発達障害、HSPなどで感覚過敏になっている時に、親子で必要なこととは

●　発達障害、HSPなどで感覚過敏になっている時に、親子で必要なこととは

こんにちは＾＾　不登校カウンセラーの野田祐佳里です。

不登校やひきこもりになるお子さんは、

騒がしいところが苦手

物がたくさん乱雑にあると、混乱する

洋服の肌触りにこだわりがあったり、タグがついていると嫌がる

食べ物の味や食感に敏感で、特定のメーカーのものしか食べない

など…

いわゆる感覚が敏感な子が多いです。

そして、この感覚というのは、自分の身を守るためにあるので、

自分の身が危険な状況　＝　ストレスが多い状況

になると、より敏感になります。

なので、感覚が過敏なお子さんが、

大音量の音楽やピストルの音が苦手で、運動会がイヤといった場合、

何とか運動会に参加させようとするよりも、

辛いところは、無理しなくていい

という姿勢の方が、問題をこじらせなくて済みます。

同じ音の刺激でも、感じ方はそれぞれなのですね。

私も息子が小さい頃は、みんなと同じにできるようにと、

息子が嫌がることを、何とかやらせようと、あの手、この手で必死に工夫していました。

息子の感じていることや気持ちを無視して、世間の普通に合わせようと必死だったのですが、

このような生き方をしていると、敏感な人はエネルギーを消耗してしまいます。

昭和の親世代の敏感な人は、我慢で乗り切れる人も多かったかもしれませんが、

新しい世代の敏感な人は、正直に、身体や心の症状になって現れれやすい気がします。

UMI9期を受講されたRちゃんは、

感覚が過敏で、育てにくいお子さん達の子育てに、

お子さんが生まれた頃から、とても苦労されていました。

そしてRちゃん自身も聴覚などが敏感で、

近所の人の騒音など、近隣トラブルに悩まされていました。

そして、Rちゃんが、精神的な余裕がない中で、PTAの役員を断り切れずに引き受けて、

さらに人間関係などで大変な思いをしている中での、お子さんの不登校でした。

Q どうしてUMIマスターコースを受けようと思いましたか？

息子達の不登校を機に、
まずは自分が変わることの必要性を感じたこと、

将来、おうち起業をするために、自分を見つめ直し、ブロックを解消する(ブレーキを緩め、目指す方向にアクセル全開で進む)ことを、自ら出来るようになること、

このように感じたことが、受講の理由です。

Q　具体的に解決したかったお悩みはどのようなことでしたか？

不登校の息子達の日常

日常生活の中のイライラ
(息子達の大声・近隣の騒音など)

母や義母のコントロール・心配によるイライラ　

など。

Q　UMIマスターコースを受けているあいだ、どのような変化がありましたか？

長男のサドベリースクールの通学頻度が上がった。

次男に合うフリースクールが見つかり、通うことが決まった。

息子達２人とも、元氣になってきた。
外出が、少しずつ増えてきた。

夫もわたしも、息子達に怒鳴る回数が激減した。

家事や日常のルーティンを、わたしが全てするのではなく、家族それぞれが分担して、こなすようになってきた。

「○○しなければ」という制限を緩めることが出来るようになり、
無理せず、手伝ってもらったり、休むことを優先できるようになった。

父からの生前贈与を、息子達に110万円ずつ、年一回振り込んでもらえることになった。

自他承認が出来るようになった。

Q　全体的な感想をお願いします。

受講費を準備出来ず、8期を見送ったけれど、
9期で受講できたのは、まさにベストタイミングだったのだ、と振り返っています。

9期で出会えた仲間と、素晴らしい講師の皆様のおかげで、毎日が充実し、少しずつ変化してこれたのだ、と改めて感じています。
　
『今を変えよう！』と決め、思い切って受講して、本当に良かったです！

Q　UMIマスターコースを迷ってる方にひと言。
　
専業主婦で、自分で稼いだお金や貯金がなく、すぐに申し込みに踏み切れなかった自分がいましたが、
意志が固まり、思い切って母に話したところ、受講費を貸してくれることになりました。

さらに覚悟を決めたら、なんと翌日には、返さなくて良い＝出してもらえる、ということになり、ありがたく受講できる運びとなりました！

もし、わたしのようにお金の面で迷っている方がいらしたら、
まずは『受講する！』と強く決めてみると、見えてくるものがあると思います。

「迷う」ということは、潜在的には「やる！」と決めている証拠なので、
自分の本音を大事にしてあげるのだ！と決めると、
その瞬間から、変容が始まりますよ♪^^

Rちゃん、感想をブログに掲載することをOKしてくださり、

ありがとうございます。

日々のイライラが減って、本当に良かったですね＾＾

他人に気を遣っていたRちゃんが取り組んだのは、

自分の感覚や感情をしっかり感じて、他人を優先させるのではなくて、

自分の感覚や感情を優先させていいと自分に許可を出すことでした。

これだけでも、ストレスが減るのですね。

自分の感覚や感情を大切にしていくと、自分の感覚や感情とは違う他人も、

尊重できるようになっていきました。

自分もOK、他人もOKとなっていくと、お子さんを含めて、対人ストレスが激減していきます。

発達障害やHSP、HSCの感覚が敏感な人は、他人に振り回されると、

とてもエネルギーを消耗してしまいます。