自己肯定感が低いままだと不登校は改善しにくいのでしょうか? | 不登校・ひきこもりを根本解決する方法

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親御さんとのカウンセリングで、潜在意識にある根本原因(メンタルブロック)を特定し、
お子さんに合った改善方法をお伝えしています。

● 自己肯定感が低いままだと不登校は改善しにくいのでしょうか?

 

 

 

こんにちは^^ 不登校カウンセラーの野田祐佳里です。

 

 

不登校新聞を読んでいると、

 

不登校と子どもの自己肯定感、ほめる以外にもコツがあります。

 

という記事がありました。

 

 

 

まずは、不登校の親御さんからの質問を紹介させていただきますね。

 

 

 

最近、「自己肯定感」という話をよく聞きます。

 

わが家にも不登校して1年になる息子がおり、「ふつうになりたい」と今でもよく口にします。

 

自己肯定感が下がっているのかと思い、書籍を読んで、いろいろ試してみましたが、息子の自己肯定感が回復しているのかわかりません。

 

子どもの自己肯定感についてはどう考えたらいいのか。

 

また親としてできることは何なのでしょうか?

 

 

 

精神科医の高岡健先生の回答を一部、紹介させていただきますね。

 

 

 

逆から考えてみましょう。

 

「自己肯定感」を下げるには、どうすればいいかを、考えてみるのです。

 

 「ふつう」に近づけようとすればするほど、自己肯定感は低下します。

 

なぜなら、「ふつう」とは架空の基準にすぎないため、近づきようがないからです。

 

 では、なぜ、そんな架空の基準を、わざわざ設けようとするのでしょうか。
 

 それを考えるためには、いったい誰が「ふつう」という基準を設けようとしているのか、基準を設けて得をする人は誰なのかを、問うてみることが重要です。

 

 

 

不登校のお子さんにとっての「ふつう」とは、

 

学校に問題なく通っている、他のお友達のことを指すと思います。

 

 

不登校をやっている自分は「ふつう」でない。

 

という認識で、そんな自分にOKを出せないので、自分を肯定することはできないし、

 

そんな自分を否定し続けている状態なので、心のエネルギーを充電することもできません。

 

 

自己肯定感を上げるために、お子さんの良いところをほめる

 

という方法もありますが、

 

これも親や世間が期待する「ふつう」なところをほめる

 

ということになっていると、余計にこじれる気がします。

 

 

以下、過去記事です。

 

 

~~~~~~~~~~~~~

 

「お子さんのいいところを見つけて、毎日ほめると、心のエネルギーが充電できます。」

 

「お母さんに自分のいいところを認めてもらうと、お子さんは自分に自信を持つことができます。」

 

などとという、不登校改善方法を聞いたことはありませんか?

 

 

私も息子の登校しぶりが始まったころに、本やネットなどで、そのような情報を知り、

 

不登校ママ友と一緒にやってみましたが、息子や息子の友達の精神状態が良くなることはありませんでした。

 

 

当時の私はその理由が分からず、どうすればいいのか分かりませんでしたが、

 

UMIを受講して、私自身の思い込みや制限を手放していく過程で、やっとその理由が分かりました。

 

 

不登校やひきこもりの状態のお子さんは、親や世間の価値観に合わせようとして

 

疲れきってしまって、親や世間の価値観、その価値観で判断されることに対して

心と身体がNO!と言っている状態です。

 

 

※ お子さんが学校に行こうとするけれど、行けないという状態は、

 

お子さんの頭では、親や世間の価値観(学校には行くべき)に合わせようとしているけど、

 

心と身体は「もう無理!」と言っています。

 

 

こんな時に、親の価値観で見た良いところを、

 

「学校に行かなくても、勉強を頑張っているね…」

 

「兄弟に優しくしてくれて、うれしいな…」

 

などとほめたら、どんな気持ちになるでしょうか?

 

 

感受性の強い彼らは、

 

「親が望んでいることは分かるけど、それに応えるのは、もう無理。」

 

「親は子どもが自分の理想通りじゃないと、結局認めてくれないのかよ!」

 

「どうせ学校に行かせるために、急にほめたりしてんだろう。」

 

などと感じたりして、ほめられたから自信がつくといった単純なことになりません。

 

(私自身も、中学生辺りから、このようなことを考えていたと、最近思い出しました。)

 

 

 

 

おこさんは、親や世間の価値観にNO!と言っているので、そもそも、その価値観のフィルターで

 

判断されている(ほめられる・注意される)こと自体が不快なんですね。

 

 

お子さんの無意識レベルでは、親や世間の価値観に従っていたら、

 

自分の価値観で選択をすることで、自分の人生を生きることができない

 

という危機感を感じているのですね。

 

 

なので、私達 親がこれまでの経験で身に着けた、今の子どもに対して不要な

 

思い込みや制限などを外して、良い・悪いとジャッジしない。

 

 

「親の私はこう思うけど、子どもは違う考えでもいい」などと、親子の間の境界線を

 

作り、お子さんの感じ方や考え方を尊重する。

 

どの選択肢を選択するかは、子どもにゆだねる。

 

 

ということを親御さんが心がけていくと、お子さんは「親や世間と違う価値観の自分でも、

 

自分はこれでいいんだ。」

 

と自分自身を肯定することができて、心のエネルギーを充電することができます。

 

 

~~~~~~~~~~

 

お子さんが「ふつう」という価値観に束縛されて動けない状態から解放されるには、

 

お子さんと潜在意識の深い部分で繋がっている

 

親御さんが自分の親や世間の価値観である「ふつう」から解放され、

 

自分らしく、のびのびラクに生きるのが近道なのですね。

 

 

 

わが家の場合も、私が世間の理想の子ども像を息子に当てはめるのをやめて、

 

私が周囲の人を気にせず、自分の興味のある心理学やスピリチュアルな学びを追求していると、

 

息子も自分の好きなゲームやアニメなどの趣味を追及していく中で、

 

普通に学校に行っている友達の目を気にしなくなり、

 

心や体調の不良が改善され、元気を取り戻しました。

 

 

 

とは言っても、「ふつう」という価値観から解放されるには、

 

具体的にどうしたらいいのか分からないと感じる方には、

 

こちらで 、一緒に学んでみませんか^^

 

 

 

 

【関連記事】

 

 

・お子さんのどんな部分を認めてますか?

 

 

・お子さんのどんな部分を認めていますか?②

 

 

 

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