made in jike -24ページ目

どうすりゃいいのかね

見えているけど見ていないものだらけだと気がついたのは見ても見なくてもいいものを見せられる生活の自粛のおかげなのかどうなのかジケの靴工房です。


自然相手の手入れって、ちょこちょこやっていくしかないみたいだ…と、今さらながらようやく気がつきました。


ずーっと尻込みしてた庭の手入れ。


何から始めればいいのかわからんけど、もさもさのなかをひとまず這いずり回っては、ふぅ、なんて汗を拭ってみたりします。

北陸の片隅から

やるなら今しかねぇ、と、去年からずっとつぶやいているだけのジケの靴工房です。


これは今しかやれねぇことでもないけどやるしかねぇ。


径の小さなドリルしか持ってなくて穴が小さいから手で、しかも彫刻刀で彫るしかねぇ。


サビサビのノコギリしかなかったので、これでギコギコ切るしかねぇ。


思いつきだけで準備が不充分だから、なんとなくで組み立てていくしかねぇ。


なんとなくだから正解がわからねぇ。


もういい、つぎ、なんとなく捨てずに取ってあった端切れがまさかの活躍。



ちぎって貼ってみるしかねぇ。語尾を、「ねぇ」しばり忘れてねぇ。


これも使えそうだねぇ。
良かったねぇ。


おっ、つりこみだねぇ。


余分はカットするしかねぇ。


あっ失敗したなぁってところがたくさんあるけどそんなの関係ねぇ。


趣味道楽にはそんなの関係ねぇ。


使いにくかったらまた作り直せばいいだけだからねぇ。

ふぐた いてん

世間話からヒートアップして、不平不満を訴えはじめた若者が、「僕にとっては不倶戴天の敵なんですよ!」と難しい四文字熟語をサラッと入れて話を進めようとしたところ、なんですかそれ、と、話を聞いていた女性に冷静に質問され、しどろもどろに、いや、あの、同じ青空の下でこいつだけは許せねぇなみたいなですね、あのほんとなんていうか、あの、えーと、漢字で書くとですね、不平等の「不」に「具」にニンベンのやつで、「たい」はちょっとあの正直書けと言われても無理ですごめんなさい、と、最終的に何故か謝る若者と、ふーんそうなんだ、という女性のやりとりを脇で見ていたジケの靴工房です。


先月だったかな、の、革小物ワークショップ。

靴教室の方々に、宣伝をもっとちゃんとやらなきゃダメじゃないですか、と、けっこう真剣に怒られたりもします。


靴教室のIさんのお友達が奇跡的に興味を持って頂き、奇跡的に参加してくださいました。Iさんが宣伝してくれたらしい。


ああだこうだの手づくり体験。


いいがになった。
時間はかなりオーバーしたけど。

あと、前半の意味のない長文ごめんなさい。

自作自演

夏にはなにか夏ならではのことをしないともったいないような気がするのはもしかしたら夏という季節が好きなのかもしれないと気がついたジケの靴工房です。


試作品と称して作って作業履きにしていたサンダル。
十年くらい経つかも。
本作品がないのはこの頃からか。


剥がし作業の途中。
ふと、革ってすごいなと思いました。


メンテナンスを見てみぬふりして放棄してきた結果。


このさい、徹底的にリペア。


手づくりしたものは手直ししやすい。


釘を打ち直した。
ぱさぱさだったので、オイルを塗った。
左、オイル後。右、ぱさぱさオイル前。


アウトソールもいいがになった。


作った時より満足感があるかも。
商品にもできずひとりもちゃもちゃやってるだけの自作自演。一生勝手にやってろ、とはまさにこのことか。

Yさんが初めて作られた靴(フィッティング確認用)いい。#富山#靴の手作り教室#革靴#フ...

デンタツ

休みの日の過ごし方が二十年前と同じだということにふと気が付き愕然としたジケの靴工房です。


もはや焦燥感すら感じなくなっているのは、コロナのせいにしておこうと思います。謎の自粛生活二十年。


どうみても梅雨明けただろうと思って撮った空ですが、この時点でとっくに梅雨明け宣言されてたみたいです。


いつの間にかはじまっていたので、知らない人がいたらいけないと思い、それから会う人ごとに、もう梅雨明けてますよ、と伝えていたら、あ、ああ、そうですか…と、特に感慨もない反応ばかりでした。でもまぁ、それを知らされてどうすればいいのかは自分でもよくわかりません。

植物戦争

ネットサーフィンってネットをデータの海と見立ててそこをサーフィンするようにデータの波を乗りこなすことなのだろうけど実際のプロのサーフィンを見るとそんなの無理だと思うジケの靴工房です。


これも1〜2ヶ月前の画像。


益虫害虫問題はさて置き、なんかに似ている。
火の鳥に出てくる仏師とか。名前忘れた。我なんとかみたいな感じのひと。


これも梅雨前。
ツタの存在感がもうすごいジャングル感。


遠景。
ツタの行方を確認しようと思っても全然わからない。


中央のグネグネになってるやつ。
中尾巻ですね。


ずーっとほっぱらかしてたから、植物同士のせめぎ合いがなんだか凄いことになってる。


やっとのことで取り除いた遠景。
やっぱり何がなんだか違いがわからない。

なつはひま

あまりにも誰とも話さないとブログを書き始めるんだなとまるで他人事のように思うジケの靴工房です。


ヲキサ?
今気がついた。
なんだヲキサって?


ちょこちょこ寄ってくださる鳶職の旦那さん。


雪駄、裏がすぐ擦れるし、つま先がなんのせすぐ駄目になるからよ、あんちゃん、裏に革貼ってくれよ、って、なんのせ気にかけてくれてるありがたさ。


またヲキサだ。
なに。
作業中は全然気が付かなかったのに。
なに、ヲキサって。
名前?
だとしたら、ちょっとかっこいいかもしれない。
藤井ヲキサとか。
夜のヲキサ。
woki-sa。
とかね。


つま先ちょっと出っ張らせてみました、って渡したら、かーっにくいことしやがる、あんがとさんって、自転車にまたがって颯爽と街中へ繰り出していかれました。
今度機会があればヲキサについて聞いてみよう。

ヒマなナツ

夏になって、がくんと暇になるジケの靴工房です。


これはたぶん春頃の画像。


もうこれで最後です、と、見えない誰かに言い訳しながら作っていたのが、遠い昔のようにかんじます。


冬型の植物がまだ緑だから、4月頃かななどともうそんなことはどうでもいいやと調べる気も起きない。


これもいつかはわからないけど、こうやって見比べてみると、革の雰囲気はけっこう違ってくるもんだなと思いました。

いつもありがとうございます、のT田さんの手作り靴#富山#靴の手作り教室#革靴#手作りを楽...