● お子さんの死にたい気持ちが軽くなるように親御さんにできることとは？
こんにちは＾＾ 不登校カウンセラーの野田祐佳里です。
今日から、9月のウィークデーが始まりましたね。
今日が始業式、今日から本格的に授業が始まる学校も多いかもしれません。
2学期の始まる前後は、子ども達の自殺が多いということで、
TVやネット、SNSなどで、大切な命と引き換えに学校にいかなくてもいい
というキャンペーンをやっていますね。
年々、その動きは大きくなり、社会的にも少しずつ不登校を許容する風土ができつつあるように思います。
とは言っても、「学校に行かなければならない」という思い込みが強い私達は、
頭では、学校は命と引き換えに行く必要はないと分かっていても、
いざ、わが子が、学校に行きたくない などと言うと、
強い不安や焦りを感じるかと思います。
でも、学校に行きたくないと自分の意思を表示できる子は、
自分の命を自分で守れる子でもあるのですね。
学校でのトラブルをきっかけに自殺まで追い込まれてしまうお子さんは、
学校に行きたくないと言えなかったり、
学校を休むという選択ができなかった
というケースが多いからです。
講座やカウンセリングで、不登校やひきこもりの親御さんのお話を伺っていると、
自分の気持ちをお母さんに言えなくて、
自分の気持ちを押し殺しているのが、とても辛かった。
そんなことが繰り返されていると、自分なんて生きている価値があるのか？
などと考えてしまい、だんだん死にたい気持ちになっていった。
などというお話を何人の方からも伺いました。
自分の思いや感情は、自分の魂から出てくるものなので、
自分の思いや感情をなかったものにしたり、否定してしまうと、
自分の魂や命も否定してしまうことになってしまうのですね。
なぜ、ここまで自分の気持ちを押さえ込んでしまうのでしょうか？
私が思う一つめの理由は、
親御さんとお子さんの価値観が合わずに、
親御さんが自分の価値観をお子さんに押し付ける
ということを続けてしまうと、
どうせ親は自分の気持ちを分かってくれない
と感じて、お子さんは自分の気持ちを伝えるのをあきらめたり、
自分の気持ちを押さえ込んでしまいます。
もう一つめの理由は、
親御さんが、人に気を使いすぎて、自分の気持ちを伝えることができないでいると、
潜在意識の深い部分で繋がっているお子さんも、
自分の気持ちを伝えられなくなってしまいがちです。
こんなことが思い当たる時には、
親御さんが自分の本当の気持ちを伝えてみる
本当の気持ちを伝えても、怖いことは何も起こらないと実感してみる
自分の本当の気持ちを伝えることは、悪いことではないと体感する
というのが効果が早いと思います。
あわせて、親御さん自身がなぜ人に気を使って、
自分の気持ちを伝えることができないのかを
ご自分で考えてみるといいですよ。
親御さんが、安心してご自分の本音を言えるようになると、
お子さんも、安心して自分の本音を言えるようになりますよ＾＾
死にたいという辛い気持ちを抱えているお子さんが、
一人でも少なくなることを願って…
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応援ありがとうございました＾＾
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