「シネマ報告書」は、映画鑑賞後の率直な感想を伝えるため、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれる場合があります。
これから観ようと思っている方は、本報告書の趣旨についてご理解のうえ十分注意してお読みくださるようご了承願います。
(C)2019 Little Monsters Holdings Pty Ltd,Create NSW and Screen Australia
エイブ・フォーサイス
ルピタ・ニョンゴ
アレクサンダー・イングランド
ジョシュ・ギャッド
ディーゼル・ラ・トラッカ
【あらすじ】
売れないデスメタルバンドのミュージシャン、デヴィッドは、恋人に浮気され姉の家に転がりこんでいた。
ある日デヴィッドは、甥っ子が通う幼稚園の先生、キャロラインに一目惚れ。自ら志願して甥っ子の遠足に同行することに。
なんとかキャロラインに近づこうとするデヴィッド。しかし突如としてゾンビが出現、子供たちと小屋に立てこもる羽目に。そこにいた子供番組の人気司会者テディ・マクギルをも巻き込んで脱出しようとするが―
【コメント】
新型コロナウイルスの勢いが衰えない今日この頃。人が密集する場所への自粛が叫ばれている中、ついに映画館までもがその憂き目に。公開予定だったピクサーのアニメや待望の「007」新作、マーベル作品といった注目作品までもが軒並み無期限延期という、映画ファンには由々しき事態になっております。
そんな世の中でもなんとか映画は観たいという気持ちは忘れないマニアな僕ですが、とにかく何か観ようと行きつけのTSUTAYAで手に取ったのが本作。昨年観たスリラー『アス』のルピタ・ニョンゴ主演のゾンビコメディということで、ゾンビ物には目がない僕は、とりあえずこれでお茶を濁しとこうと鑑賞してみた次第です。ちなみに、本作も「未体験ゾーンの映画たち2020」で公開された一作です。
(C)2019 Little Monsters Holdings Pty Ltd,Create NSW and Screen Australia
ほうほう、小粒なB級モノとはいえ、なかなか愉快でよくできたゾンビコメディでしたね。ぶっちゃけ数あるゾンビコメディの想定範囲内のオーソドックスな出来ではあるものの、笑いありハラハラあり感動？もありの、そこそこにツボは突いているので楽しめましたね。
ちっさい子供たちが多く出ているのでゾンビ物として成立するのかなーとも思っていたんですが、そこはさすがにゾンビ映画、そこそこに人間をグロく捕食していらっしゃったし、とはいえ全体的にライトなゾンビ物なので非常に観やすいです。ゾンビスキルが高い人は逆に物足りなさは感じるでしょうが。それでも決して安っぽさは感じない、よくできた代物だったと思います。
(C)2019 Little Monsters Holdings Pty Ltd,Create NSW and Screen Australia
ルピタ・ニョンゴが本作では子供好きお歌好きのお姉さん役で、『アス』とはまた違った役柄だったので新鮮な感じがしましたね。新進の黒人女優として、これからグングン伸びていくことでしょう。それにしてもニョンゴという名前はインパクト強いですな。
【2020年度 Myランキング】（3/21時点）
本作は、本年度のベスト10中ワースト3ともにランキング外。
久しぶりの眼精疲労・・・
（ベスト）… ★★★☆以上が基準
２位：ミッドサマー ★★★★
５位：AI崩壊 ★★★☆
８位：
９位：
１０位：
次点：
（ワースト）… ★★☆以下が基準
２位：
３位：
＜その他ランク外一覧＞
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