不登校の親御さんが新学期に向けてできること【追記】 | 不登校・ひきこもりを根本解決する方法

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親御さんとのカウンセリングで、潜在意識にある根本原因(メンタルブロック)を特定し、
お子さんに合った改善方法をお伝えしています。

● 不登校の親御さんが新学期に向けてできること【追記】

 

 

 

こんにちは^^ 不登校カウンセラーの野田祐佳里です。

 

 

早いもので2月もあと1日で終わり、年度末の3月になりますね。

 

 

春休みは2週間ほどと短い学校が多いので、

 

4月の新学期に向けて、再登校に繋がる何かができないか?

 

と今から考える親御さんは多いかもしれません。

 

 

以下、過去記事に追記しています。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

不登校のお子さんでなくても、特に敏感なお子さんは、

 

新しいクラス、友達、先生と、環境が大きく変わる

 

この新年度の変わり目は、期待や不安などの気持ちを抱えやすく

 

プレッシャーも大きいかと思います。

 

 

そして、不登校のお子さんにとっては、

 

新学期は、クラス替えや担任の先生も変わったりして、雰囲気も変わり

 

何事もなかったようにクラスに入りやすいと

 

一般的には考えられていたりするようです。

 

 

このように、親御さんも考えると、

 

新学期にお子さんが再登校をしないと、

 

せっかくのチャンスを逃してしまって、

 

不登校を長引かせてしまう…

 

 

だから、何としても、この新年度の変わり目のチャンスを逃さないでほしい

 

と思えば思うほど、新学期に対するプレッシャーは、親子で大きくなり、

 

再登校は余計にしんどいものとなってしまいます。

 

 

一年に一度のチャンスで、失敗できない

 

と思えば思うほど、緊張感でガチガチになり、

 

不快な緊張感でエネルギーを奪われてしまうからです。

 

 

 

 

私も、UMIを受講する前の、ちょうど2年前の年末は、

 

息子から、

 

「3学期から行かなくちゃ。と思うけど、やっぱりイヤなんだ。」

 

などと言われるとかなり動揺して、

 

当時お世話になっていた不登校カウンセラーさんに、

 

慌ててメールを送って相談していました。

 

 

「そうなんだ~」と受け流すといいですよ。

 

と教えてもらい、教えてもらった通り、息子に返事をすると、

 

「母さん、真面目に聞いているの?」

 

と怒り気味に言われました。

 

 

私が不安を感じたくないから、防御するためにという意識で

 

教えてもらった言葉を言っていたので、

 

その意識が息子に伝わってしまったのですね><

 

 

この時の私は、学校に行かないと大変なことになるという不安が強すぎて、

 

息子の気持ちを理解する、受け止めるということができなかったのですね。

 

 

お子さんとマイナスのやり取りを減らし、充電できるようにするには、

 

人生の一時期、学校に行かなくても、人生何も怖いことは起こらない。

 

どんな状況でも、この子には乗り越えられる力があるから大丈夫。

 

と腑に落ちたり、心から思えるといいのですが、

 

親御さんのこれまで握りしめていた価値観や思いこみをゆるめて、

 

不安を手放し、急にここまで信じるのは難しいかもしれません。

 

 

まずは、新学期にお子さんが学校に行けないと、

 

何が起こると思って不安なのかを書き出し、

 

不安を書き出してみてくださいね^^

 

 

私の場合は、勉強に遅れてしまうことに、とても不安がありました。

 

 

学校の授業のペースに合わせて勉強しないと、

 

勉強ができないままになってしまうような気がしていたからです。

 

 

そして、それが本当なのか?を客観的に見ていきます。

 

 

UMIを学んだ今でこそ、本人が勉強する気になれば、

 

いつでもどこでも勉強できる ということは分かるのですが、

 

当時は、視野が狭くて、その中で必死にもがいていたのですね。

 

 

 

集団に合わせないと目立ってしまう、遅れてしまうことが

 

不安になるような環境の学校がしんどいなら、

 

自分のペースで通ったり学んだりできるフリースクールのような場所で学んでもいいかもしれません。

 

 

学ぶと言っても、学校の教科書の勉強だけでなく、

 

動画やゲームの中にもお子さんが興味を持って学べることがたくさんあります。

 

 

息子が嫌いなエビをわが家でさばいて調理することは、ほとんどないのですが、

 

何かの会話で、「それって、エビの背わたを取るみたいだね。」と

 

学校や私が教えていないことを言ったり、

 

昨日も、

 

「親戚からカニをもらったけど、どうさばいていいか分からないし、

 

どこが食べれないか分からないから、さばいたのをもらってきた。」

 

と私が言うと、

 

「前のふんどしや、甲羅の中のビラビラのえらは食べれないんだよね。」

 

と、先ほどカニをさばきながら、叔母が私に教えてくれたことを、

 

息子がすでに知っていたりします。

 

 

キャンプなどのアウトドア系の動画や、魚のさばき方の動画を見ていたようで、

 

こんなところでも本人が興味を持ったことを学べるのですね。

 

 

オンラインゲームなどでも、知らない人と友達になるにはどうしたらいいか?とか、

 

上手くなるにはどうしたらいいか?とか、

 

早くクリアするにはどうしたらいいか?など、

 

自分の目的や目標を達成するには、どうしたらいいかということを

 

じっくり研究することができます。

 

 

勉強とは、学校の教科書にあるような、計算や漢字などのようなもので、

 

それ以外は学びではない

 

という狭い範囲で学ぶことを捉えると、

 

学校に行っていないお子さんは、学んでいない、成長できていない

 

というように感じて、親子で苦しくなってしまいます。

 

 

広い視野、客観的な視点で、お子さんのことを見ることができるようになると、

 

親子で楽になって、お子さんの望む方向へ進むことができますよ。

 

 

それは、新学期に学校に行くことではないかもしれません。

 

 

今のお子さんが、興味のあること、やりたいことに生き生きと取り組んでいれば、

 

これからのお子さんにとって糧となると思いますし、

 

親も、子どものそんな姿を見たいのかもしれませんね。

 

 

 

とは言っても、新学期が心配だし、どうお子さんに接したらいいか分からないという方、

 

こちら でお待ちしていますね^^

 

 

 

【関連記事】

 

 

・不登校のお子さんの春休みの充電方法

 

 

・新学期の不安に効果的な言葉

 

 

 

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応援ありがとうございました^^

 

 

 

 

 

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