「ゴーストバスターズ アフターライフ」 ★★★☆~80年代映画ファン必見の娯楽大作 | そんなことより恋をしろ

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※※※ 注意 ※※※

 「シネマ報告書」は、映画鑑賞後の率直な感想を伝えるため、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれる場合があります。

 これから観ようと思っている方は、本報告書の趣旨についてご理解のうえ十分注意してお読みくださるようご了承願います。

『シネマ報告書2022』の掲載にあたって

 
80年代ファン必見の娯楽大作
★★★☆
 
(2021年/アメリカ/124分/Ghostbusters: Afterlife)
 
【 製作 】
アイバン・ライトマン
 
【 脚本・監督 】
ジェイソン・ライトマン
 
【 出演 】
キャリー・クーン
フィン・ウルフハード
マッケナ・グレイス
ポール・ラッド
ビル・マーレイ
ダン・エイクロイド
アーニー・ハドソン
シガニー・ウィーバー
アニー・ポッツ
 

 

【あらすじ】

 

 家賃の滞納でアパートを追い出されてしまったシングルマザーのキャリーとその息子トレヴァーとフィービー。

 キャリーたちは、田舎にある祖父が遺した古い屋敷に引っ越してくるが、この街では30年間にわたり、原因不明の地震が頻発していた。

 ある日フィービーは、屋敷の地下に研究室があることを発見、祖父がかつてニューヨークを救った“ゴーストバスターズ”の一員だったことを知る。

 原因不明の地震と、祖父の遺産。フィービーは、祖父がなぜこんな片田舎にいたのかを探り、自らもゴーストバスターズとして街の機器に立ち向かっていく―

 

 

【コメント】

 

 またもや新型コロナのオミクロン株の感染拡大が止まらない今日この頃。まん延防止も発動し、またもや飲食店も縛りが掛かってしまい、会社帰りにちょっとということもままならない状況で、またもや住みづらい世の中となってしまいました。とりあえず映画館とスポーツジムは普通に営業しているので。僕的には一安心ですが。

 そんな中、今回劇場で鑑賞したのは、あの80年代に社会現象にまでなったSFコメディの名作「ゴーストバスターズ」シリーズの、実に三十余年ぶりとなる第3弾である本作。まあ、2016年にキャストをすべて女性に替えてリブートした『ゴーストバスターズ』もありましたが、それは華麗に無かったことになったようで、本作が正式な3とのこと。

 本作の鑑賞にあたり、あまりに昔に鑑賞して記憶が定かではなかった前作2作をアマプラで復習。だって、1作目の公開が僕の中学時代なんだもん、そりゃあ忘れてますわ。改めて旧作を鑑賞してあー懐かしいなーと思ったと同時に、シナリオやVFXのチープさも感じつつ、まあこれでも当時は社会現象になるくらい大大ヒットしたシリーズなんですよね。

 ともあれ、旧作の監督であるアイバン・ライトマンから息子のジェイソン・ライトマンに監督をバトンタッチした本作、どんな出来になっているか、80年代に青春を生きた僕にとっては観ないわけにはいかないだろうと、さっそく「立川シネマシティ」に足を運んだ次第です。

 

 

 いや、ぶっちゃけて言ってしまうと、思い出深い作品ではあるものの、さほどの思い入れはないんです、僕にとって「ゴーストバスターズ」シリーズは。何十年振りの続編はビミョーな出来の作品が多いし、期待はさほどしていなかったんです。でもね、間違いなく本作は、80年代に生きた映画ファンならば絶対に観るべき作品ですよ。いや~良かった、劇場で観て本当に良かったですわ。

 

 設定は旧作とほぼほぼ一緒、鉄を食うブヨブヨなゴーストや劇場が湧いたチビマシュマロマンといったユーモラスなゴーストが登場したり、旧作のアイテムとなったゴースト捕獲器や探知機、封印装置もそのままの形で登場する。展開もほぼほぼ前作と同じドタバタのSFコメディを踏襲していて、前作の主要キャストの孫世代が活躍するという以外はあまり変わりはないんですよね、大方。なので、ずーっと観てて、このまま行ったら本当に旧作の名声に頼っただけの可も不可もない出来で終わるかなーなんて思ってましたが、クライマックスで一気に心を持っていかれます!

 

 正史の3作目となれば俄然気になるのが、旧作の主役たちである元祖ゴーストバスターズたち。旧作のゴーストバスターズの一員であるスペングラー博士の孫たちが活躍するんだから、これで元祖たちが出なきゃおかしいだろとも思っていたんですが、登場します!ピーター役のビル・マーレイ、レイモンド役のダン・エイクロイド、そしてウィンストン役のアーニー・ハドソン、実に良いところで勢ぞろいしますよ!さすがに全員お年を召していましたが、あの満を持しての登場にはキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!と一気に興奮しましたね!

 しかもラストシーンはかなり泣かせます。スペングラー博士役のハロルド・ライミスが御姿を現し、家族とかつての仲間たちとの絆を確かめ合い召されていくシーン。残念ながらハロルド・ライミスは2014年に69歳という若さで亡くなっていますが、昨今の技術でもってCGで登場するという粋な計らい。

 元祖ゴーストバスターズたちの登場と感動のラストシーンが、本作を一気に最高の作品に昇華させています。80年代当時ワクワクして観た旧作ファンならば絶対に楽しめる作品だと思いますね。

 

 

 なお、本作の鑑賞にあたっては、旧作、特にの第1作目の復習は必要です。1作目の内容をかなり踏襲してますので。

 また、元祖ゴーストバスターズたちが登場したならもしかしての方も・・・と思っていたら、ラストシーンで登場しました。そう、言わずもがなシガニー・ウィーバーですね。ビル・マーレイとシガニーが戯れで1作目でやっていた透視電気ショックをおまけ的にやっています。

 そんなわけで、旧作ファンなら間違いなく楽しめるに感動するに違いない満を持しての3作目。これがウケればもしかしたら4作目もあるかもしれませんね。次はリック・モラニスも登場しないかなー。

 

 

【2022年度 Myランキング】(2/6時点)

 

 本作は、本年度のベスト10中3位(暫定)にランクイン。

 東京で大雪だとぅ!?

 

(ベスト)… ★★★☆以上が基準

 

  1位:スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム ★★★★☆

  2位:さがす ★★★★

  3位:ゴーストバスターズ アフターライフ ★★★☆

  4位:ブラックボックス 音声分析捜査 ★★★☆

  5位:クライ・マッチョ ★★★☆

  6位:

  7位:

  8位:

  9位:

 10位:

 次点:

     

     

     

 

 (ワースト)… ★★☆以下が基準

 

  1位:大怪獣のあとしまつ ★★☆

  2位:

  3位:

 

<その他ランク外一覧>

ノイズバイオハザード ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ

 


 
 
『ゴーストバスターズ アフターライフ』の公式サイトはこちら

 

 

 

 

 

 

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