認知の歪みへのアプローチ”HSPと認知の歪み、どこからが認知の歪み?” | 『もの想い』macoto

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以前もリブログさせて頂いた

うつ病の先輩noaさんの記事が

「HSPと認知の歪み」について

とてもわかりやすい解釈で

説明されていて参考になったので

今回もリブログさせて頂きました。

 

 

 

私はうつ病と診断されてから

かれこれ1年8ヶ月ほど経ちました。

 

うつ病と正式に診断されるずっと前から

「あ、うつなんじゃないかなぁ…」

と思うような状態は何度もありました。

 

大切な人を失ったり、

音楽活動のなかで自信を失ったり、

 

一生添い遂げる決意で自分の誕生日に結婚して

次の年の同じ日にたった1年で離婚をしたり、

その直後に椎間板ヘルニアで入院したり、

 

父の胆管がん発症、介護で実家に戻り、

正社員になったばかりの仕事を辞めたり、

介護の末、医療ミスが疑われる状況で

父の最後の訴えを気付かずに亡くしたり、

 

東日本大震災での衝撃的な光景、

その後に被災地を炎天下のなか何時間も歩き、

津波に飲み込まれた人の陰を感じ

目に見えないなにかを受け取ったりして、

毎年3月11日付近には不安定になりました。

 

 

 

そして、去年の3月11日に

仕事探しの相談に乗ってくれてた

支援員さんと話しているときに

涙がぼろぼろ溢れてきて泣き崩れ、

病院に行くことを勧められました。

 

それまで誰にも相談することもできず

抱え込んでいた鬱々とした気持ちを

その支援員さんに聴いてもらえたこと

 

その人も過去にうつ病を患っていて

私の気持ちに寄り添ってくれたこと

 

それが自分の状態に向き合うことの

大きなきっかけになりました。

 

 

 

最初は小さな町のメンタルクリニックで

うつ病の診断を受けました。

 

そこの先生から発達障害(ASD・アスペルガー症候群)の

可能性があると言われました。

 

成人の発達障害を診断できる大きな病院を探して、

初診の予約を取るだけで半年くらいかかりました。

 

その間に自分でも発達障害について調べたり、

HSPという言葉を知りました。

 

ネット上で発達障害やHSPのチェックリストを探して

自分に当てはめて確認してみました。

 

発達障害よりもHSPの方が多く当てはまり、

自分はHSPなんじゃないかと感じました。

 

 

 

やがて発達障害を診断できる大きな病院の予約が取れ、

WAISという知能検査を受けて発達障害ではありませんでした。

 

そこで先生にHSPのことを話したところ、

いまの医療としては診断できないけれど、

認知行動療法をするといいと勧められました。

 

そこで自分なりにネット検索して調べたり、

認知行動療法関係の本を読んだりして

ブログのなかでも取り入れています。

 

 

そんななかでうつ病の先輩でもあるnoaさんのブログを知り、

とても参考になるのでフォローさせて頂きました。

 

そんなnoaさんのブログ記事で、HSPと認知の歪みについて

noaさんなりの解釈が分かりやすくて納得だったので

こうしてリブログさせて頂きました。

 

 

 

以下、noaさんの記事の引用です🙇

 

 

・空気を読んでしまうのがHSPで

生まれ持った特性、

 

読んだ空気を歪んで捉えるのが

認知の歪み。

 

 

・不機嫌な相手の顔色が気になるのがHSPで

 

相手が不機嫌なのは私のせいだ、

どうにかしなきゃ、が認知の歪み。

 

 

・危機を早期に察知するのがHSPで

 

察知した危機を事実以上に

深刻に掘り下げてワナワナしてしまうのが認知の歪み。

 

 

・あの言い方は相手を傷つけたかな、って気になるのがHSPで

 

相手を傷つけてしまった、嫌われたに違いない、

どうしようぐるぐる、が認知の歪み。

 

 

「認知の歪み←気質➕環境」

 

 

引用ここまで🙇

 

 

 

 

 

noaさんは素人の勝手な解釈とおっしゃっていますが、

とても的を射た考え方だと私は思いました。

 

生まれ持ったHSP気質は変えられません。

環境については簡単には変えることが難しい場合もあります。

 

自分で一番変えやすいのが認知の歪みだと思います。

 

HSPの方がうつ病になりやすいと言われるのは

心にかかる負荷が他の人の何十倍にも感じやすいからで、

その大きな原因でもっとも変えやすいのが

『認知の歪み』なんじゃないでしょうか?

 

 

 

認知の歪みは繰り返す思考クセで強化されるそうです。

 

そしてその思考クセのグルグルから逃れるためにすることは、

不安や焦りなどのストレス自己増幅装置となる

不確定要素の妄想・推測・思い込みを減らすことです。

 

 

直接聞けることは会って素直に確認してみること。

会えないならビデオ通話・電話・メール・LINEなど

なんでもいいから相手の気持ちを聞いてみること。

 

不安や焦る場面では相手に確認をしてみることで

認知の歪みの暴走を止めて、「なんだそんなことか」と

マイナスな妄想や推測や思い込みを減らせます。

 

もちろんそのことが現実や事実だと判明することもあります。

それでもそれを知ることで自分がどうするかを決められます。

一時的には傷つくこともありますが、

認知の歪みによる自作自演の傷よりは心によいと思います。

 

私もまだ認知の歪みが色濃く出ることもあるので、

もし出てきたらすぐに気付けるように心掛けてます。

 

そんなことをあらためて感じさせて頂いた

noaさんにまた感謝です。ありがとうございます😌

 

 

 

 

 

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引用先:うつ病・摂食障害の経過【明るいポンコツ】noa様