「神戸ニニンガ日誌」(第3,533号)
○『アンネの伝記』(M・ミュラー)。『アンネの日記』を補完する書として、密告者の特定や、関係者のその後の人生などを含む驚きの内容である。
○著者は日記を改めて読み、迫害に「強烈な疑問」を抱き、アンネはどんな体験をし、どんな友達の中で成長を始めたのか。考え方に影響を及ぼしたのはどんな経験か、という疑問も湧く。
○日記には、架空の友人相手に話し合う形の記述がある。限られた空間に隠れ住む環境で「日記は気持ちの揺れを鎮めるのに、そして心のバランスをとるのに役立ってくれた」と。
○アンネは1944年3月28日、この苦しみに堪え、困難を克服してきた事を伝えるには「ごく普通の記録。例えば市民の日記」という、ボルケステイン教育大臣のラジオを聞いた。同日「この隠れ家での物語を発表できるようなことになれば」と記している。
○先日の新聞で「ジャーナリング」という言葉を知った。「いま考えたり感じたことを日記のように書き続ける」こと。毎日同じ場所、同じ時間で感じたことをすべて書くこと。
○日記を書くことでアンネの破局化思考とストレスを低減させ、自己肯定感を上げ続けていたと信じたい。
ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。