画紋(gamon) -860ページ目

変対竜胆

本日の画像は、竜胆の実写を背景に使用した「変対竜胆」です。
竜胆の紋は、源氏の紋として広まり、江戸時代、歌舞伎の「勧進帳」で義経の衣装に使われ人気紋となりました。
竜胆は、葉が対生し、鮮やかな紫色の花を付けます。
根が龍の肝のように苦いという事で、中国で竜胆と呼ばれるようになりました。

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細丸桜

本日の画像は、少し変異をくわえた「細丸桜」です。
江戸時代、郊外の染井村(豊島区駒込付近)は、造園師や植木職人が集落を作っていた。
庭師の需要が多く、桜・梅・菊・牡丹・椿などの庭木の改良がさかんでした。
染井村で、華付きの良い大島桜と若芽の前に薄紅色の花を付ける江戸彼岸桜の交配から新種の桜が誕生しました。
村の名前と、我が国一番の桜の名所の名前をいただき名付けられたのは、「染井吉野」という桜でした。
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八重桜に竜丸

本日の画像は、八重桜をくわえた竜の構図で、「八重桜に竜丸」です。
桓武天皇(781年-806年)は、平安京の遷都すると、紫宸殿の前に、右近に橘、左近に梅を植えさせました。
承和年間(840年頃)に、この梅が枯れると、桜に植え替えたと言われています。
桜は、植え替えられて環境が変わると、変異を起こしやすいと言われます。
桜はさかんに都に持ち込まれ、移植という自然発生的な品種改良により、八重桜が作られました。
平安京の貴族にとって、故郷(平城京)の華は、萩・梅ではなく、桜になりつつあったようです。
【万葉集の華は、萩142首・梅119首・桜は五番目の40首】
平安王朝の全盛期、桜の華は、王朝の華としての評価が、定着していったようです。

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