● わが子が学校に行ったり行かなかったりする時に、親としてやっておくといいこととは？
こんにちは＾＾ 不登校カウンセラーの野田祐佳里です。
成人式の三連休も終わって、学校では三学期の授業も本格的に始まる頃ですね。
不登校の親御さんのお話を伺ったり、私自身が息子と接してきた中で感じるのは、
お子さんが、完全に学校に行かなくなった時期よりも、
学校に行きたくない…などと言い出したりして、
遅刻したり、徐々に学校に行かない増えてくる登校しぶりの時期や
再登校をしだしたけれど、登校が安定しない時期の方が、
親御さんとしては、日々心を揺すられて、しんどく感じることが多いと思います。
私も、心の学びをしていない頃は、自分の心の中で何が起きているのか分からずに、
嫌がる息子を必死になって学校に行かせようとしていましたが、
それは、親である私自身が不安や焦りを感じないで済むようにしていたのですね。
この親子で葛藤する過程も必要ではあるのですが、
心の電池が無くなっているお子さんに、
お母さんを心配させないように、学校に行って勉強してきてよ。
というような要求をしても、お子さんには、
その要求に応えるエネルギーが残っていないことが多いので、
余計に状況がこじれてしまって、
親子でさらに苦しくなってしまいます。
こんな状況の時、どうしたらいいのでしょうか？
まずは、学校に行ったり行かなかったりするお子さんを見て、
イライラ、ザワザワした気持ちで、あれこれ小言を言うのをやめると、
小言を聞いたお子さんから、イライラが返ってくるという
負のスパイラルから抜け出すことができます。
でも、お子さんへの小言を言わないように、我慢して笑顔でいると、
親御さんは苦しくなってしまいますよね。
やはり、人は、心の奥で思っていることと、頭で考えていることとが
かけ離れてしまうと、しんどいし、思うように物事も運びません。
こんな時に一番のおススメは、
お子さんに言おうとしていた不安や焦りの気持ちを乗せた小言を
一人になれる場所で思いっきり吐き出してみる
という方法です。
カウンセリングを受けられた方の宿題や、マスターコースの受講生さんも取り組んでいる
ブロック解消の手順にある方法です。
この方法で、ネガティブな気持ちを繰り返し吐き出していると、
徐々にそれほどイライラ、ザワザワしなくなったり、
子どもも、親を困らせようと思ってやっている訳でもないしな…
なんて思えてきます。
この状態が、ネガティブな感情が吐き出せて、昇華、浄化した
という状態です。
ネガティブな感情を感じたくないからと、そのように感じる出来事が起こらないようにと、
私達は周囲の状況をコントロールしようとしがちですが、
魂の成長の為には、ネガティブな感情も感じる必要があるので、
そのような出来事が起こるのですね。
学校に行ったり行かなかったりするという状況は、
見方を変えると、ネガティブな感情を感じるチャンスでもあります。
今まで、ネガティブな感情を感じないように、周囲の状況をコントロールしてきた方、
ぜひやってみてくださいね＾＾
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