調は、様々な原因があります。

親御さんとのカウンセリングで、潜在意識にある根本原因(メンタルブロック)を特定し、
お子さんに合った改善方法をお伝えしています。

● 子どもの不登校をどうにかするよりも、先に親が取り組むべきこととは…【追記】

 

 


こんにちは^^ 野田祐佳里です。

 

 

 

お子さんが問題行動を起こしたり、不登校やひきこもりになると、

 

最初はお子さんに直接アプローチして、

 

学校や外に行かせようとしたり、勉強させようとしたり、

 

または、色々な不登校改善方法を学んで、

 

モヤモヤしながらも、学校に行かないお子さんを受け入れようとしたり…

 

という方が多いかと思います。

 

 

 

そのような方法でお子さんの状況が改善する場合は、

 

その時点では、そのような方法もアリかと思いますが、

 

お子さんの状況が改善しない、さらに悪くなる…

 

という場合は、親御さん自身の心の状態を見つけてみる…

 

ということが必要になってきます。

 

 

 

潜在意識の仕組みから説明すると、

 

自分の心の状態、潜在意識に刻まれているイメージや思い、感情が

 

現実となって、自分の周囲の人に投影されているからです。

 

 

分かりやすい例で言えば、

 

親御さんが、

 

他人にどう思われるか気になる

 

自分の気持ちよりも、他人に合わせようとしてしまう

 

という場合、

 

お子さんも、学校や友達との付き合いの中で、

 

周囲の人を必要以上に気にして、エネルギーを浪費してしまい、

 

学校に行くのがしんどくなる

 

不登校になっても、周囲の人からどう思われるか気になって心から休めない

 

ということが起こりやすくなります。

 

 

以下、過去記事に追記しています。

 

 

 

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フリースクールの先駆けでもある

 

東京シューレのページを見ていると、OB・OGのインタビュー記事がありました。

 

 

不登校経験のある方の記事の中で、

 

特に印象が残った記事の一部をシェアさせていただきますね。

 

 

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安心 田子

 

わけもわからず苦しかった

 

現在は、雑貨も扱う書店で週3〜4日フルタイムのアルバイトをして、生活費の約半分を自分で稼いでいます。

 

バイト以外では(収入以外の活動としては)、不登校新聞社に月1回の子ども若者編集会議に参加し紙面作りに関わったり、18歳から趣味でやっていた人形作りを友達に「教室」という形で教えています。

 

これが向いていたら将来教室を仕事にできないか? と考えて始めましたが、同じ趣味の人と週一回会って創作活動する、のはそれだけで楽しいです。

 

義務教育が関係なくなってからは、通信制高校の卒業資格を親に取らされてきつい3年間を送ったり、その後何をしたらいいかわからず、漫画の専門学校の夜間コースに卒業まで一年通いましたが、誰とも仲良くなれなかったなあという思い出があります。

 

「学校」がいよいよ関係なくなると、「何者でもない自分」「子離れしない母親」に嫌気が差し、フリーターになり、親の持ち家で一人暮らしを始めました。

 

最初は親が週の半分くらいは同じ家にいましたが、私が摂食障害になり過食嘔吐が止まらないので、一人にしてくれと両親にお願いしてからは完全に一人暮らしです。

 

 

~~~~~~~

 

 

ここまで読んでいて、親の影響かなと気になったのが、

 

通信制高校の卒業資格を親に取らされてきつい3年間を送った

 

「子離れしない母親」に嫌気が差し

 

最初は親が週の半分くらいは同じ家にいましたが、私が摂食障害になり過食嘔吐が止まらない

 

この3つでした。

 

 

 

親としては、高校卒業の資格があった方が、わが子の将来のためになる

 

と思って、通信制高校に進学することを勧めたと思うのですが、

 

本人が自分の意志でなかったり、

 

親が、高校卒業の資格がない不安から、高校進学を勧めても、

 

子どもからすると「きつい3年間」というような受け取り方になってしまうんだな…

 

と思います。

 

 

 

親御さんも、お子さんが高校を卒業して大人になっても、

 

心配から、ついつい子離れできずに、

 

あれこれ気にしながらお子さんと接していると、

 

お子さんも、親が子離れしてくれなくてイヤだ。

 

理由は分からないけど、しんどい。

 

と感じてしまうのだと思います。

 

 

 

わが家の息子が、不登校経験者が語るカウンセリングで同じようなことを言っていたのですね。

 

 

「母さんが、母さんのやりたいことを見つけたり、自分のことに集中するようになって

 

オレのことに(心配から)構ってこなくなって、楽になった。」

 

と話しているのを聞いて、改めて、やっぱりそうだったのか…

 

と思いました。

 

 

 

やはり、親が心配から、子どもにあれこれ構ってしまうと、

 

親の過干渉から自分を守るためにエネルギーを使ったり、

 

自分の今の状況は、そんなに危機的なのか!?

 

と子どもも、余計に心配になってしまうのですね。

 

 

なので、親御さんが、

 

普通のレールから外れている生活をしているわが子に意識をフォーカスさせると、

 

不安が強くなってしまうので、

 

自分は、どうなると思って、子どもが心配なのか?

 

このような現実は、自分にとってどのようなメッセージなのか?

 

という方向(自分)に意識を向けたり、

 

親子間に境界線を作っていけると、

 

お子さんの言動に振り回されて不安を感じなくなっていきます。

 

 

 

 

 

さらに興味深い記述が続いているので、シェアさせていただきますね。

 

 

~~~~~~

 

安心感が欲しかった

 

両親は私に居場所を探して連れて行ってくれたりもしましたが、

私がいない間、家で一人になった母親が哀れで後ろめたかったり、

自分がいない間に父親と喧嘩していないか心配で、安心して楽しむ事はできず、続きませんでした。

 

子どもの不登校を心配していろいろしてくれるよりも、

まずは両親との家族関係の中での安心感が欲しかったなというのが正直なところです。

 

~~~~~~~

 

 

お子さんは、家庭が上手くいっていないことで、親の心配をしてエネルギーを奪われてしまい、

 

お子さん自身が前に進むことに、エネルギーを向ける余裕がなかったのですね。

 

 

そして、そのことに気づいていない親は、学校に行っていない子どもを心配して、

 

フリースクールなど居場所を探してくれるのですが、

 

親の問題が解消していないので、お子さんは親の心配をして、安心して楽しむことができないので、

 

せっかく通い出しても、続かない…

 

ということになってしまいます。

 

 

 

お互いを心配して、どうにかしようとしても、結局はエネルギーの奪い合いになってしまい、

 

なかなか前に進むことができません。

 

 

 

子どもの不登校やひきこもりを心配して、どうにかしようとする前に、

 

まずは自分の問題や生きづらさを解消した方がいいということが、

 

分かりやすい事例だと思います。

 

 

 

不登校やひきこもりの親御さんは、子どもに意識が行き過ぎていて、

 

自分の問題や生きづらさには気づいていない、見ないようにしている場合が多いのですね。

 

 

なので、わが子が分かりやすい形で教えてくれている…

 

ということに宇宙の法則ではなります。

 

(私も、このタイプでした…(汗)

 

 

 

分かっていても、ついつい子どもを心配してしまって、子離れできない

 

自分の問題や課題が分からない…

 

自分が生きづらいとは自覚していないけど、問題が多発しているという方、

 

こちらで お待ちしていますね^^

 

 

 

 

 

 

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