人は話すことで発達して
伝えることで進化してきた
暴力から生まれる恐怖を
長い年月かけて伝えてきた
人として生まれてこれた私たち
他の生物にはない特別な能力
それが言葉のコミュニケーション
その能力を言葉の暴力として
人を傷つける手段として使う
そんな言葉のナイフに傷ついた
優しい人の心はズタズタになる
でも本当はあなたも優しい人
心の優しい人がズタボロになり
研がれたその心で
言葉のナイフを振りかざす
言葉のテロリズムも
あの9月11日のテロも
同じ暴力行為に変わりない
同類の命を奪うということ…
なんて哀しいことだろう…
なんて寂しいことだろう…
どっちが正しい
どっちが間違ってる
なんて問題は
どちら側の主観に立つかによって
変わるものだろうけれど
私の価値観・主観からすると
なにもかもが哀しい…
私はあなたを愛しています
私と同じ人間として
あなたを愛している人が
この世にいることを忘れないで…
人間として生まれ
人間として生きて
人間として死んでゆく
私たちは同じ人間です
たとえ生まれ変われたとしても
私は人間として死を受け入れたい
人それぞれに与えられた
短い時間を生きるために…
将来や死に捕われず
今という時間を精一杯
生きるために…
哀しみの日に…
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202009112309エッセイ『もの想い』
このエッセイは9.11のテロを
目の当たりにして感じた時の
ことを書いたものです。
それを19年経ったいまの私が
もう一度『もの想い』ました。
過去の記事と補足説明の記事も
合わせてお読み頂けると幸いです。
過去の『もの想い』作品もどうぞ↓
こちらは目次や注意事項です🙇
