● 子どもの不登校改善のために、なぜ今さら過ぎたことをほじくり返さないといけないのですか？
こんにちは＾＾ 野田祐佳里です。
このところ、多くの不登校やひきこもりの親御さんとお話してきましたが、
色々な心の学びをしてきたけど、なかなか現実が変わらない
過去のネガティブな出来事の書き出しや書き換えが進まない
というお話を耳にしてきました。
やはり、インナーチャイルドの心の傷とか、
過去の子どもの頃の辛かった出来事など、
今、そこそこ上手くいっているなら、特に問題がないなら、
イヤなことを思い出すのは、苦痛を伴うので、
思い出す必要はないかもしれません。
過去の辛かった思いを思い出すことよりも、
今の現実の方が辛い、しんどい、耐えられない
という時に、
見たくない過去のネガティブと向き合おうと、
重い腰を上げて、心の奥で決心するのだと思います。
わが家の不登校のきっかけになった出来事を宇宙の法則で振り返ると、
息子や息子の友達が不登校になる前から、
自分の気持ちに正直で、他人に気を使わない息子の言動が気になって、
私は、息子の友達への接し方に、
そんなことをしていると、友達がいなくなっちゃうよ。嫌われるよ。
と度々注意をしていました。
そのように度々言われてきた息子は、親は自分のことを分かってくれないというストレスから、
どんどん、友達に対してぞんざいに接することが増えていきました。
そして、友達は息子と学校帰りにランドセルを持つゲームのトラブルをきっかけに
学校に行けなくなります。
私と旦那は、
恐れていたことが現実になってしまった…
自分の息子のせいで、友達を不登校にしてしまった…
と、とても悩みます。
すると、息子のクラスでも、
息子のせいで友達は不登校になった
という話が広まり、息子は学校に居場所がなくなって、学校から足が遠のきます。
私が人から嫌われることを怖れて、人に気を使うことを息子に強要していたことや、
息子の言動が、私の「他人に気を使わなければならない、そうしないと嫌われる」
という思い込みを刺激して、息子の気持ちを分かってあげられなかった
というのが、当時のわが家の課題だったのですね。
そして、私のイメージ通り形になっていますよね・・・（汗）
UMIのカウンセリングや、マスターコースでは、
私がどうして、「他人に気を使わないといけない、そうしないと嫌われる」
という思い込みをもってしまったかを、そのきっかけとなる
過去のネガティブな思いをした出来事から探して、
書き換えていきます。
すると、お互いに気を使わなくても、スムーズに意志の疎通ができるようになって、
いい付き合いができるようになります。
息子と息子の友達の関係が変化した後は、こちらから
「他人に気を使わないといけない、そうしないと嫌われる」という
思い込みを持っていると、また似たような出来事が繰り返されて、
「ほら、やっぱり…」
となって、ブロックがどんどん強化されていきます。
ご自分のことは客観的に見るのは難しくても、
私の例を見ると、分かりやすいかもしれません。
だから、過去のネガティブな出来事をほじくり返す、書き換える必要があるのですね。
お一人で難しい方は、カウンセリングなどでもお手伝いしています。
【関連記事】
親御さんのブロックが解放されると、お子さんが変化する仕組みとは？【追記】
様々な不登校改善方法を試しても上手くいかない時に起こっている内的分離とは？
応援ありがとうございました＾＾
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