
Film "Ammonite" (2020)
ライム・リージスを舞台にして、メアリー・アニングの「恋愛」を描いた映画が公開された。
相手として設定された人物は、なんとシャーロット・マーチソン。この映画ではメアリーより年下(史実では年上)で、メランコリーの療養のため訪れたライムでメアリーの世話になることになるが、実際のシャーロットは自身も地質学者並みの学識を備え、夫ロデリック・マーチソンを地質学の権威に上り詰めさせたやり手の女性だった。
こんなふうにあからさまに史実を無視した設定になっていて、こんなことをするくらいなら架空の人物にすれば良かったのにと思うのだが、どのみち私の興味の対象は専らライムの海岸風景や化石発掘の様子なので、個人的には大した瑕疵ではない。
この映画は、2020年5月のカンヌ国際映画祭でプレミア上映される予定だったが、コロナ禍のため映画祭が中止されるなど不運な立ち上がりとなった。こんな状況で札幌で上映されるかどうか分からないが、あの風景を大画面で見てみたいなと思う。
2016年4月の写真から。
ライムで購入した絵葉書。





