食道がん ステージ3 おやじと家族の日常 2023〜

食道がん ステージ3 おやじと家族の日常 2023〜

2023年、一家の大黒柱のおやじ(50代半ば)が食道がんになり、普段は家族全員病気とあまり縁がないのでどうしていいか全く分からず情報を調べたり人に助言を頂いたり試行錯誤している記録です。
病気のおやじ中心ですが日々思うことも書いていきます。

昨年10月から術前に抗がん剤を3回やり、心配していた副作用が拍子抜けするほどほとんどなかったおやじ。

3回やり3ヶ月後と、

さらに2ヶ月後の爪の写真を比べてみると、



新しく伸びた爪は健康だけど、

その前は3回抗がん剤を打ったのが年輪のようにくっきりとスジのようにありました。

やっぱり体にはすごく負担だったんだな〜と感じます。


最近は、ポップアップテントを遮光性が高いものに変え、公園にピクニックにいくのが楽しみです。

爽やかな風を浴びていると、つい寝てしまうほど気持ちいいです。



おやじも、たまに一緒に来て、太陽を浴びています。



おやじと私は、福岡県北九州市がふるさとです。

世間では、修羅の国と言われており、

最近も…

ロケットランチャーや拳銃が発見されてたり、数年前にも、

ロケットランチャーを所持って報道されたり、

私は、生まれてから20歳ころまで北九州に住んでいて、確かに高校授業中に遠くから拳銃の、パァーン!って音は数回聞いたことありますが、(これだけでもヤバいやろ)ロケットランチャーって💦

バイオハザードでしか聞いたことない。

成人式も、ド派手な感じが毎年報道されますね。

自分たちがいたときはそんなんなかったけど。


いかにもヤバそうな地域に見えますが、住んでみるとべつになんもないんやけど。

ラーメンといえばとんこつラーメン一択だし、うどんは資さんうどん。

たまに帰省すると、懐かしい方言がそこかしこから聞こえるので、普段は通じないから封印している方言がついつい戻る。


修羅の国だけど、私たちからすると、懐かしい故郷です。


小倉駅


小倉駅から伸びるモノレール

昔通学に使ってました。










俳優の中尾彬さんが亡くなられた。

 

昔から活躍されていて、愛妻家で奥様の池波志乃さんとともにかなりの美食家、ねじねじスタイルが有名、


ゲーマーのわたしには、やはりキムタクが如く(ジャッジアイズ、ロストジャッジメント)の、源田法律事務所のキムタクが演じた八神の元上司である源田先生が非常になじみ深かった。


 ほかにはGTOでの内山田教頭。この間のリバイバルでは出演されていなかったので、どうしたのかな。。とは思っていました。


今日は再度キムタクが如くの出演インタビューを視聴させて頂きました。

もし、キムタクが如く3が実現したとしても、もう源田先生はいないんですね…


もっとご活躍を見たかった。もうねじねじ見れないのは寂しい…


ご冥福をお祈りいたします。









今日は消化器外科の定期検診。

受診時に、会社に提出する、休業申請用紙を書いてもらいにも来ました。


最近は少しずつは食べるようにはなってきたけど、私的には復帰して、仕事した方がいいリハビリになると思うんですが、おやじの職場は夏暑い。毎年プチ熱中症になっていたので、体力がない今復帰したら持たない気がする。


おやじも上司に、「もう少し養生した方がいいですよ」と優しいお言葉を頂いており、ある気がかりはあるけど夏は避けようか…という気で、先生に書類をお願いしたら…


「職場が許してくれるなら書きます。

しかし、(CTの画面見ながら)肝臓の状態が悪くなってる。アルコール、結構飲んでますよね。」

「家に居ても飲むだけですよね。

リハビリとか、運動とか、回復に向けて何もしてませんよね。」


「がんはなくなって、経過良好なのに、肝臓がどんどん悪くなってる。

このままだと肝臓のほうがだめになりますよ。」


「術後みなさん大体2ヶ月くらいで職場復帰されてるのに、⚪︎さん、もう4ヶ月たちますよね。」


…わたしが思っていた「気がかり」をズバリ言ってくれた。


そう、あまり食べれないと言うのに、チューハイだけは飲む。

ただでさえ今容量がない胃なのに、アルコールでお腹いっぱいになって食事をほとんどとらない。

この間病院に行ったときも栄養不足で倒れ、3日間入院し、治して頂いたのに、このままだとまた同じことの繰り返しになる。肝臓が悲鳴をあげている。


そんなんなら、暑くてバテるかもしれないけど、

少しずつ仕事復帰したほうがいい。

家では言っても聞かない。聞く耳をもたない。


今日先生が言ってくれた。


「一度、職場とよく相談して、また来てね。

その時に決めよう。」

いつもは柔和な優しい先生だけど、今日は言い方さえソフトだけどビシ!と言ってくれた。


帰りの車で、「先生の言う通りや!半日からでもいいやん、一度復帰したらいいよ」


最初は黙って聞いていたおやじだけど、最終的には

「うるさいな、おまえは」

で終了。

私だって言いたくないよ!


さすがにその日は飲みませんでした。

おやじもなかなか今まで通りにいかないからイライラするのは分かるけど、そのために飲み過ぎて違う病気になったらしょーもない。

せっかくガンを取ったのに。


この先,どうなるんだろう。不安しかない。





咽喉科の定期受診。術後初めてのCT検査。

担当の先生が変わったらしく、今日初顔合わせ。

若そうだけど物腰柔らかく、おやじの、「傷跡に感覚が戻らない 何となく痺れが取れない 我慢できないことはないけど」という訴えを親身に聞いてくれました。

カメラで喉を見て、CTの結果、

 

「大丈夫。がんはありませんよ」

 

感覚やしびれは、すぐには戻らない。年をかけて少しずつ戻っていくらしいです。

がんはなくてとりあえずよかった。

 

しかし、CTの時に打つ造影剤がおやじに合わないのか、毎回気持ち悪くなるらしく、その日も一日中「気持ち悪い〜」とうなっていました。

 

あいかわらず、打った瞬間に熱いものが体をかけめぐり、お尻の穴まで瞬時にきて漏らしそうになり、(汚くてスミマセン)それからずっと気分が悪くなるらしいです。

 

抗がん剤はヘーキだったのに、やっぱり合う合わないがあるんでしょうか?

その影響でまたごはんを食べられない。

 

朝総菜パンを1つ。昼はなし。夜はチーズをひとかけら。

でも術後全く食べられなかった時より少し肉がついてきた?

 

危惧しているのは、でべそだったんですが手術後なぜかひっこみ普通のへそになり、「デベソなおったね~!」と喜んでいたのですが、肉がついてきたからか、また少しづつデベソに戻りつつあるような・・

 

体重がはもとにもどるのは良いけど、ヘソはそのままひっこんでいてくれないかな?