■黒柴ひなた、黒柴あおい、赤柴そら

自己紹介2、みんな7歳

 

■父と3兄弟の歴史

父、犬を飼う~ 犬嫌いだった男が、柴犬3匹と暮らすに至った物語

 

 

 

 

3匹の犬が微妙な位置関係でおりました。

 

そのうち黒い1匹は向こうへ移動しました。
 

 

続いて茶色い小さな犬も前へ進もうとしました。
 

でも黒い大きな犬の前を通ってしまいます。
 

茶色い小さな犬は忘れていたのです。


「黒い大きな犬の前を通ってはいけないよ」
 

ある人から言われていた忠告を。

 


大きな犬は小さな犬をじっと見ていました。


何事もなく通り過ぎようとした時でした。
 

大きな犬が立ち上がりました。
 

「待て!なぜここを通るのだ!」
 

恐ろしい顔と声で呼び止めます。
 

 

小さな犬は恐怖で固まってしまいます。


大きな犬はさらに怖い顔で唸り声をあげて言います。
 

「なぜだ!!」
 

小さな犬はもう一歩も動けなくなってしまいました。
 

怖くて大きな犬を見ることも出来ません。
 

このままでは食べられてしまうかもしれません。
 

向こうにいるもう一匹の黒い犬が助けてくれないかと思いました。
 

 

その犬は見て見ぬふりをしているようでした。
 

茶色い小さな犬は思いました。
 

「僕も聞こえないふりをしよう」
 

思い切って前を向いて進みました。
 

するとどうしたことか大きな犬は怒りをおさめて見送ってくれたのです。
 

 

茶色い小さな犬は少し大人になったような気がしました。
 

そしてこう思いました。
 

「僕の勇気を試していたんだね」


父が更新
 違うと思います。

 

 

柴犬3兄弟ひなあおそら写真集

Kindle版いい感じでした。