● 不登校の改善にも必要な自己肯定感を育むには…
こんにちは^^ 野田祐佳里です。
不登校やひきこもりのお子さんは、
自分に自信がない…
他人にどう思われるか不安だ…
こんな自分じゃ大丈夫とは思えない…
こんな思いを抱えて過ごしていることが多いかと思います。
自己否定が強くなっている状態ですよね。
自分で自分を否定している思いが強いと、
宇宙の法則から考えても、自分の思いを周囲に投影してしまうので、
他人からも自分を否定されてしまうのでは…
という恐怖を強く感じてしまい、他人と接することに恐怖を感じます。
なので、この自己否定を軽くする、自己肯定感を育むというのが、
不登校やひきこもりのお子さんが前に進むのに必要になります。
お子さんが不登校やひきこもりでなくてなくても、
これからの人生を生きていくのに必要な自己肯定感ですが、
どのように育んでいけばいいのでしょうか?
わが家の息子も保育園時代から、不安感が強く、自己肯定感が低い
ということが、とても気になっていました。
何か得意なことがあれば自信につながるのでは…と思い、
3歳ころから自転車に乗るのが好きで、
近くを通った年上の子の自転車と競争していた様子を見て、
補助輪なしの自転車が安定した4歳ころから
キッズバイクのスクールに通うことにしました。
周囲の人は、バイクにその歳で乗れるなんてスゴイね!
と褒めてくれたり、
保育園の先生も、
○○(息子の名前)は、保育園の掃除の時も上手にやっているし、
そういう声掛けはしているんだけどね…
と言ってくださいましたが、息子の不安感や自己肯定感が改善されることはなかったように思います。
その後、全日本レベルで戦えるライダーの登竜門と言われている
モトクロスのキッズ大会で優勝して、多くの方から期待されても、
自分より実力があるライバル達と戦うレース前になると、
息子は、強い不安を感じて情緒不安定になっていました。
常に得意!できる!という気持ちが感じられる状態、
この時の息子なら、レースに勝ち続けられる状況でないと、
できない自分はダメだ!という思いが出てきてしまうのですね。
息子が不登校になって、心の学びをする中で、
私は息子を条件付きでOKしていて、
私の条件に合わない部分を否定していたことに気づきました。
バイクに上手に乗れる息子はOKだけど、
色々なおもちゃを欲しがって、我慢できない息子はダメ
感受性が強くて、ちょっとしたことでギャーギャー言ったり、
気分の浮き沈みが激しい息子はダメ
と思っていたのですね。
こちらの記事に、
日本の子どもの自己肯定感が低くなりやすい理由として、
① 「みんなと同じ」が大事にされてきた
「自分らしく」を出さずに、周りと調和することが大事だった
② 感情(=自分らしさの源)は抑圧するものという文化だった
なので愛情表現もほとんどしない
③ 思春期の特徴(凹みやすいなど)について知られていない
等が挙げられると思います。
と書かれていますが、
私も潜在意識について学ぶほど、
自分がどう感じるか?
が非常に重要で、この感じるという感覚が、感情が
自分の本質(魂)に繋がるのに必要ということが分かりました。
なので、息子が感じたことを否定し続けていると、
息子の本質(魂)について、NO!と言っていることになってしまうのですね。
不登校やひきこもりの親御さんは、
ネガティブな気持ちを出して、他人を不快にしてはいけない
などといった様々な制限から、
わが子のポジティブな部分は受け入れられても、
ネガティブな部分は受け入れることが難しい方が多いように思います。
すると、お子さんのネガティブな部分を含めた「ありのまま」を
受け入れるのが難しくなります。
自己肯定感を育む方法として、
自己肯定感が低いお子さんに、どんな声掛けをするか?
といった表面的なことから取り組むより、
親御さん自身がネガティブな思いや感情に対して、OKを出せるようにする方が、
遠回りに見えて近道のような気がします。
一人で難しい方は、カウンセリングでお話を伺いながらお手伝いさせていただいています。
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応援ありがとうございました^^
長南華香さんから聞く、不登校などの問題行動を通じて、わが子が教えてくれるメッセージとは
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