「シネマ報告書」は、映画鑑賞後の率直な感想を伝えるため、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれる場合があります。
これから観ようと思っている方は、本報告書の趣旨についてご理解のうえ十分注意してお読みくださるようご了承願います。
クリステン・スチュワート
ナオミ・スコット
エラ・バリンスカ
エリザベス・バンクス
ジャイモン・フンスー
サム・クラフリン
ノア・センティネオ
ジョナサン・タッカー
パトリック・スチュワート
【あらすじ】
タウンゼント探偵社で“チャーリーズ・エンジェル”としてスパイ活動をしているサビーナとジェーン。
ある時、自身の会社を告発したいと、エンジニアであるエレーナから相談を持ち掛けられる。彼女が開発したエネルギー装置“カリスト”の不具合を公表したいというのだ。
調査するうちに、カリストは軍事兵器に使用される危険があると分かり、エレーナの命が狙われる。それを阻止するため、チャーリーズ・エンジェルは危険なミッションに挑む―
【コメント】
コロナに伴う緊急事態宣言の影響で、楽しみにしていたゴールデンウィークの帰省がおジャンになり、結局、連休中は部屋に籠らねばならない事態に。
まあとりあえず映画鑑賞でもして連休中はステイホームしとこうと、行きつけのTSUTAYAで手に取ったのが本作。今年の2月に公開された作品で、2000年に話題になったキャメロン・ディアス＆ドリュー・バリモア＆ルーシー・リューの同名アクション映画シリーズの新作ですね。
これが、新キャストによるリブートと思いきや、『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』からのまさかの続編という位置付けということで、とりあえず観ておこうと手に取った次第です。
うん、まあ可もなく不可もなく。とりあえずは、ガールズアクションものとしてはまずまずの出来といったところでしょうか。というか、ぶっちゃけ、なぜに今さらチャーリーズ・エンジェルの続編を作った？といった疑問のほうが大きかったわけですが。
映画自体はさすがお金を掛けた感じはよく出てるし、それなりに観られる仕上がりにはなっている。しかしながら、主人公3人のキャラがイマイチ薄い感じがしてならない。そりゃそうだよ。だって前２作で主演張ったのがあのキャメロン・ディアスとドリュー・バリモアとルーシー・リューだぜ？2000年当時、日本でも知られていて輝きに輝きまくってた3人が主演だったのに対し、今回はあまりにもクセが無さすぎるというか初々しすぎるし、特徴もない。というか日本じゃほぼ無名の3人揃えたところで、全然魅力を感じない。チャーリーズ・エンジェルって、むしろ全く違ったタイプの女の子3人がチームでもって男どもをなぎ倒すところに魅力があるんでないの？どうも、単純に強い女を描いただけのような気がして、肝心のキャラの差別化がなっていなかったように感じますね。
これ、続編あるのかなー。前作のドリュー・バリモアが製作に関わってるし、あわよくばこの3人で新シリーズ作るぜといった感じはビンビンと伝わってきますけどね。いまいちキャラに魅力を感じないところはクリアしなくちゃ作れないでしょうね。まあ、出来たとしても劇場には足を運びませんが。
【2020年度 Myランキング】（5/2時点）
本作は、本年度のベスト10ワースト3ともにランキング外。
予想どおり緊急事態宣言延長か・・・
（ベスト）… ★★★☆以上が基準
２位：ミッドサマー ★★★★
５位：AI崩壊 ★★★☆
８位：
９位：
１０位：
次点：
（ワースト）… ★★☆以下が基準
１位：エスケイプ・ゲーム ★★
３位：ドローン ★★☆
＜その他ランク外一覧＞
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