静かに過ごすクリスマス前夜
全てのものが固有の尊厳を持つと考えるアニミズム。その心性が色濃く残る国の民が、かつて冬至の祭りだったクリスマスを祝うことは特に不思議なことではない。
聖母子像は大地母神信仰に根差すが故に普遍的である。
例年のように、静かに音楽を聞きながら前夜を過ごすことにする。
さて、いま日本のアニメの主題曲が賛美歌として認められるという驚天動地の出来事が起きている。
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Lilium (From "Elfen Lied") by Grissini Project
次は、前年同様、Hildegard von Bingen(ビンゲンのヒルデガルト)の曲を二曲。
歌い手は、David Lynchが見出したJocelyn Montgomery。David Lynchは、これらの曲を収録したアルバム"Lux Vivens -The Music of Hildegard von Bingen"をプロデュースするのみならず、自身も演奏に参加している。
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Sapientie by Jocelyn Montgomery
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Caritas by Jocelyn Montgomery
ちなみに、私はヨーロッパの古い街並みや建築(の美しさ)に魅力を感じる。
今回は、ポーランドのティニエツ村のベネディクト大修道院の写真から。
ここには、ポーランド滞在時に二度訪れた。
一度目は、ヴィスワ川クルーズの折り返し地点として。
ベネディクト大修道院が石灰岩の丘の上に建っていることを知ったのは後日のことで、大修道院で開催された無料コンサートに出席した機会に、建物の周囲や村を散策した。
ティニエツ村のバス停から大修道院方面に向かう。
村の所々に石灰岩の丘があり、その上に民家が見えることも。
大修道院が見えてきた。
小道には石灰岩の礫が敷き詰められていた。
コンサートの後、崖下をじっくり見て回った。
ティニエツ村の所々に聖母像や聖人像が建っていた。












