赤柴物語～悩みを抱えながら強く生きる

■黒柴ひなた、黒柴あおい、赤柴そら

自己紹介３、僕らは喧嘩もするけど仲良しさ

■父と３兄弟の歴史

父、犬を飼う～犬嫌いだった男が、柴犬３匹と暮らすに至った物語

赤柴には悩みがありました。

僕はいつもお腹がすいている
どうしてだろう
病気なんだろうか

赤柴は心配でたまりません。
どうしてかな？
いつも悩んでいました。

黒柴の長兄に聞いてみました。

どうして僕はお腹が減るの？
するとこう言いました。
「おまえはまだ子供なんだ」

僕は子供じゃないよ・・・
ちょっと不満に思いました。

黒柴の次兄にも聞いてみました。

どうして僕はお腹が減るの？
するとこう言いました。
「おまえは病気なんだ！」

えー！

やっぱりそうか！
赤柴はショックでした。

そんな赤柴に突然襲いかかったのは空腹でした。
病気だと言われたストレスから急に腹が減ったのです。

これが過食症か・・・

赤柴はどこで覚えたのかそんな言葉を思い浮かべていました。

だめだ。
このままでは死んでしまう。
ご飯を食べよう。

父ちゃん、ご飯！
お腹すいた！
早く、ご飯！

「いやいや、さっき食べたから」
「まだ５分もたってないから」

父ちゃんに言われて気づきました。
そうだ、さっきご飯をたべたんだ。
赤柴はショックでご飯を食べた記憶をなくしてしまっていたようです。

すべてを思い出した赤柴は我に返りこう続けます。

父ちゃん、ご飯！
もっとちょうだい！
僕、まだ子供なんだ！

父が更新
　いつでも腹が減っている赤柴なのです。今がちょうどいい体型ですよ。これ以上食べたら太るから。