● お子さんの不登校やひきこもりをきっかけに、親御さんの体調が悪化している時には
こんにちは^^ 野田祐佳里です。
お子さんの不登校やひきこもりをきっかけに、
お子さんへの対処方法をめぐって、旦那さんや両親、義理両親と衝突してしまう
おこさんの不登校やひきこもりについて、話すと、
お子さんや自分の子育てについて否定されている感じがして、
辛いので、できるだけ話すことを避けている
などという話をお聞きします。
先日の記事で、以下のように書かせてもらいましたが、
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お子さんが不登校になって、親御さんが心の学びをする前は、
学校に行かなければならない(そうしないと、将来大変なことになる)
勉強しなければならない(そうしないと、将来大変なことになる)
という制限があったと思うのですが、
親御さんが心の学びをして、お子さんを受け入れる不登校改善方法を知ってからは、
子どもを無理に学校には行かせてはいけない
(そうしないと、不登校が改善しなくて、このまま大人になってもひきこもりになってしまう)
子どもをコントロールしたり、過干渉してはいけない
(そうしないと、不登校が改善しなくて、このまま大人になってもひきこもりになってしまう)
となっているのですね。
内容は変わっていても、
○○しなければいけない
△△してはいけない
という制限になっているのに、お気づきでしょうか?
自分の価値観や思いこみの枠に入っているものはOKで、
そうではないものは、あってはならないと排除しているのですね。
そうすると、どんなことになりやすいか…と宇宙の法則で考えると、
子どもをコントロールしてはいけない、
そうすると不登校やひきこもりが悪化する
と強く思えば思うほど、
子どもをコントロールしようとする人に反応してしまいます。
あなたは、こういうことをあってはならないとか、
排除しようとしていますよね?
と周囲の人が鏡となって教えてくれているのですね。
いづれにしても、必死になってどうにかしよう、改善しようという意識になってしまうと、
余裕がなくなって、自分の考えと合わないものを排除しようと戦ってしまいます。
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自分なりの不登校やひきこもり改善方法や、
子育てに関する価値観が合わない人と接すると、
自分の考え方、価値観だけでなく、自分を否定されていると感じたりします。
見た目の問題は、わが子の不登校やひきこもりなのですが、
心の奥の無意識レベルでは、自分の存在の危機に瀕しているので、
無意識に必死で戦ってしまいます。
最近の私は、不登校や発達障害、うつなどのストレス(何かと戦ったり葛藤している)状態と、
身体の栄養状態や不足している栄養素などについて調べているのですが、
ビタミンやミネラル、アミノ酸などの栄養素は、
ストレス状態になると、通常の時よりたくさん消費されてしまい、
厚生労働省が定める「日本人の食事摂取基準」で示されている
推奨摂取量では追いつかず、慢性的な栄養不足になっていると、
心身の状態も悪化しやすく、さらにストレスを感じてしまうという
悪循環になってしまうそうです。
お子さんが生まれてから、体調がすぐれなくなったとか、
お子さんが不登校になってから、持病が悪化した…
なんていうお話も聞きますが、このように心と身体が連動して、
辛い状態になっているのかもしれません。
ですが、カウンセリングのクライアントさんや講座の受講生さんの
書き換えを見て感じるのは、
>子育てに関する価値観が合わない人と接すると、
自分の考え方、価値観だけでなく、自分を否定されていると感じたりします。
子育てをきっかけに、このように感じるようになったのではなく、
子育て以外の他のことでも、自分と合わない価値観と戦ってしまうので、
その根本は、子どもの頃にさかのぼることになります。
お子さんの不登校やひきこもりをきっかけに、体調が悪化している場合は、
心と身体の両面からのケアが必要と感じる今日この頃です。
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応援ありがとうございました^^