● 不登校のお子さんが夏休みの帰省や親戚の集まりをイヤがっている時には
こんにちは＾＾ 野田祐佳里です。
この間、夏休みに入ったと思ったら、
早いもので、もうすぐお盆休みに入りますね。
お盆が終わると夏休みも、後半になりますね。
お子さんが不登校になってから、
新年やお盆の親戚の集まりに顔を出すのをイヤがるようになった
帰省や旅行などをイヤがるようになった
という話は、よく耳にします。
個人差はあると思いますが、
１日くらいのお留守番だったら、小学校高学年以上のお子さんなら大丈夫だと思いますし、
１泊位のお留守番なら、中学生以上のお子さんなら大丈夫かと思います。
本人がお留守番して問題なさそうだったら、本人の意思に任せておくのがいいと思います。
ですが、本人がお留守番できなさそうなのに、出かけるのをイヤがると、
親の都合に合わせて、連れて行こうとするのか、
子どもの都合に合わせて、予定をキャンセルするのか、
困ってしまう方は多いのではないでしょうか？
私も以前は、子どもが小学生だったり、私自身の不安感が強かったので、
子どもが行きたくない理由を聞いては、その理由をなくそうとすれば行けると思って、
わが家の場合だったら、実家のネットが遅いと言われれば、
実家のネットの契約を見直してもらったり、
新たなポケットwifiの契約を考えたりして、
息子が帰省できるように何とかしようとしていました。
（不登校の子どもが学校に行けるように、あれこれするのと似てますね。）
あとは、帰省先の楽しみを提案したりして、何とか行く気分にさせようとしていたこともありました。
他のお宅では、長期の旅行について来てもらわないと困るという思いから、
ゲーム機を買ってあげる約束をしたという話もあったそうです。
このようにすれば、お子さんがついてくるかもしれませんが、
現地で楽しく過ごすというのは、難しくなるかもしれません。
本人が自分で決めていないから、親にやらされているから
なのですね。
ついて来てもらわないと困るという親の不安から、
親にお膳立てされて、誘導されていることに嫌気が差しているのですね。
わが家の息子も、お年玉がもらえない時期である
お盆の帰省は嫌がります（苦笑）
数日前から、面倒くさいなどと言っているので、
本人の言い分を否定せずに聞いておきます。
※息子が嫌がっているということに対処するのではなくて、
行きたくない気持ちを否定せずに受け止めるということです。
（ここが難しいのかなと思います。）
そして、留守になる日程は事前に伝えておいて、
どうするかは、本人が決めるようにします。
5日間などと日程を伝えると、
5日間1人で過ごすのと、帰省についていくのと、
どちらの方がメリットがあるのか、自分で判断するのですね。
自分で決めるようにすると、親のせいにしたりしなくなるので、
揉め事が少なくなりますよ。
ですが、親戚などにどう思われるか？とか、ドタキャンしたら申し訳ない
留守番中に何か起こったらどうしよう
などという思いがあると、子どもに選択を委ねることが難しくなって、
不安を感じない結果になるように、無意識に仕向けてしまいます。
その場合は、コントロールしないようにと自分に言い聞かせても、
顕在意識の5％にしか働きかけないので、
95％の無意識部分に、どんな不安があるのかを見つけて、
解消していくのがおススメです。
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応援ありがとうございました＾＾
