子どもに勉強させたら不登校になりました。どうしたらいいですか? | 不登校・ひきこもりを根本解決する方法

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不登校・ひきこもり、ゲーム依存、暴言、暴力、昼夜逆転、不眠、起立性調節障害などの心身の不調は、様々な原因があります。

親御さんとのカウンセリングで、潜在意識にある根本原因(メンタルブロック)を特定し、
お子さんに合った改善方法をお伝えしています。

● 子どもに勉強させたら不登校になりました。どうしたらいいですか?

 

 

こんにちは^^ 野田祐佳里です。

 

 

子育てアドバイザーの道山ケイ先生のブログ

 

こんな気になるフレーズがあって、思わず読みたくなりました。

 

 

> 道山先生の講座を読んで子どもを勉強させたところ、子どもが不登校になりました。どうしたら良いですか?

 

 

その答えを道山先生が以下のように書かれています。

 

 

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エリクソンの発達課題という言葉を聞いたことはありますか?

人が成長していくうえで、乗り越えなければいけない課題があります。

 

1つ目の課題は「人を信じること」

 

2つ目の課題は「自分を律すること」

 

3つ目の課題は「自主性をもって行動すること」

 

4つ目の課題は「勉強や仕事をすること」です。

 


この順序を変えることはできません。

 

人を信じることができない段階では、自分を律することはできないのです。

 

言い換えるなら、親を信じられない段階では、学校や社会のルールを守れないということです。

 

 

エリクソンの発達課題を理解すると、子どもを勉強させられるタイミングがわかります。

 

それは、親を信じることができたタイミングです。

 


親すら信じられていない状態(愛情バロメータが低い状態)では、

 

自分を律すること(やりたくないという気持ちを押さえて勉強すること)は不可能なのです。

このタイミングで無理やり勉強させようとすると、子どもは問題行動を起こして反発します。

 

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これを読ませていただいて、不登校の子ども達は、

 

1つ目の課題の「人を信じること」でつまづいていると、改めて感じました。

 

 

親以外にお子さんが信頼できる人がいれば、この段階をクリアしやすいのですが、

 

家にひきこもって、家族以外と会話をしない状況だと、

 

親を信頼するところからはじめることになりますよね。

 

 

私達が、人を信じられるとか、この人になら自分の気持ちを話しても大丈夫!

 

などと思えるのは、どんな相手や状況でしょうか?

 

 

世間体や相手の価値観を押し付けてくるのではなく、

 

まずは、自分の思いをしっかり聞いてくれて、共感してくれると安心できて

 

信頼することができるのかな…と私は思います。

 

 

不登校になる前から、わが家のように、

 

勉強や宿題など、やるべきことをやらせるという方向に意識が向きすぎていて、

 

息子の気持ちを分かってあげることができずに、

 

どうせ親は、自分の気持ちを分かってくれない

 

と思っていたお子さんも多いと思いますが、

 

学校に行けなくなりつつある登校しぶりの段階で、

 

学校に何とか、無理に行かせようとすると、

 

「親は学校に行くとか、表面的なことばかり気にして、自分の気持ちなんかどうだっていいんだ…」

 

と、さらに心を閉ざしてしまいます。

 

 

学校に行ったり、勉強できるようにという意識で、

 

お子さんと信頼関係を作るために、親御さんが寛容的になろうとしても、

 

お子さんからすると、

 

急に親が態度を変えてきたけど、何か裏があるのでは!?

 

と不信感を持ってしまいます。

 

 

不登校やひきこもりになるお子さんは、

 

他人の気持ちに敏感なことが多いので、すぐに見破ってしまいます。

 

 

「お母さん、そんなこと言ってくるけど、また新しいこと(不登校改善方法)

 

習ってきたの?」

 

なんて言われた方もいらっしゃるようで、

 

お子さんの方が一枚上手ですよね…(苦笑)

 

 

こんな感じで、不登校のお子さんには表面的な改善方法や

 

テクニックは通用しないことが多いので、

 

まずは、親御さん自身の気持ちを大事にしてみる方が

 

遠回りのようで近道です。

 

 

このような状況で、お子さんの気持ちよりも

 

学校に行くことや勉強を優先させようとしてしまう親御さんは、

 

ご自身も自分の気持ちにフタをして、自分に我慢をさせて、

 

やるべきことをやってきた方が多いからなのですね。

 

 

ご自分の気持ちを尊重できるようになると、お子さんの気持ちも尊重できるようになり、

 

親子間の信頼関係を取り戻すことができますよ^^

 

 

UMIのカウンセリングや講座では、ご自分の気持ちを尊重しにくくしてしまう

 

思い込みや制限などのブロックを緩めるお手伝いをしています。

 

 

 

 

 

 

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