● 不登校やひきこもりの原因の一つが身内の溜め込んだネガティブな思いだったら…
こんにちは^^ 野田祐佳里です。
不登校新聞を読んでいると、衝撃的なタイトルと、
ひきこもりの方の心理が分かりやすく書かれている記事がありました。
人を殺さないために7年間、心を閉ざした。僕のひきこもりが終わったとき
この記事は、私達に大切なことをいくつも教えてくれている気がしましたので、
数回に分けて紹介させてもらいますね。
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18歳のころ、僕は予備校に通うために愛知県の実家を出て、東京にある祖母の家に同居した。
祖母は亡くなった祖父からDVを受けていたようで、積年の恨みが僕に向いたのか、毎日こんなことを言ってきた。「人生なんてつまらない」「生きていたって何も良いことないよ」。
「あ、そう」と軽く受け流せればよかったのかもしれない。しかし、当時の僕は受験に失敗して落ち込んでいた。
そんなときに「何も良いことはない」と言われ続け、自分の心が祖母のネガティブな感情に支配されていくようだった。
そして祖母からの心理的な支配から脱出するために、僕は祖母に殺意を抱くようになった。
そんな気持ちを必死に抑え込み、祖母とは目を合わさないようにして生活していた。その後ほどなくして、愛知の実家に帰ることになった。
そして帰ってくるなり、僕は自室にひきこもった。祖母への殺意が、両親にも向くかもしれない。
そんな殺意にまみれた自分は、社会に出ないほうがいい。僕は、人を殺さないためにひきこもったのだ。
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ここまで読まれて、皆さんはどのように感じたでしょうか?
体験談を書かれた方が言うように、
人は、元気だったり、調子がいい時には、
周囲の人のネガティブな思いを受け流すこともできるけど、
自分が落ち込んでいたり、調子が悪かったりすると、
受け流せずに、もらっちゃう、共鳴してしまうのですね。
波長の法則からして、敏感な人や、境界線が薄い人は、そのようになってしまいます。
今回の方は、お祖母ちゃんのネガティブな思いを受けたようですが、
家族内でも、お子さんの受験の失敗や、お父さんのリストラ、
家族内の人間関係の不和などをきっかけに
溜め込んだネガティブな思いが噴出して、
このような出来事になることは、珍しいことではないかもしれません。
ネガティブな思いを溜め込んでしまうのは、何ででしょうか?
傷つくことを怖れて、相手に対して安心できないので、
自分の思いや言いたいことを言えなくなっているのですね。
このようなパターンは、家族のうち誰か一人が持っているというのは珍しく、
家族全体、大きく言うなら、この方のように家系の課題でもあります。
気づいた人から、このパターンを辞めて、
自分の思いや言いたいことが言えるようになっていくと、
家族全体のエネルギーの流れが変わってきますよ。
とは言っても、これまで傷ついてきたから、これ以上傷つくのを恐れているし、
長年繰り返してきたパターンから、自分の気持ちや本当の思いが分からなくなっていて、
伝えることが難しくなっているのですね。
UMIのカウンセリングや講座では、
これまでの辛かった出来事を書き換えて、
ネガティブな思いを溜め込まずに、自分の気持ちや思いが伝えられるように、
被害者意識から抜け出せるようにお手伝いしています。
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応援ありがとうございました^^
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