映画で英語!「おおかみこどもの雨と雪」:「Wolf Children」予想外に良い!Σ(・ω・; | ぶっちゃけ海外で英語とネット修行!!

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こんにちはぁ~!

今日は、日本のアニメーションの傑作、

Wolf Children

おおかみこどもの雨と雪

をご紹介したいと思いまぁ~す。もちろん英語吹き替え版は、最高でした!! ヾ(@^(∞)^@)ノ


(((蛇足ですが、ウキペディアで「wolf children」を調べると、第二世界大戦中にソ連進行で置き去りにされた、ドイツの子供たちのことが出てますが、全く別の話です。興味深いですが。。)))



さて、前置きは抜きにして、早速、あらすじの要約をはじめたいと思います。途中でネタばれです。

もうすでに日本語版で見てる方は、もう一度ストーリーを思い起こして、今度は、

英語吹き替え版に挑戦してみてください! ヾ(@°▽°@)ノ



★ 出会い。 

東京の大学に進学した「はな」は、クラスでいつも一人で講義を聴いている、ある「一匹狼」的な男子生徒を意識し始める。。

二人は、関係を深め、いつしか子供を儲ける(もうける)。「おおかみこども」です。母である「はな」は、すでに父親が、実は「おおかみ男」であることを知ってました。

ある日、二人の子供を儲けた「はな」は、父親が、なかなか帰らないことに、妙な不安を感じ、二人を連れて町を捜し歩いていました。

ふとある人ごみを見つける。。町中を走る、舗装された川べりに、狼が一匹死んでいました。。その周りには、鳥の羽。。いつしか彼が、「はな」のためにに取ってあげた鳥の羽に似ていました。。


★ おおかみこども。

一人で、二人の「おおかみこども」、姉の、弟の、を育てることになった「はな」。彼らを、徒手空拳で一人で育てるのは至難の業です。

彼らは、気ままに狼に変身しては、人間に戻る。理性でコントロールできないのです。人前でこんなことをすれば、即座に捕らえられ、母の手から奪われる。。「はな」は密かに育てるしかありません。

人目を避けるために、彼らは「田舎」へ移り住みます

このあと、ネタばれです。。(;^_^A。。



☆ 吹き替え版のトレイラーは、あまりに酷いんで、字幕版を載せます。。\(*`∧´)/


★ 田舎の暮らし。

田舎の暮らしは、「はな」が考えたいたものより、もっと大変でした。。貯金も底を突いた彼女は、自分で食物を育てることにしたのですが、テキストブック通りには行きません。。

近所の頑固おやじ、韮崎(にらさき)は、彼女を助けるのですが、不器用な彼には、素直に好意を表現できません。逆に、「はな」に冷たく接するのです。

でも「はな」は不思議とそんな彼の、不器用な好意を素直に受け入れることができました。。彼女にとっては、すでに亡くなった父を想起させたのかもしれません。。


★ 成長する、おおかみこども達。

やっと食べるものを自給できた「はな」。子供たちも、瞬く間に育っていきます。特に「雪」は、やんちゃで、野生児。狼の血を、色濃く受け継いでいました

雨は、どちらかと言うと「母親譲り」。。気も優しく、おとなしい男の子。。

雪は、人間の世界に溶け込もうと必死でした。一方雨は、だんだん自然の摂理に魅力を感じ始め、学校に行くこともなくなりました。。


★ 雪。

雪が、やっとクラスメイトと溶け込め始めた矢先、転校生が来ました。勘の鋭い男の子。。雪に興味を持ちます。

雪もそれを感じ取って、素性を隠すために距離を置きますが、それが一層、転校生の興味を引く。あまりにしつこく彼女に付きまとう転校生に、雪は思わず本性を出して、彼を傷つけます。。

双方の親が呼び出され、彼は、ことの経緯を説明させられます。彼は、「狼にやられた」と言う。。もちろん雪のことではありません。。彼女を庇って、架空の「おおかみ」をでっち上げたのです。

★ 雨。

雨は、いつしか自然の魅力に引き込まれ、彼の住む領域一帯を支配する主(ぬし)、老狐、年老いた狐に遭遇し、彼に自然の何たるかを教わる。

自分の中にいる、もう一人の野生の自分を覚醒した雨は、「自然に還る」ことを決意。

そして、ある嵐の日に、家を出るのです。それを追う「はな」。。


★ 雪の決断。

雪は、自分の中にある野生を、なんとかコントロールして、人間界に溶け込もう必死でした。しかし、いくら足掻いても、狼の血は、消えません。。

彼女には、秘密を共有できる誰かが必要でした。。それは、実は彼女の素性をすでに知っていた、あの転校生、草平(そうへい)しかいませんでした。。

彼女は、彼と秘密を共有することで、人間界と、そして「彼女の世界」を、「和解」させたのです。。


★ 雨の決別。

雨は、雪とは全く違う答えを見つけました。彼は全てを、「自然に還した」のです。和解ではなく、「決別」でした。。

「はな」は雨の思いを、予感していました。彼らの存在こそ、彼女の「生きる証」。彼女には受け入れられません。。

嵐の中、道なき道を探し回り、疲労困憊の末、気絶。雨は、彼女を見つけて、救い出します。。

雨の決意は固い。。「決別」は必死でした。。九死に一生を得た「はな」の懇願も振り切り、雨は森に帰ります。

そして、その夜明けの瞬間、雨の咆哮が森に響き渡ります

母はその時、雨が本当の自分、彼の中の「野生」を見つけたことを知り、祝福を送るのでした。。





ちょっとまた、長い解説になりましたが、「あらすじ」の本質を知っていただき、

英語吹き替え版を見る際の参考になれば幸いです!

ではまたぁ~!



Wolf Children: Ame & Yuki/Yen Press

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