こんにちはぁ~!
みなさんは、学校で成績を上げるために、どのような苦労をしたでしょうか? もしお子さんがおられるなら、子供にどうやって「やる気」をださせる工夫をしたでしょうか? 今回ご紹介する記事は、そういった、ご褒美(インセンティブ)によって 学生がどれ程、成績を伸ばせるかを調べた結果についてのニュースです。 あの世界に冠たるメディア、BBCによるニュースですので、 なかなか信憑性があると思います。
News source : http://www.bbc.com/news/education-29461681
まず、これはもちろん、英国での調査。 10000人の学生に、二つの異なる「インセンティブ」を与えて、 学業と、実際の成績の結果について調べたものです。 英国で使われているカリキュラムとして、ここでは『GCSEs』(英語、数学、科学、体育) が用いられております。 まず学生を二つのグループに分ける。 一方は、「金銭によるインセンティブ」 もう一方は、「イベントチケット、課外授業のインセンティブ」。
ユニークなのは、このテストが、単に成績を上げればインセンティブを出す、というものではなく、 まず初めに、「与えておいて」、学業、成績次第で、減点もするというもの。 例えば、 第一のグループは、学期の始めに、「10ポンド」支給を約束し、出席などの学業、および成績 次第で、減点および加点する。
もう一つのグループも同じように、「12個」のチケット支給を約束し、その後、減点、加点する。 この実験は、『Loss aversion』と呼ばれていいます。 「aversion」というのは、嫌い、嫌悪、という意味。 つまり、ペナルティーもありの、インセンティブ・システムですね。。
結果はどうかというと・・・・ 金銭インセンティブも、チケット・インセンティブも、重要な結果は出なかったようです。。 少なからず変化が、学業態度に現れても、 実際の教育への効果(成績など)は、低かったと。。
News source : http://www.bbc.com/news/education-29461681
では、 学業成績を上げるための、もっと重要なキーは何か? ケバン博士の結論として、 それは、『Great teacher』である、としています。。 この点の博士の説明を、 今回もリスニング動画で、ご紹介しておりますので、ご試聴ください。
Listenning // cocktail party
low-income .......低所得
makes the difference .......重要な違いを生む、相異を生む。力を発揮する。