不登校 親が明るく楽しくしていても改善しない理由とは | 不登校・ひきこもりを根本解決する方法

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不登校・ひきこもり、ゲーム依存、暴言、暴力、昼夜逆転、不眠、起立性調節障害などの心身の不調は、様々な原因があります。

親御さんとのカウンセリングで、潜在意識にある根本原因(メンタルブロック)を特定し、
お子さんに合った改善方法をお伝えしています。

● 不登校 親が明るく楽しくしていても改善しない理由とは

 

 

 

こんにちは^^ 野田祐佳里です。

 

 

お子さんの不登校やひきこもりの改善方法として、

 

親が明るく、前向きに楽しんでいるといいですよ。

 

という言葉を聞いたことがある方は、

 

こちらのブログを読まれている方なら、多いとと思います。

 

 

 

ですが、私のところには、こんな声をお聞きすることが結構あります。

 

 

 

不登校の改善方法として、

 

親が明るく、前向きに好きなことをやっているといい と聞いて、

 

習い事をしたりしてみましたが、しんどくなってしまいました。

 

自分の本当にやりたいことではなかったことに気づきましたが、

 

これからどうしたらいいでしょうか?

 

 

 

 

不登校関連のブログには、

 

親が自分の人生を楽しむといい と書いてあったので、

 

実行していましたが、

 

オレがこんなに苦しんでいるのに、お前は好きなことやって、遊んでばっかりだな。

 

と言われました。

 

このまま続けていていいのでしょうか?

 

 

 

不登校改善のアドバイスの通り、

 

親が明るく、楽しく、前向きにやっているのに、

 

自分が苦しくなったり、お子さんから責められると、

 

何をどうしていいのか分からなくなってしまいますよね。

 

 

この、親が明るく、前向きに好きなことをやっているといい

 

というアドバイスですが、

 

一部正解ですが、注意すべき大切なポイントがあります。

 

 

 

親御さんの心の奥底にある、辛い、しんどい思いにフタをして、

 

無理して楽しもうとしていないか?

 

ということです。

 

 

 

心の奥にネガティブな感情を溜め込んだまま、やりたいことを探そうとしても、

 

心の声は聞こえにくいので、本当にやりたいことはなかなか分かりません。

 

 

そして、心の奥にはネガティブな思いや感情が溜まったままなので、

 

余計に違和感を感じたり、しんどくなってしまうのですね。

 

 

 

二つ目のお話の、

 

親が楽しそうにしているのを見ているお子さんが、怒りをぶつけてくる場合ですが、

 

親御さんが自分のしんどい気持ちを抑圧していて、気づかず、

 

見ないようにしていて(向き合わないようにしていて)

 

表面的に楽しんでいると、

 

潜在意識の深い部分で繋がっているお子さんは、

 

親御さんのネガティブな思いや感情を感じてしまって、

 

とても、しんどいのですね。

 

 

竹藪の竹に例えると、地上部に見える竹は、独立していますが、

 

地下の根っこは繋がっていますので、

 

自分に関わりの深い人の感じないようにしているネガティブな感情を

 

不登校になるような敏感なお子さんは、より敏感に感じやすい傾向があります。

 

 

なので、お子さんからの怒りのメッセージを訳すと、

 

お母さん、自分のネガティブな思いの掃除に取り組まないで、他のことを楽しんでばっかで、

 

お母さんの部分の掃除を、こっちに押し付けるなよ。

 

ということになります。

 

 

どちらの場合にも言えることなのですが、

 

表面上だけ楽しんでも、お子さんの状況の改善には繋がらず、

 

むしろ逆効果になってしまいます。


 

心の奥のネガティブな思いや感情のお掃除を先に済ませて、

 

晴れ晴れとした、清々しい気分になってから、

 

やりたいことに取り組める心境になって、取り組むと、


自分の人生を楽しめるのですね。

 

 

順番が逆なので、表面上やっていることは同じに見えても、

 

潜在意識が発しているエネルギーは、全く別物になります。

 

 

 

 

 

過去記事の中から、分かりやすい例がありましたので、

 

紹介させていただきますね^^

 

 

~~~~~~~~~~~~~~

 

 

精一杯の笑顔でお子さんに接していたのに、

 

お子さんから、「そんな顔で見られるのが嫌なんよ!!」

 

と言われ、自分の気持ちに気づいて、

 

UMIで自分自身と向き合う決心をした ゆきちゃん

 

最初は、なぜそんなことをお子さんが言うのか分からなかったそうです。

 

 

UMIでご自分と向き合う中で、

 

これまで、辛いことも、気持ちを押し殺して、

 

笑顔で必死に頑張って、いいお母さんでいたことに気づいたそうです。

 

 

 

~~~~~~~

 

 

やりたくないことも、やらせなければいけない。

 

嫌われない子どもにしないといけない。

 

私が頑張れば、この子たちを立派に育てられるはず!!

 

人に迷惑をかけないようにしなければいけない。

 

 

そう思って頑張ってきた結果が、兄弟二人の完全不登校…。

 

 

私が信じてやってきたやり方はすべてダメだったんだ…と

 

これまでの自分の子育てをすべて否定しました。

 

でも、私のやり方が悪かったことはわかっても、

 

これからどうしたらいいのかが、全くわかりませんでした。

 

 

でも、UMIで、自分のブロックに気づき、向き合うことによって、

 

私の考え方はずいぶんゆるんできました。

 

 

人に迷惑をかけてもいいし、

やりたいことだけ、やってもいい

 

心から、そう思えるようになってきたのです。

 

 

すると、心を閉ざしていた子どもたちは、だんだん元気を取り戻してきました。

 


~~~~~~~

 

 

不登校やひきこもりになるお子さんは、敏感な子が多いので、

 

親御さんの作り笑顔の下にある、辛い気持ちに気づいてしまいます。

 

 

そして、親御さんが辛くても必死に頑張るという生き方をしていると、

 

お子さんもそのような生き方をしなければならないと、

 

無意識レベルで感じてしまって、苦しくなったり、

 

自分が不登校になったせいで、親を苦しめているのに、

 

親は自分のために笑顔でいようとしていると感じて、

 

申し訳なく感じてしまいます。

 

 

 

笑顔で楽しくやっているつもりなのに、お子さんの状況が改善しない方、

 

心の奥にある辛い思いにフタをして、

 

不登校の改善のために、笑顔を作って、楽しいことを無理して探すより、

 

まずは、ご自分の封印している辛い気持ちを吐き出して、ラクになってから

 

お子さんが充電できる環境を整える方が、改善が早いですよ^^

 

 

 

とは言っても、自分が辛い思いを抱えているのか分からない方、

 

こちらで 、一緒に学んでみませんか^^

 

 

 

 

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